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 『日大芸術学部キャンパス』 - 2010/01/18(Mon)

只今、埼玉県の西武新宿線
航空公園駅のホームにいる佐藤です。

と書いてる間に西武新宿線が来ました。
このブログを書いている今は午後6時ちょうど。
電車の中は大学生でいっぱいです。
なぜ今日埼玉県に来たのか?と言うと、
大地の芸術祭で人気の、
星峠集落の”脱皮する家”や”コロッケハウス”を作った、
日大芸術学部美術学科彫刻コースの卒業制作展が、
日大芸術学部のキャンパスで開かれているからです。
鞍掛准教授はじめ日大芸術学部彫刻コースの皆さんとは、
ここ数年交流があり、
卒業すると、
なかなか会うことのできない学生もいるかもしれないので、
来てみました。
本当は昨日来て一泊する予定でしたが、
昨日は自宅の屋根積もった、
2メートルの雪下ろしを1日していたので、
今日日帰りでやって来ました。

十日町市は今雪が沢山積もっていますが、
東京や埼玉は雪もなく暖かく、
まるで春のようです。

日大芸術学部キャンパスのあるあたりは、
静かな住宅街で、
畑なんかもあり、
なんだか新潟県内の何処かの街みたいです。
キャンパスは広い敷地内に、
2〜3階建の鉄筋建物が何棟かあり、
卒業制作の作品は、
敷地内や建物の中に沢山ありました。
鞍掛准教授や学生が集まってくれて、
大学内を案内してもらいました。
彫刻コースのアトリエは、
大学と言うより、
何処かの町工場みたいでした。
みたい…と言うより、
完全に町工場です。
皆作業着で作業をしています。
巨大な鉄の塊を溶接する人。
大理石をノミと金槌で削る人。
皆、油や塗料で汚れた作業着で、
真剣に作品を作っています。
2月には関東の芸術系大学5校による、
合同の作品展も六本木であるようで、
その準備も急ピッチで進んでいるようです。
皆が何かに向かってエネルギッシュに動いているので、
大学の中には、
凄いエネルギーとパワーが溢れていました。
なんだかこっちまで元気をもらいました。

鞍掛准教授をはじめ、
学生の皆さん、
ありがとうございました。

電車は新宿に向かって走っています…が…。
なんでこの電車はこんなに寒いんだ。
今は上石神井駅で、
新宿にはまだまだだけど寒いなぁ。

とりあえず、
新宿についたら何か温かいモノを食べて、
新幹線で新潟に戻ろっと!

では…。

〜追伸〜
門前仲町で昼飯おごってくれた友達の後藤。旨いステーキご馳走さま。


 『死を考えることは、生きることを考えること』 - 2010/01/23(Sat)

今日の放送をお聴きいただいた皆さん、
ありがとうございました。

今日はラジオアシス放送中に、
あるリスナーさんからメッセージをいただきました。
内容は親戚の娘さんが32歳という若さで亡くなったことを悲しむものでした。
このメッセージを放送した後で、
別のリスナーさんからも、
その亡くなられた32歳の女性を赤ちゃんの頃から知っていて、
放送を聴いて、やはり死を悼むメッセージが届きました。

僕はその亡くなられた女性にお会いしたことはないと思うのですが、
とても哀しい気持になりました。
僕と同じ気持になったリスナーさんもいたようで、
会ったこともない女性の死を悼むメッセージが、
他のリスナーさんからも寄せられました。

世界の誰が死んでも哀しいことですが、
32歳という若さで亡くなった女性の無念さや、
やっとここまで育ててきたご両親やご家族の気持を思うと、
やりきれない気持になります。

そして、心からご冥福を祈り、
ご家族の心が哀しみから少しでも開放されることを祈るばかりです。

亡くなられた女性は、
病気の原因が判らなかったとのことらしく、
ご両親のご判断で、
その後、病気の原因究明の為、
病院での研究がされると、
いただいたメッセージに書かれていました。

