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 『美しいはずの日本人』

2007/11/15(Thu)

パンパカパァ〜ン!!!!!!
祝!!!!!
"佐藤広樹のつぶやき"アクセス数一万件突破!!!!!!!!
おー!!!!!いちまんけん!!!!!!!
延べ一万人の方がこのオッサンのブログを読んでくださった。
本当にありがとうごさいますm(_ _)m
↑上のカウンターを見てらえるとわかるのですが、
146日分のブログを書き、一万件を超えました。
今朝の時点で、146日/10,050件でしたから、
1ブログ平均69アクセスがあった計算になります。
本当にありがたいことです。
これからも、放送共々ヨロシクお願いいたしす。
合わせて、このブログに対する感想などありましたら、
佐藤まで送ってください。

さて、昨日の新潟日報を見て大阪の堺市の病院が入院費の滞納を理由に、
全盲の患者を公園に放置した事件・・・。
僕も数年前まで老人ホームで仕事をしていて、
全盲のお年寄りをお世話させていただいたことがあります。
視覚に障害のある方は、一般社会では本当に生活が大変な部分があります。
もちろん、視覚に障害があっても頑張っている人もいますが、
やはり今の社会は健常者を中心に考えた都市づくりや、
システムづくりが続いています。
そんな中で視覚に障害がある方が生活しているのです。
支えあい、助け合うはずの社会。
これが真っ当な社会のあり方だと思うのですが・・・。

しかも、放置したのが医療機関・・・。
信じられないの一言です。
確かに病院もボランティア施設ではありませんから、
キチンと医療費を受け取っていかなければなりません。
しかし、入院費未払いが185万円まで膨らむまでに、
何か手立てはなかったのでしょうか?
二年前に生活保護を打ち切った行政にも責任があります。
こうなる前に、病院も行政も手立てを尽くしたのでしょうか?
やれることはあったはずです。
行政は改革と言う旗さえ振れば、
困窮している市民の経費を削減できると思っているのではないでしょうか?
他にもっともっと経費削減できる部分があるのではないでしょうか?
今回の事件は、

『貧乏人は、病気になっても入院するな!』

と言っているのと同じです。

いつからこんな風になってしまったのでしょう?
日本には"粋"とか"情け"とかがあったはずです。
昔の日本人はこの"粋"や"情け"を大切にしてきました。
カッコイイ日本人の姿です。
中越地震や中越沖地震の時は、
助け合い、見返りを求めない優しさが満ち溢れていました。
それがどうでしょう?
今回の事件は、日本人の質を落としめたことを、
世界に示してしまったのだと思います。

かつて、黒船や列強の諸外国が日本に来た幕末・・・。
諸外国の人々は、礼儀正しく、粗末でも家のまわりに花を植える日本人を、

『とても美しい民族』

と評し、日本を征服することを止めたと聞いたことがあります。

諸外国から『美しい民族』と言われた日本人の姿・・・。

こんな心無い人ばかりではないです。
それを信じていたいと思います。




佐藤広樹



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