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 『背広の声とTシャツの声』 - 2009/04/02(Thu)

新年度となり、
様々なスポンサーから、
スポンサーの再契約をいただきました。
ありがとうございましたm(_ _)m
僕が担当するいくつかのスポンサーは、
予算組みの関係もあり、
新年度の4月1日に契約書をいただけるのです。
新年度の予算組みは、
毎年10月後半くらいから始まります。
つまり、僕の今年度予算獲得の為の営業活動も、
昨年10月後半から始まったわけです。
まずは挨拶に行き、
そこで担当者の方々と話し、
予算の動向をつかみ、
次は企画書と見積書、仕様書を作ってうかがい、折衝をします。
お客様の希望を入れつつ、
こちらの希望も入れて、
お互いが納得できるラインを探していきます。
そんな交渉を年末前に何度か行い、
正月明けから本格交渉をして…。
やっと昨日4月1日に契約できたのです。
毎年4月1日は、
僕にとって半年近く営業活動をしてきた苦労の報われる日なのです。

さて、新年度となり、
代打で火曜日の朝の番組、
正式なレギュラーで水曜日の朝の番組と、
土曜日と水曜日夜の以外に担当番組が増えました。
これにより、
僕の出勤時の荷物が増えたのです。
何が増えたかと言うと…。

”背広”

です。
なぜ背広を持って行くことになっているのか…。
これには理由があります。
番組はいかにリラックスして喋れるかが勝負。
開局当時、朝の番組を担当していた時は、
営業の仕事もあり、
背広でマイクの前に座っていました。
すると、声は真面目な営業マンの声になっていました。
それは、年に何回か代打で担当する朝の番組で、
背広のまま喋れると同じでした。
なので、番組では、
佐藤スタイルのTシャツとGパンで放送することにしています。
そこで、背広は手荷物となったのです。

”背広の声とTシャツの声”

は、全然違うのです。

これは本当です。

今日は放送の無い日です。
営業マン佐藤は、
営業頑張ります!

では…。


 『ラジオアシスはいよいよ明日朝放送!!』 - 2009/04/03(Fri)

いよいよ明日朝8時、
土曜日朝の新番組『ラジオアシス』がスタートします。
この2週間準備を進めてきたので、

『やっと明日か!』

と言う想いです。

スタンド・バイ・ユーから引き継ぐコーナーもあれば、
新しいコーナーもあります。

引き継ぐコーナーは「風景スケッチ」「ラヴ&キートス」「ウイーク10ダー」など・・・。

新しいコーナーは「ストーリーオアシス」「トークオアシス」「旅オアシス」「シネマオアシス」

8:43頃放送の「ストーリーオアシス」は、
僕が毎週短いショートストーリーを書いて、
朗読劇として放送していきます。
ちょっと胸にジーンとくる物語を毎週書くのでお楽しみに!

10:00放送の「トークオアシス」は、
できるだけ毎回ゲストをお呼びしてトーク・インタビューをしていきます。
第1回目のゲストは、十日町サッカー協会高橋会長です。

10:43頃放送の「旅オアシス」は、
毎回ラジオで想像の旅をしてもらおうと言うもの。
今回は"札幌"をご案内します。

11:30頃放送の「シネマオアシス」では、
十日町市本町5丁目を中心に今日から撮影が始まった、
大地の芸術祭出品作品・映画「しゃったぁーず・4」の制作記者会見。
池内万作さんや、ちはるさんの声も流れます!
畑中大輔監督や毛利明光プロデューサーのインタビューあり、
ついでにエキストラとして映画に出演する情報もありますよ!!

そして忘れちゃいけない!
スタンド・バイ・ユーとはちょっと違ったオープニング。

このオープニングを含め、
新しいコーナーでは、
ラジオの前のアナタに、
画像の無いラジオで、
想像と言う画像を楽しんでもらおう!!と言うコンセプトで楽しんでいただきます。

僕がDJなので、
スタンド・バイ・ユーと似たところもあると思いますが、
ちっょと違う、土曜日の朝をお楽しみください!!
しかも!!
明日からは4時間の生放送!!
朝8時〜正午までは、

新番組『ラジオアシス』をお聴きください!!