『一番の供養は、故人を忘れないことだ。』

と言う話を聞いたことがあります。
この32歳の女性を知っておられる人達は、
彼女のことを忘れないでいたくださいね。

僕は・・・。

『人がこの世に生まれてくるのには、必ず理由と役目がある。』

と思っています。
だから人は生まれてくるのです。
亡くなられた女性はきっと、
何かの役目を果たし旅立っていったのです。
彼女がどんな人で、
何を成しえたのか・・・。
お会いしたことのない僕には判りませんが、
必ず何かを残し、
そして役目を果たしたのではないでしょうか。
少なくとも、彼女の病気の原因が究明されれば、
次に同じ病気になった人は助かるはずです。

そして、。今日はあらためて"死"について考えました。
僕は20歳までに4人の仲間を失っています。
正確には、4人の仲間が死にました。
1人は白血病・・・。
1人は癌・・・。
2人は自殺・・・。
仲間の死に直面するたびに、
どうして"死"という厳しい現実があるのか・・・。
と思いました。

しかし・・・。
"死"があるからこそ・・・。
命には限界があるからこそ・・・。
今を必死で生きなければならない。とも思います。
時間には限りがある・・・。
だからこそ、生きている間に何かを成さねばならない。

僕にできることは・・・。
ラジオを通じて、
聴いてくだる皆さんに、
ほんの少し元気をお渡しすることです。
そしてそれこそが、
ラジオパーソナリティーと言う仕事をしている意味だと思っています。

僕は宗教的思想はまったく持っていません・・・。
まったく持っていないからこそ、
ちゃんと"死"について考えていかなければならないと思っています。
自分の未来に確実に存在する"死"
だからこそ、僕は生きたいと思う。
生きている間にやれることを考えて、
行動したいと思う。

若くして死んでいった仲間の分まで、
世界を見たいと思う。
そして、いつか年老いて死んだ時に・・・。
先に逝ったあいつらに、
僕が見てきた世界を話してやりたい。

仲間が次々と死んでしまった僕にとって、
あいつらの分まで必死で生きなきゃいけないと思っています。

そして、生きている間は、
ずっと走りつづけたい。

このラジオアシスだって、
いつかは最終回がやってくる。
僕がマイクの前を去る日もいつか必ずやってくる。
別れはいつか必ずやってくるものなです。
だから僕は、走れる間は走り続けたいのです。

今日、ラジオ聴いてくださった皆さん。
このブログを読んでくださった皆さん。
ありがとうございます。

そして、お会いしたことはないですが・・・。
32歳で亡くなられた女性のご冥福をお祈りいたします。

では・・・。


 『今日は、こんな休日でした』 - 2010/01/25(Mon)

念願のキムチ鍋を、
生まれ初めて食べた佐藤です。
とても美味しかった。

さて、大ヒット中の映画『BANDAGE』バンテイジを観てきました。
元々バンテイジはラジオドラマで、
エフエムとおかまちも受賞した、
ギャラクシー賞の最高賞を受賞した作品です。
(エフエムとおかまちは、第3位の選賞でした。)
詳しくは、
今週のラジオアシスの映画紹介コーナーの、
シネマオアシスで話します。

さてさて、
今年の目標の一つ。

『小説を書く。』

を実現できそうです。
小説のストーリーが、
頭の中でかたまりつつあります。
8月末締切の某有名出版社の懸賞に応募してみます。
腕試しです。

さてさてさて、
時々、このブログの感想をいただきます。
今日も感想をいただきました。
ありがたいことです。

今日は、こんな休日でした。

では…。


 『伝えたいこと』 - 2010/01/27(Wed)

