『龍馬伝最終回』 |
2010/12/01(Wed) NHK大河ドラマ龍馬伝が最終回を迎えました。 謎の龍馬暗殺は、 見廻り組の設定でした。 最後の最後が定説に沿った内容なので、 ちょっと残念でしたが、 最後の最後、 岩崎弥太郎の映像にやられました(笑) 最終回を観た人だけが、 この話題についていけますね。 しかし、この『龍馬伝』は、 大河ドラマの最高傑作だと思います。 リアルを追求した映像は、 映画に引けをとりません。 何より脚本は素晴らしいものでした。 全編通してテーマが崩れず、 一定の緊張感が持続していました。 これは当たり前のようですが、 1年間と言う長丁場ではかなり難しいことです。 たった2時間の映画ですら、 あれだけテーマを崩さず、 緊張感を維持し続けるのは至難の技。 カット割も驚くばかりでした。 幕末は、参勤交代などが長年続いていたことから、 各藩でも、いわゆる江戸言葉(今で言う標準語)を、 各藩同士で話す時は使っていたようで、 龍馬伝で描かれたような、 薩摩弁と土佐弁で話すことはなかったようです。 しかし、龍馬伝では、 各藩の立場を明確に表現するため、 あえて方言を使ったとのこと。 これも良かった。 逆に戦国時代は、 方言で話していたはずで、 昨年の天地人などは、 上杉家の者同士でさえ、 方言を使っていませんでした。 これは残念なところです。 龍馬伝。そしてゲゲゲの女房と、 今年はNHKのドラマに、 本当に楽しませてもらいました。 数年ぶりで、 次回のドラマの放送を、 ドキドキワクワクしながら待つ楽しみを、 味わいました。 NHKさんありがとう。 では…。 佐藤広樹
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