メッセージテーマは相変わらずフリーテーマですが、
面白く、笑わせてくれたメッセージには、
『幸せのコイン』『夢の扉開ける鍵』以外の、
新しいプレゼント(音)を差し上げます!!

では、明日朝8時にお会いしましょう!!

あっ!!
番組準備をしていたら、
もうすぐ夜9時じゃないか!!
番組開始まで12時間切ってしまった!!
早く家に帰って寝ようっと・・・。





 『飛翔体』 - 2009/04/05(Sun)

昨日は、新番組『ラジオアシス』を、
お聴きいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m
ラジオアシスは少しづつ進化させて、
面白い番組にしていきます。

さて、今日昼前に、
北朝鮮から飛翔体が発射されました。
エフエムとおかまちでは、
十日町市と協議し、
新潟県や十日町市に被害の恐れがある場合に、
飛翔体発射や、
着弾を放送する事としていました。
十日町市役所には、
関係する部署の職員さんが、
休日返上で、昨日土曜日と、今日日曜日に、
市役所に詰めていました。
昨日は、北朝鮮が予告した午前11時〜午後4時まで、
僕も緊張感の中、
エフエムとおかまちに詰めていました。
テレビが二度発射を伝え、
その後誤報と発表しました。
エフエムとおかまちでは、
十日町市の発表を待っていましたが、
発表がエフエムとおかまちに届く前に、
誤報が報じられたので、
昨日は間違った情報を放送する事はありませんでした。
実は、ラジオアシス放送中に発射された時の対応を、
かなり考えていました。
新潟県や十日町市に、
何らかの被害が予想されたり、
被害が出た場合には、
番組を中断しても、
情報を放送せねば…と…。

そして今日、
北朝鮮からの飛翔体は発射されました。
今日僕はお休みでしたが、
自宅待機をし、
昼前に発射されたテレビの報道を受け、
エフエムとおかまちに詰めているスタッフや、
市役所、放送局長代行と連絡を取り合い、
エフエムとおかまちに向かいました。
結果、新潟県及び、十日町市と近隣市町村に被害が予想されない為、
十日町市と協議し、
放送を取り止めました。
それから3時間ほど、エフエムとおかまちに詰めていました。

いずれにしても、
早く本当の平和が来て、
こんな騒動が起こらない世界を、
これから僕らが創らなくてはなりません。

では…。


 『満10スマイル』 - 2009/04/07(Tue)

昨日はお休みでしたが、
結局のところ取材があり、
午後からは仕事ととなりました。
この仕事をしていると、
こういう事は日常茶飯事なのです。
とは言え、休日に仕事はちょっと悔しいので、
仕事に行く事を楽しくしようと、
バイクを引っ張り出して、
ちょっと遠回りしながら、
ツーリング気分を味わった佐藤です。

晴れていてもまだまだ風は冷たいですが、
防寒対策をバッチリ決めれば、
楽しくバイクに乗れます。

さて、
春から朝の番組

『満10スマイル』

を担当しるようになりましたが、
まだちょっと戸惑っています。
今までは土曜日(休日)の朝だけだったので、
平日の朝、仕事に向かう皆さんがお聴きになる事が多い。
仕事に向かう皆さんに、
元気な気持ちになってもらいたい。
朝のレギュラーの高野さんや富田さんの声が定番の朝に、
僕みたいなオッサンが何をどうしたら、
皆さんを元気にできる放送ができるのか?
まぁ、僕自身、
エフエムとおかまちに入らず、
他の仕事をしていて、
まったくラジオで喋る事の無い生活をしていたら、
朝はやっぱり、高野さんや富田さん。
早見さんの声が聴きたいと思うもの(笑)

