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 『風景スケッチのコーナー』

2007/11/07(Wed)

今日、突然鼻血の出た佐藤です。
コンビニを出て車に乗ったところ、
タラッと出てきてビックリしました。
会社に帰ってその話をしたら、
富田アナに

『エッチな事を考えたからですよ。』

と言われました。
コンビニで何をエッチな想像ができますか(--;)

さて、このところスタンド・バイ・ユーのコナーの中で、
一番反響をいただくのが『風景スケッチ』のコーナーです。
これには驚きです。
この『風景スケッチ』のコーナーは、
普段営業マンである僕が、
営業の仕事で十日町市内外へ日々出かけるので、
その行き先で気に入った風景を、
5分〜8分くらいで情景描写する。と言うコーナーなのです。
台本も編集もリハーサルも無い一発録音のコーナー。
とにかく目に見える風景を言葉にしていくのです。
このコーナーはある意味、僕の挑戦のコーナーです。
映像の無いラジオで言葉だけで、
聴いている皆さんに風景を頭の中に描いてもらおうと言うのです。
この"情景描写"がちゃんとできるようになれば、
それはアナウンスとして一流です。

正直、地味なコーナーなので、
こんなに反響があるとは思いませんでした。
一応目標は作家の立松和平さんの情景描写です。
昔、久米宏さんのニュース・ステーションで、
世界中を旅しては、その風景を情景描写している姿を覚えている人もいると思います。

もともとこの『風景スケッチ』のコーナーは、
視覚障害を持つリスナーさんから、

『私達視覚障害を持つ者にとって、エフエムとおかまちは、大切な情報源です。』

と言う内容のメールをいただいたり、
時を同じくして、スタジオを訪ねてくださった、
やはり視覚障害を持つあるリスナーの女性からも、
同じようなお話しを聞いたのがキッカケで始めたコーナーなのです。

『視覚障害を持つ人達にも、十日町の風景を見てもらいたい。』

そんな想いで毎週収録しています。

そして、う1つの理由は、
スタンド・バイ・ユーでは、僕が営業の仕事をしているので、
なかなか外に取材にいけないのです。
その為、外の音が少なくなる・・・。
でも、人を対象に取材をしようとすると、
相手のスケジュールに合わせての取材となり、
営業の仕事ができなくなるのです。
そこで考えたのが、自分で収録できる時間に、
短時間で収録でき、しかも編集しないで済むコーナー。
この条件に合う企画は自分1人で喋る情景描写の『風景スケッチ』だったのです。
これなら、相手のスケジュールに合わせなくても・・・。
(そもそも取材相手もいないでできる。)

正直、この『風景スケッチ』を実際にやるかどうか・・・。
随分悩みました・・・。
と言うのも、さっきも書きましたが、
情景描写を5分〜8分1人でやるのは、
本当に喋り手としての力量がいるのです。
自分にその力量があるのか・・・。
そして、5分も途切れず喋り続けられるのか・・・。
そんな不安もあったのですか、
とりあえず挑戦してみました。
まだまだ、情景描写は出来ていませんが、
"喋り手佐藤広樹"を鍛える場と思って頑張っています。
これから、雪が降ると何処に言っても真っ白な風景を
どうやって情景描写していくかは、
これからの課題です。

『風景スケッチ』は、
毎週土曜日のスタンド・バイ・ユーの中で
午前8時23分頃の放送です。
ぜひ、お聴きください。
今週は、南魚沼市のトミオカホワイト美術館前から、
八海山を風景スケッチします。


佐藤広樹



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