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 『blog引越しのお知らせ』 - 2011/03/31(Thu)

『佐藤のつぶやき』は、
トオカマチ☆ウェッヴORADOKOに引越ししました。
パソコンとスマートフォンでご覧いただます。
携帯電話では見ることはできません。
すみません。
Googleなどの検索エンジンで、

『ORADOKO』

と検索してORADOKOトップページが表示されます。
画面上のバナー右端に『エフエムとおかまち』があります。
クリックしていただき『BLOG』のバナーが表示。
またクリックしてください。
いくつかのblogがあります。
『佐藤のつぶやき』もそこにあります。
新しい『佐藤のつぶやき』には、
写真も掲載しています。
ぜひご覧ください。


 『5年2ヶ月ありがとう』 - 2011/03/30(Wed)

今日の放送で、
基本的に毎週ラジオ番組で、
皆さんとお会いすることがなくなった佐藤です。

とは言え、
3週間に1度月曜日朝の
『モーニングインフォメーション』

を担当します。
とりあえずローテーションの都合で、
来週月曜日のモーニングインフォメーションを担当ですが、
それが終わると3週間に1度の登場です。
あっ!その前に土曜日朝に、
最後の20分間インタビューがあります。

まぁ、水曜日夜の『レッツゴー演歌』には、
毎週登場しますが、
皆さんからのメッセージは受け取れないのです。
あと、コーナーとして、
木曜日の『情報横丁 夕暮れでぃお』の中の
『はらぺこレスQ隊』は続きますので登場します。

とは言うものの、
毎週ラジオで何か話すことはなくなりました。
今まで5年2ヶ月間お聴きいただき、
ありがとうございました。
リスナーの皆さんには、
感謝感謝です。

番組を降りることは、
自分自身で決めたことなので、
やり残したことなく、
終われました。

とは言え、
4月半ばから5半ばまで、
1ヶ月間。留学する大出さんの代打で、
情報横丁夕暮れでぃお金曜日に、
期間限定で復帰しますので、
その時はよろしくお願いします。

では…。


 『災害に大きいも小さいもない』 - 2011/03/26(Sat)

昨日金曜日で東北地方太平洋沖地震から2週間。
今日土曜日で長野県北部地震から2週間。

今朝も震度2にしては、
ギツッとくる地震かありました。
僕の携帯電話には、
エフエムとおかまちが契約している気象会社から、
全国で地震が起こる度に、
詳細な震度速報が届きます。
まだまだ毎日全国で地震はありますが、
地震の数は先週に比べれば少なくなりました。
しかし、それでも震度5を超える地震もあります。
まだまだ災害は続いています。
併せて福島第1原発の問題も続いています。巨大地震、津波、そして原発。
三重災害です。
水の安全の問題。
そしてこれから起こると予想される。
食料不足の問題。
東北地方は日本有数の穀倉地帯です。
今回の東北地方の災害は、
これから米、野菜、
そして風評被害による魚類の供給にも、
大きな影響を及ぼすことが考えられます。

さて、僕は青島警部ではないですが、

『災害に大きいも小さいもない。』

と思っています。
目の前に困っている人、
苦しんでいる人がいる。
救いの手を差し伸べるのが当たり前でしょう。
目の前で苦しむ人さえ救えないで、
多くの人々を本当に救えるのでしょうか!?
基本的にこの質問は愚問かもしれません。
目の前で苦しむ人も、
遠で苦しむ多くの人々も、
両方に手を差し伸べる必要があります。
先日ある市民団体を取材に行きました。
ある人が言いました。
『今は十日町市の中でも松代、松之山を中心に大きな被害が出ている。まず松代、松之山の復旧を急ぐべき。』

その発言にある一人が言いました。

『そんな小さな災害に目を向けてどうする!!今東北地方は大災害に見舞われている!!小さな災害より、日本規模で起こっている大災害の支援を優先すべきだ!!』

はぁ!?
一瞬我耳を疑いました。
そしてその発言に憤りを感じました。
取材者ですから本来は、
発言せずに取材するべきなのですが、
思わず発言してしまいました。

『今の発言は、松代、松之山、津南町、栄村の災害は小さいから放っておけ。とも受け取れる発言でしたが、それがこの団体の真意ですか!?それが真意ならそう報道しますが、良いですか!?本当に長野県北部地震は小さい災害だと思っていますか!?激甚災害を受けた災害ですよ。皆さんは実際に松代、松之山の被災地を見ましたか!?被災者に会いましたか!?僕は被災地を取材で回りました。避難所には80歳を超えた高齢のおばあちゃんが家が全壊し、途方に暮れています。これが小さな災害ですか!?』