僕がマイクの前で話し…。
ブログを書き…。
芝居を創り…。
小説を書こうとする理由は…。

それは伝えたいことがあるからです。

伝えたいことがある…。

それは、ラジオのDJとして、
11年となる今でも、
変わることがありません。
とにかく伝えたいことが…。
話したいことが、
次から次に出てきます。
あらゆる手段を使って、
皆さんに伝えたい。
この想いは、
話せば話すほど強くなります。
だから僕は、
自分の番組で、
基本的にリハーサルをしません。
ゲストとも基本的には打ち合わせをしません。
(ゲストが望む場合は別ですが・・・。)
インタビューに行く時も、
基本的には質問を用意していきません。
インタビューさせていただく相手にお会いして、
ほんの数分のご挨拶や、
雑談の中で、

『この人が一番話したいことは何だろう?』

と考えます。

それは、リハーサルや打ち合わせ、
質問を用意することで、
伝えたいことが、
段取りになってしまうからです。
段取りとなった番組ほど、
ツマラナいモノはないからです。
一番面白いのは、
一番最初に感じたものなのです。
リハーサルや打ち合わせは、
一番最初に感じた面白さを、
弱めてしまいます。
僕が伝えたいのは、
僕が一番最初に感じた感動なのです。

そして、最初に感じた感動は、
間違いなく面白い。

僕はこれからもあらゆる手段を使って、
話し続けます。

皆さんに伝えつづけます。

では…。


 『自分嫌い。それでも僕は生きていく』 - 2010/01/28(Thu)

1月も終わり、
いよいよ雪祭りシーズンに突入します。
1年で一番忙しいシーズンがやってくる、 エフエムとおかまちです。
で、その中で右往左往する佐藤です。

さて、

『自分のことが好きか?』

と聞かれたら、
僕は、

『大嫌い』

と言わざるをえません。
とにかくコンプレックスだらけ…。

と言うより、
若い頃は、自分自身を憎んでさえうました。
歳をとり…。
最近は少しだけ自分を許せるようになりましたが、
それでも好きとは言い難いです。
でも、そんな僕だからこそ、
話せることがあるのではないか…。
そんな僕だからこそ、
伝えられることがあるのではないか…。
と思っています。

子供の頃に受けたイジメや、
様々な環境が、
僕の自分嫌いを生んだのかもしれません。
でも、いくら自分が嫌いでも、
僕は僕として生きていかねばなりません。
どうやったったて、
僕が僕から抜けだし他人にはなれないのです。
だったら僕自身の欠点も受け入れて生きる。
もっと言うなら、
欠点を活かしながら生きていく方法を考えていく。
長所と短所は紙一重。
裏を返せば、
長所は短所にもなり、
短所も長所と変わる。
欠点や短所を、
活かせるように工夫して生きる。

とにかく生きる。
親からもらった命。
どんなに自分が嫌いでも、
命は真っ当しなければ、
御先祖様に申し訳ない。

顔が悪くても…。
頭が薄くなっても…。
性格が悪くても…。
女性にモテなくても…。
人に嫌われても…。
スタイルが悪くても…。
それでもたった一つの命。
どんなに孤独を感じたとしても…。
僕は生きていきます。

では…。


 『仕事』 - 2010/01/29(Fri)

今日、何気なく空色のフリースを着て、
その上にエフエムとおかまちのイエローのジャンパーを着て、
その上に空色のジャンパーを着て事務所に帰ってきた佐藤です。

スタッフのネッツ(根津しのぶ)に、

『頭のイタイオジサンみたいだ。』

と笑われました(笑)

確かにこりゃイタイ(笑)

会社のジャンパーを着て取材や、
営業に歩きまわり、
車を降りたら寒かったので、
車の座席にあった空色ジャンパーを上に羽織ったのがいけなかった。

さて、やっぱり仕事が上手くいった日は気分がいいものです。
きっと帰ってから飲むビールの味も、
いつもとは違う上手さでしよう。

以前勤めていた老人保健施設(老人ホーム)に、
布袋寅泰似の事務長がいました。
カレは言葉はキツイし態度もデカイのだけど、
とても人間味の溢れる魅力的な人でした。
その事務長にこんなことを言われました。

