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 『映画・BECK』 - 2010/09/17(Fri)

すっかり秋らしくなりましたね。
いつもの年なら

『あぁ、もう夏が終わってしまった…』

と、夏が終わってしまうことを残念に思うのですが、
今年は…。

『やっと夏が終わってくれた〜』

と、夏が終わったことに感謝している佐藤です。

さて、先週土曜日に、
長岡で映画『BECK』を観て来ました。
監督は『21世紀少年』シリーズの堤幸彦監督。
主演は『ルーキーズ』で注目され、大河ドラマ『龍馬伝』で岡田以蔵役で、
役者としても力をつけてきた佐藤健。
映画『ドロップ』や様々な映画ドラマで主演が続く水嶋ヒロ。
映画『クローズ0』『ルーキーズ』『龍馬伝』にも出演する、怪優・桐谷健太
(変幻自在に様々な役を個性的に演じ、なにか怪しい雰囲気をかもし出せる実力派俳優を怪優と呼びます。)NHK朝の連ドラ『ゲゲゲの女房』の漫画家水木しげる役で、
国民的俳優となった向井理。
ジュノンボーイで映画『恋空』の中村蒼。
主演グループの紅一点は映画『半分の月がのぼる』のヒロイン忽那汐里。

若手実力派人気俳優が揃った青春バンドムービーです。
原作はハロルド作石の人気コミック『BECK』

面白かったです。
単純に面白かった。
まぁ、賛否両論あるようですが、
僕としては満足です。

その賛否両論の原因は主演のコユキ役の佐藤健さんの歌声がまったく入っていないこと・・・。
原作のBECKでは、コユキは凄い声の持ち主で、
コユキが歌い出すと誰もが心を奪われる歌声・・・。
それが映画だと、音楽だけ流れてコユキの声は入っていない。
そこが漫画のBECKファンには期待ハズレの感があるようでした。

しかぁ〜し!!
堤幸彦監督作品を観てきた僕には、
堤監督の巧みな戦略が隠されていると感じます。
それは・・・。
堤監督はとてもお金儲けが上手な監督です。
映画界のヒットメーカー。
そこわ商業主義と批判する人もいますが、
ヒットして稼ぐ映画があるから、
芸術に特化した素晴らしい映画にも、
映画会社が投資できるのです。
映画には商業的に成功するものと、
商業的にヒットこそしなくても、
作品として素晴らしい映画が必要なのです。
堤監督は商業的なヒットを連発し、
ある意味映画界を引っ張っています。
僕は商業的にヒットする娯楽映画も、
芸術性の高い映画も、
どちらも大好きです。

堤監督の戦略とは、
それは続編のヒットにあると思います。
今回の映画『BECK』は、
続編を作るとは言われていません。
たぶん、それはヒットしたら続編を考えると言う、
映画会社の考えでしょう。
だって、今回映画化されたのは、
原作のコミックの前半3分の1程度なのです。
映画のシリーズ化は、
この1作目に掛かっていたのでしょう。
でも、堤監督の中では、
ヒットの自信があったはずです。
しかし、シリーズ物の弱点は、
シリーズが進むにつれ、
観客動員が下がること。
まして、原作がある作品は、
ストーリーを多くの人が知っているたげに、
なかなか動員を伸ばすのは辛い。
そこで堤監督は考えたに違いありません。

『コユキの歌声は最後の最後に聴かせる。』

今回の映画『BECK』で歌声を聴かせないことで多くの観客が、
コユキの歌声を聴きたくなる。
これでシリーズ化の弱点を補って、
観客動員は右肩上がりとなる。

これはあくまで僕の想像ですが、
堤幸彦監督なら考え付くことだと思います。
この大ヒットを受けて、
配給映画会社ではきっとシリーズ化を決めることでしよう。

新潟日報さんの映画評には、
公開日にこのコユキの歌声が聴けないことへの不満が書かれていましたが、
僕の深読みと、
新潟日報さんの映画評。
今後、どちらが当たるでしょうか!?

お楽しみに!!

映画『BECK』
単純に壮快な青春映画です。
見るとHAPPYに気持になりますよ。

しかし、桐谷健太君は良い!!
カレのラップも勢いだけだけど、
その勢いだけがまたカッコイイ!!