と言うことで、
試行錯誤を繰り返しながら、
佐藤の満10スマイルは、
今日も始まるのです。
なので、マジで皆さんからのメッセージが頼りです。
佐藤の満10スマイルにも、
メッセージくださいねm(_ _)m


 『二回目』 - 2009/04/10(Fri)

明日は、ラジオアシス二回目の放送です。
今まで土曜日はメッセージテーマを設けていませんでしたが、
今回から実験的にサブテーマを設けてみました。
なぜサブテーマかと言うと、
ラジオアシスは基本的にはフリーテーマだし、
あくまでもメッセージテーマは、
実験的だからです。
これも、ラジオアシス進化の過程です。
ぜひ、メッセージくださいねm(_ _)m

佐藤は今週も、
様々な壁や山や障害を乗り越えて、
土曜日の朝、
マイクの前に座ります。

今回のサブテーマは、

『春からはじめる事』

では…。


 ストーリーオアシス - 2009/04/11(Sat)

今日は、ラジオアシスで新しく始まったコーナー

『ストーリーオアシス』

の二週間分(2回放送)の原稿を掲載します。
このコーナーの前進は、
開局当時、満10スマイルの中で、
高野アナが放送していた朗読劇のコーナーがありました。
確か、高野アナが

『毎朝、素敵な物語をリスナーに届けたい』

と企画して始まったコーナーでした。
当時、僕はペンネームで書いていました。
こう言った文章は、
5分〜10分程度で書くことができるので、
高野アナの企画コーナー実現のために、
毎週書くことになったのだと思います。

さて、とても地味なコーナーですが、
とりあえず毎週、新作でおおくりしますので、
おつきあいください。

雑文ですが、ご容赦ください。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★



ストーリーオアシス1回目 
2009年4月4日放送 

「四月の朝」

作・朗読 佐藤広樹


朝、いつもと変わらない穏やかな朝。
レースの白いカーテンは、
春の柔らかな朝の光を、
ゆらゆらゆらしながら、
この部屋に入れている。
キッチンでは妻が朝食の準備をし、
私の足元ではミニチュアダックスフンドのリリが
黒く、小さくまるまって眠っている。
私は新聞を読みながら、
妻の料理を待っている。

朝、いつもと変わらない穏やかな朝。
いつもと違うのは・・・。
昨日までは今頃寝ぼけて起きてくる娘が、
もう出かけてしまったことだ。
私の会社にも、
今日新入社員が入ってくるが、
娘も今日から社会人。
紺色のスーツに身を包み、
今朝は早起きをして会社に出かけた。

あの子が生まれた22年前・・・。
私はまだ独立して会社を作ったばかりで、
毎日毎日、必死で働いていた。
だから、保育園も小学校も中学校も、
イベント事はすべて妻が行っていた。
娘には、淋しい思いばかりさせていた。

そんなあの子も、
今日から社会人となった・・・。

朝、いつもと変わらない穏やかな朝・・・。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ストーリーオアシス2回目 
2009年4月11日放送 

「春の街」

作・朗読 佐藤広樹


白い壁の病室。
窓からは、
四月の青に染められた空が見える。
春の風が、まだ蕾の桜の木を、
揺らすのが見える。
聞こえるのは、
鶯の鳴き声と、
カエルの鳴き声。
厳しい冬を越えて、
この街は、生命力がみなぎる季節を迎えた。
私は、冬の始めに倒れ、
この病室に来た。
辛い手術や治療に耐えてきた。
ずっと病室の白い壁と、
窓から見える白い雪を見てきた。
でも、今窓から見える風景は、
色鮮やかで、
生命力に満ちている。
私もこの街の春のように、
力強く優しく生きていきたい。
と、思う。
空の青、桜の蕾、鶯の鳴き声、カエルの鳴き声。
私も病気に打ち勝ち、
この街の春の仲間入りをしたいと思う。
頑張ろう…。頑張って生きよう…。
この病室の窓から見える、
生命力あふれる春の街のように…。



