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 『虹を潜ろう』

2010/12/17(Fri)

ライバル水嶋ヒロさん(笑)著、
話題の小説『KAGEROU』を読んでみたくて、
いろんな書店を回りましたが無く。
諦めって入ったセブンイレブンで、
本の棚に4冊置いてあるのを発見!
あれだけ探して無かった『KAGEROU』を、
あっさりセブンイレブンで購入できた佐藤です。

『KAGEROU』は、明日ゆっくり読みたいと思います。

さて、アナタは虹を追いかけました。
いや、正確には、
虹の下を潜ろうとしました。

『いいオッサンが、なにファンタジーなこと言っちゃてんだ』

と思うでしょ。
でも、本当に挑戦したんですよ。
実は今日、新潟市に仕事で行くことになり、
車で高速道路を走っていました。
十日町市では晴れていた空も、
新潟市に近づくにつれ、
冬独特の鉛色の空になってきました。
雨もポツポツ当たってきたのです。
ふと左側を見ると、
虹が出ていました。
その虹がだんだんシッカリしたブリッジになってきたのです。
右側を見ると、
右側にも虹の柱ができてきて、
真上でつながって、
完全にアーチになりました。
大きな虹が高速道路を完全にまたぐ形になったのです。
虹に向かって真っ直ぐ延びる高速道路。
こんなチャンスは一生に一度。
虹の下を潜れるかもしれないチャンスです。
高速道路を真っ直ぐ走ります。
しかし、走れど、走れど虹には近づかない。
近づくどころか、
距離は一向に縮まらない。
チラッと横を見ると、
虹の柱の根元は、
車のスピードと同じスピードで、
前に進んでいるんです。
子供の頃、
月夜に道を歩くと、
月が自分について来るように感じたことはないですか?
あれと同じです。
つまり永遠に虹の橋の下は潜れないのです。
この虹との追いかけっこは、
高速道路を降りるまで続きました。

本気で虹を追いかけた、
44歳のオッサンの物語でした。

水嶋ヒロさんとは、
天と地…いや、ダイヤモンドと砂粒ほどの違いです。

では…。


佐藤広樹



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