『いいか、佐藤。仕事のストレスは仕事で発散しろ。ストレスが溜まったからって言って、酒飲んで騒いでも、カラオケ歌いまくっても、一時はストレスを忘れるかもしれないが、結局仕事に戻ればストレスがまたやってくる。本当にストレスを解消したかったら、仕事をキチンとして晴らせ。』

要するに、

『根本的な問題を解決せずに、他の方法でごまかしても、実際には何も解決されていない。』

と言うことなのです。

本当にその通りだと思います。

誤解のないように書いておきますが、
酒を呑んで騒ぐとか、
カラオケで歌うとか、
趣味に没頭することで、
ストレス解消になることを否定しているわけじゃないのです。
そういうことも絶対に必要です。

でも、布袋寅泰似の事務長の言うことも、
一理あるとも想いました。

今日はこのところ懸案となっていすた営業の仕事が、
ほぼ全て上手くいきました。
久しぶりに開放された気分なのです。
まぁ、自己満足なのですが、
それでも仕事が上手くいくのは嬉しいものです。

明日のラジオアシスは張り切って放送します。

では、家に帰ってビール飲もぉーっと!!




 『ラジオパーソナリィーの資格』 - 2010/01/30(Sat)

今日は天候も安定していた為、
リスナーの皆さんもゆっくりとラジオアシスを聴いていただけたようで、
メッセージも沢山いただき、
スタジオの前にもリスナーさんが集まってくれました。
やっぱり、こうなるとパーソナリティーもノッてきます。
今日は普段以上に楽しく放送ができた佐藤です。

さて、今日の午後、
アネゴこと、佐々木亜貴子アナウンサーが、
お客様との番組打ち合わせでスタジオにやってきました。
佐々木アナは基本的に土日がお休みなのです。
お客様は僕にとっても知り合いでしたから、
途中から僕も加わりました。
打ち合わせも終わり、
お客様がお帰りになってから、
なんとなく佐々木アナと、
これからの番組作りについて話していました。
そして、佐々木アナが言いました。

『なんだかんだ言っても、開局からのメンバーは強いよね。』

佐々木アナの言う”強い”とは、

『右も左もわからずに開局し、その中で試行錯誤を繰り返しながら鍛えられた。』

と言う意味です。

確かに、この4年間毎日が勉強でした。
そんな中で様々な壁を皆で乗り越えてきましたから、
最近は大抵の事では誰も動じません。

そして、佐々木アナと話していたのは、

『ラジオパーソナリティーとしての資格』

についてでした。

別にラジオパーソナリティーやラジオDJ。
アナウンサーになるのに、
国家資格があるわけではないのです。
ラジオパーソナリティーやラジオDJ。
アナウンサーになるには、
ラジオ局にアナウンサーとして採用してもらうか、
タレントになってラジオの仕事をすればよいのです。
コミュニティーFM局などは、
市民に対してボランティアパーソナリティーを募集しているところも多いですから、
やってみたい人は、
ボランティアとして参加することもできます。

僕と佐々木アナが話す

"ラジオパーソナリティーの資格"

とは、
正確に言うと、

"プロとしてラジオマイクの前で話すことのできる人"

と言うことなのです。

『伝えたいことが無くなったら、マイクの前に座るべきではない。』

これが、僕と佐々木アナの考えるプロとしてのラジオパーソナリティー像です。

皆さんに伝えたい情報や想いがある。
そんな熱い想いが無くなった時・・・。
そんな想いも無く惰性で話しつづけた時・・・。
そうなったら潔くマイクの前から去るべきなのだと想うのです。

佐々木アナの言う開局メンバーは、
中越地震の時のラジオから流れる情報に救われて、
ラジオ局で働きたいと強く願って集まってきたのです。

最後に佐々木アナと、

『開局の頃の想いや志を忘れないようにしないといけないね。』

と、話して別れました。

僕達は、これからも伝え続けます。

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!




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