 『名前』 - 2009/04/12(Sun)

妹が地デジ対応の37型液晶テレビを、
我が家に買ってくれました。
ありがたい事です。
綺麗な画像が映り、
かなりデカイので、
まだデカさに慣れませんが、
これで映画を観たら、
きっと素晴らしいでしょう。

さて、名前とは大切なものだと僕思います。
宮崎駿監督の名作

『千と千尋の神隠し』

は、名前を奪われる事から始まります。
それくらい名前は大切なものなのです。

僕達ラジオで喋る者にとって、
リスナーの皆さんのラジオネームは、
本名以上に親しみのある名前です。
ラジオネームには個性があり、
とても面白いです。
僕達、ラジオパーソナリティーの中では、
リスナーの皆さんのラジオネームは、
大切なお名前です。

昔、こんな事がありました。
知人がインターネットのブログのコメントに、
こんな書き込みがあったそうです。

『誰しも同じく忙しいし、大変なんだから、忙しいとか大変とか言わないでください』

この書き込みには、
何処にも名前は無かったそうです。
知人はとてもショックを受け、
ブログを閉鎖してしまいました。
僕は知人に、

『名前さえ名乗らない人の意見に、説得力はないよ。気にしないほうが良いよ』

と言いましたが、
数年経った今でも、
ブログは閉鎖されたままです。

それに本当に忙しい事や、
辛い事、苦しい事は、
誰しも一緒でしょうか?

『皆が一緒なのだら、弱音を吐くな』

と言うのは、かなり乱暴な意見だと思うのです。
その人の本当の忙しさや、
辛さ、苦しさ、悲しみ、怒り、喜び、楽しさ、感激…。
などは、その人しかわからず、
人それぞれに違うものです。
それが個性であり、

『皆が一緒なのだら、言うな』

と言うのは、
他人の個性を認めない意見なのだと思います。
個性を認めない…。
これは、イジメの根本と同じ理屈なのだと思います。
しかも、名前さえ名乗らない書き込み…。

弱音を吐いたり、
愚痴を言ったり、
喜びや楽しさを人に伝えたり、
だから人間らしいのだと思うのです。
僕は弱音を吐きます。
愚痴も言います。
僕は人間だからです。
自分を弱いと認め、
自分を完璧ではないと知っているからこそ、
なんとか這い上がろうとできるのではないでしょうか?
名前を名乗らず、
他人に意見しても、
説得力はないと思うのですが…。
名前を名乗らずに書き込む人が、
自分で弱音を吐かない強い人とは到底思えない。

それと、弱音を吐いてはいけない。
愚痴を言ってはいけない。
これは、日本人の美徳とされてきましたし、
武士道にも通じる、美しい日本人の特徴とも言えることです。
ですが、誰にでも武士道が合うけではありません。
ストレスが溜まっても弱音を吐けない。
疲れが溜まっても「疲れた」と言えず、
ギリギリまで頑張ってしまう。
イジメられても誰にも相談できない。
結果、精神的に辛くなったり、
最悪の場合は自殺にまで至ってしまう。
僕はこの弱音を吐かないというのは、
自分の強さ(と思い込んでいるもの)を、
他人に押し付けているだけだとも思うのです。
なぜ、こんなことが言えるのかと言うと、
実際僕も昔はこんな考えだったからです。
僕は他人に「辛いのは皆一緒だから、弱音は吐くな」
といえるほど、立派な人間ではないし、
強い人間でもないです。

『辛いのは皆一緒だから、弱音は吐くな』

と言う人は、
本当に自分はこの言葉を使うだけの人間なのかどうかを、
よく考えて、そしてキチンと名前を名乗ってから言ってくださいね。

僕は弱い人間ですが、
このブログはいつも本名で書いています。

では・・・。



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