と問いただしました。
発言された方は、

『つい興奮して言葉が過ぎました。すみません。我々の団体の真意ではないです。』

と言ってくださいました。
しかし、こういう発言が出ることの下地が、
この市民団体だけでなく感じられるのは、
恐ろしいことだと感じました。

災害に大きいも小さいもない。
僕はそう思います。

では…。


 『9割引退宣言』 - 2011/03/23(Wed)

今日の放送で、
パーソナリティー引退宣言をした佐藤です。

これは昨年から決めていたことで、
本来であれば完全引退なのですが、
様々なエフエムとおかまち内の諸事情があり、
9割引退となりました。

なんだ!?その9割引退って??????
と、皆さん思うでしょう。
と言うのも・・・。
4月からは月曜日朝の「モーニング・インフォメーション」を、
今までの月曜日担当・佐藤、水曜日担当・井口、金曜日担当・竹内の男3人で、
ローテーションで放送していくことになったのです。
と言うのも、もし何かあった場合でも、
男性も放送を知っていれば、
いつでも放送に対応できるからです。
今回のような大規模災害が起こった時に、
放送課のアナウンサーだけではなく、
放送課以外の男性社員も放送体制にいつでも入れる。
いわゆる危機管理的意味からも、
完全に放送から離れることは適当ではない。
と言うことです。

なので、これからは3週間に一度、
朝の番組で皆さんとお会いします。
とは言え「レッツゴー演歌」の担当は続くので、
そこでもちょっとだけ曲紹介で声は出しますが、
皆さんからメッセージなどいただきながら、
トークをしていくことは極端に少なくなります。
なので、9割引退です。

そしてこれから佐藤は何をしていくのか!?
基本的な仕事である営業に専念することと、
取材記者の仕事にも力を入れていくことになります。
と言うのも、来年度は十日町記者クラブの幹事社となるので、
記者としても仕事が増えていくことになるのです。

と言う事で、来週3月30日水曜日午後4時30分〜夜7時までの「情報横丁 夕暮れでぃお」が、
足掛け13年間続いた、
佐藤広樹のパーソナリティー人生の当面の最後となります。
ぜひ、メッセージを沢山ください。

でも・・・実は4月〜5月の中の1ヶ月間だけ、
期間限定で復活するような流れもあるのですが・・・。
正式決定はまだなので、
発表できる時が来たらこのブログで発表します。
まぁ、その案自体が無くなることもありますのであしからず。

では・・・。


 『高齢者にこそ携帯電話を』 - 2011/03/21(Mon)

携帯電話は、
高齢者にこそ必要。
と思っている佐藤です。

実はお袋が携帯電話を、
初めて持ちました。
この3連休に妹が東京から戻りました。
長野県北部地震で被災した我が家の手伝いに、
東京から戻ってきたのです。
地震以来何処か緊張状態にあった我が家も、
妹の帰郷で、
雰囲気が和らぎました。
その妹が、

『何かあった時には、母と連絡がとれるから、母に携帯電話を持たせたい。』

と言い出しました。
そして日曜日に携帯電話を買い、
お袋が70歳を前に、
携帯電話を持ちました。
これで我が家では、
愛犬・鈴以外は皆携帯電話を持つこととなりました。
とりあえずお袋は、
妹から電話のかけかたと、
電話の受け方を習ったようです。
高齢なお袋がどこまで携帯電話を使いこなせるかわかりませんが、
本人はやる気満々なので、
いずれはメールやインターネットを、
使いこなせる日も来るでしょう。

高齢者にこそ情報が必要です。

では…。


 『映画と音楽の力』 - 2011/03/20(Sun)

