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 『婚カツ』

2009/05/16(Sat)

今日も4時間の生放送が終わりました。
今日も沢山のメッセージをいただき、
ありがとうございました。
やっと1人体制での放送に慣れてきて、
4時間をスタッフ無しで番組をやっていく自信がついてきました。

そして、今日は地味なコーナー「ストーリーオアシス」に反応がありました。
こう言う、地味なコーナーに反応があることは、
とても嬉しいです。
ただ、ストーリーオアシスは、
ショートストーリーを毎週書いて放送しているので、
"ポエム"ではありません(笑)
あくまでも、現実的かつ、超短編小説的な物語です。


さて、明日はいよいよ高野アナの結婚式。
高野さん、おめでとうございます。

てなことで、
今日は"婚カツ"について話したいと思います。
最近就職活動を"就カツ"と言い。
結婚活動を"婚カツ"と言います。
これは「婚カツ」と言うテレビドラマもあるくらいですから、
皆さんご存知でしょう。
様々な事情で結婚が遅れている人。
あるいは結婚できないでいる人。
「絶対結婚しない!」と決めている人以外は、
"婚カツ"をしている人も多いのではないでしょうか?
ぼくの周りにには具体的な婚カツをしている人はいませんから、
どのような事を婚カツと呼ぶのか、
僕には定かではありませんが、
きっと真剣に結婚相手を探している人を、
"婚カツをしている人"と言うのだと思っています。
結婚をしたい人には、
本当に素敵な人が現れてほしいです。

で、僕はと言うと・・・。
もうすぐ43歳になりますが、今だ独身です。
"婚カツ"はまったくしていません。
カノジョもいないので、
結婚の予定はまったくないのです。

別に結婚しないつもりも・・・。
結婚を否定しているわけでも・・・。
宗教的に結婚できないわけでも・・・。
女性が嫌いなわけでも・・・。
本当は人間ではなく、宇宙人だったりも・・・。
しません・・・(笑)

本当に"縁"がないのです。
僕は宗教的に何かを信じているわけではありませんが、
"縁"と言うものは信じています。
人と人は黙っていても"縁のある人"とは出逢うでしょうし、
どんなに努力をしても"縁の無いのない人"とは、
たとえ出逢ったとしても、
深くは関わらないでしょう。
そして"縁"には"良縁"もあれば"悪縁"もあります。
結婚とはまさに"良縁に恵まれる"ものだと思いますから、
この"縁"は本当に大切なのだと思います。

と言って、縁を理由に結婚から逃げているわけではないのです。
まぁ、もっと簡単に言えばモテないのですね(笑)

『結婚しないうちは一人前じゃない。』

と言うような言われ方もしますから、
そう言うご意見からすると、
僕は一人前ではないのかもしれません。
でも、世の中には、
他人とちょっと違う生き方をする人もいます。
そう言う、他人とはちょっと違った生き方をする人も、
認められる社会であってほしいです。

僕自身は独りを幸せとは思っていませんが、
不幸だとも思っていません。
静かに縁を待とうと思っています。
だって、もう43年近く静かに縁を待ってきたのですから、
もう何年待とうと、
あまり変わり無いのですから・・・。

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!


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ストーリーオアシス 第7回 2009年5月16日放送

『海』

作・朗読 佐藤広樹

たまたま仕事で通った海岸通り・・・。
車のフロントガラスの向こうに青い海が見えた。
記憶がすうーと、3年前に戻っていく。
彼女の海を見つめる横顔が甦る。
車が、あのレストランの横を通る。
海岸沿いの国道にそのレストランはあった・・・。
でも、看板が外されて、
シャッターが閉まっていた。
彼女と通ったレストラン。
白い壁、海の見える大きなガラス窓・・・。
今はもう、誰もいない・・・。
次の仕事へは時間もあり、
そのレストランの横を抜け、
海岸へ行ってみる。
最初に彼女に出会ったのもこの海岸で、
最後に別れたのもこの海岸だった。
2人で海を見つめた日々・・・。
記憶が鮮明に甦り、
胸が痛くなる。
青い空と、青い海の境界線を白いヨットがゆっくりと横切っている。
彼女は今、どうしているんだろう?
幸せであってほしい。
彼女との想い出は、
今も、この海のようにキラキラ輝いている。


※物語のテーマ「海」と「ヨット」は、ラジオネーム・津南町のカミカミさんからいただきました。





佐藤広樹



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