先日、閉館直前10分前に、
津南町の竜神の湯を訪れ、
お願いして5入浴させてもらい。
5分間で入浴を済ませて、
あまりの早さにフロントの方に驚かれた佐藤です。

本来は入浴できる時間ではなかったのですが、
地震による避難所の取材で津南町にいて、
我が家が断水して風呂に入れなかったため、
近くにあった竜神の湯によりました。
閉館時間とは知らずに入ったのですが、
フロントの方にエフエムとおかまちの佐藤とは名乗らず、
被災者としてお願いしたところ、
快く入れていただきました。
しかしねご迷惑をおかけしたくなかったので、
シャワーを浴びて、30秒間湯船に浸かって出たのです。
脱衣所に入り、服を脱ぎ、シャワーを浴びて髪と身体を洗って、
30秒間湯船に浸かり、身体を拭いてドライヤーで髪を乾かし、
福を着て脱衣所を出るまで約5分間。
閉館の5分前にはフロントにいました。
フロントの方は

『こんなに早い人は初めて!!』

と驚いていました。
武士の情けで風呂に入れてくださったフロントの方には感謝です。

さて、11日(金)の東北地方太平洋沖地震。
翌12日(土)の長野県北部地震。
この2つの地震以来、僕自身音楽と映画を観る気がせず、
ずっと番組以外で音楽を聴いていませんでした。
先日知り合いから桑田佳祐さんのニューアルバム「MUSICMAN」をいただきました。
桑田さんやサザンは好きなのですが、
正直、KUWATABANDのアルバムを1枚と、
サザンの「真夏の果実」のシングル1枚を持っているだけでした。
今回、桑田さんのニューアルバムをいただき、
地震以来初めて車の中で聴きました。
やっぱり音楽・・・ROCKはいい。
地震以来自分でも知らず知らずに緊張していたようでした。
癌から復活した桑田さんの歌声が、
僕の緊張を解いてくれました。

そして夜は地震以来初めてDVDで映画を観ました。
これも音楽を扱った映画『BECK』です。
この映画は昨年映画館で観たのですが、
桑田さんの音楽を聴いて、
ROCKBANDの映画が観たくなり改めて観ました。
映画を観ている間は一時地震の事を忘れて、
心が穏やかになりました。

音楽や映画、演劇、様々なエンターテイメント。
そして僕のいるラジオも、
被災したり、災害復旧で疲れた心に、
栄養を届けられるのかもしれません。

音楽と映画の力を借りて、
僕も心の栄養補給ができました。
頑張って1人でも多くの人達の心の栄養になれるような放送をします。

では・・・。


 『避難所』 - 2011/03/18(Fri)

十日町市内、津南町も、
長野県北部地震の被災者用の避難所があります。
毎日少しづつ避難所生活者も減っているようですが、
それでもまだ数十人が避難所を利用しているのです。
今日3月18日現在ある避難所全部を取材してきました。
避難所と一口で言っても様々です。
24時間被災者がいる避難所。
夜のみ開設される避難所。
被災者地震が調理をして避難所で3食食事をしいる避難所。
3食の食事は自宅で済ませて、
夜余震が怖いので集まって眠る避難所。
4世代1家族だけが避難している避難所。
避難されている被災者の事情も様々です。
家が全壊や半壊、一部損壊していて帰れない人。
家は大丈夫だが、1人暮らしや2人暮らしの高齢者の為避難している人。
家族で避難している人。
家族と別れて避難している人。

被災者の不安や困っている事も様々です。
やはり一番多いのが断水。
これは避難し入る人ばかりでなく、
避難せずに被災している人達からも一番多い困りごとです。
そして未来への不安。
自宅の再建、移転の可能性、地域から人がいなくなる不安、生活不安、余震の不安。

100人いたら、100通りの不安や困りごとがあります。

ぜひ、十日町市、津南町の地元の人々の力を、
地元の被災者へ送りましょう!!
秋山郷も今落石で道が断たれ孤立していまする
隣接する栄村も本当に大変な状態のようです。
そして東北や関東も大変です。

みんなで力を合わせて、
この困難を乗り越えましょう。

明日19日朝8時からの
モーニング・インフォメーション・サタデーの中で、
被災者の声を放送します。
ぜひ、お聴きください。

では・・・。



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