千葉役の桐谷健太君に注目して
ぜひ、観て下さい。

では・・・。




 『ネッツの里帰り』 - 2010/09/22(Wed)

一昨日の月曜日に、
3月で退社したネッツこと根津しのぶが、

『ただいまぁ〜!』

と言って、
笑顔でエフエムとおかまちの事務所に入って来ました。

『お前は今何してるんだ?』

と聞いたところ、

『六本木の会社に勤めて、お台場のイベントを終わらせて、こっちに来た。』

と答えたので、

『田舎モンが、六本木とか、お台場とか言ってんじゃねぇーぞ(笑)』

と言って撃沈してやりました(笑)

その後昼飯の弁当を食べる前に、
俺が様々な薬を飲んでいると、

『サトラー、ジジイみたいだ(笑)』

と笑われて、
今度は僕が撃沈しました。
相変わらず口の減らないネッツでした。
そしてネッツは、
早見さんと大出さんとともに、
ランチを食べに街に出かけて行きました。
表情も明るく、
東京での仕事もプライベートも、
充実しているようでした。
久しぶりに顔を見て、
安心しました。

頑張れネッツ。

では…。


 『マイクよりカメラ!?』 - 2010/09/23(Thu)

エフエムとおかまちのオリジナル番組
『デジタル教師〜気ままにニューメディア』
が大好きな佐藤です。

『デジタル教師〜気ままにニューメディア』
の魅力は、
気楽に近未来を想像させてくれるところです。
ちょっと小難しいデジタルの話を、
ウチのメディア事業部の井口、松山、野上の3人が、
ものすごくユルゥ〜イ・トークで、
わかりやすく、しかも笑いも入れながらやってくれるところがとても良いです。
まだ聴いたことの無い方は、
土曜日の午前11時から放送。
日曜日の夜9時から再放送なので、
ぜひ、お聴きください。

さて、デジタルと言えば、
僕は最近デジタル機器のお陰で、
仕事がはかどるようになっています。
中でも毎日お世話になっているのは、
ICレコーダーとデジタルカメラです。
ICレコーダーはいわゆるマイクで、
レポートや取材など大活躍です。
そして最近日々持ち歩き仕事を助けてくれるのが、
一眼レフのデジタルカメラです。
僕が使っているは、

『NikonのCOOLPIX P100と』

言う5万円くらいのカメラです。
一眼レフと言っても、
レンズは取替えがきかないのです。
固定されたズームレンズなのです。
カメラ好きの方から見たら、
大したカメラではないのですが、
これが取材となると力を発揮します。
光学ズームが26倍なのですが、
その上にデジタルズームが数倍あり、
どんなに遠い被写体でもキャッチできます。
レンズの取替えいらずで、
ここぞ!と言う瞬間に撮影できるのは、
野外イベントの取材などには強力な武器となるのです。

なぜ、ラジオパーソナリティーである僕が、
デジタルカメラで取材しているかと言うと、
トオカマチ☆ウェッブORADOKOのトップページに、
日々記事を書く為なのです。
最近では、僕の取材と言うと、
マイクよりカメラを多用しています。
ラジオ局の取材と言うより、
ほとんど新聞記者の取材ですね。
首から『エフエムとおかまち』と言うラジオ局の腕章をぶら下げているのに、
持っているのはデジタルカメラ。
きっと不思議に思う人も多いと思いますが、
これにはそんな理由があるのです。

トオカマチ☆ウェッブORADOKOのトップページの記事は、
僕だけではなく、他の局員も書いています。
ぜひ、トオカマチ☆ウェッブORADOKOのトップページにも、ご注目ください。

さぁ、今日もデジタルカメラを持って街にでかけますよぉ〜。

では・・・。


 『新潟県人会大交流祭』 - 2010/09/27(Mon)

もうすぐ10月。
衣替えでネクタイをしなければいけないのが、
とっても苦痛な佐藤です。

マジでネクタイとか背広とか嫌いなんですが、
これから半年間は我慢しなければなりません。

さて、一昨日と昨日の
25日土曜日と26日日曜日に、
朱鷺メッセ(新潟市中央区)で東京新潟県人会100周年記念イベント
『東京新潟県人会大交流祭』
が行なわれ、4万4千人が来場しました。
僕も取材でお邪魔してきました。
まず駐車場に車を入れるのが大変で、
何処の駐車場も満車状態。
しかし、何度か同じ敷地内にある万代島ビルに行ったことがあり、
駐車場の位置は把握していたので、
ちょっと遠くの駐車場に置くことができました。
僕が行ったのは日曜日午後2時頃。
沢山の人がいました。
大きな朱鷺メッセも、人で溢れていました。
まず入口を入ると県内各市町村のブースが通路に並び、
様々な情報を発信していました。
もちろん、十日町市、津南町のブースもあります。
十日町市のブースで、
東京十日町会事務局長の根津さんを紹介していただきました。
この根津さんがとても良い人で、
2時間も僕の取材に付き合っていただき、
十日町出身者の各会
(東京十日町会、東京松代会、東京水沢会、東京奴奈川会など・・・。)
の会長、副会長さんを、
広い会場で次から次に探し出し、
紹介していただきました。
おかげさまで、本当に良いインタビューが沢山録音できました。
根津さん、本当にありがとうございました。
十日町出身の皆さんと話していると、

『本当に故郷を愛しているんだなぁ。』

と実感します。
故郷の話をする時、全員がまったく同じように瞳が輝き、
少年のようなキラキラした瞳になるのです。
そして、表情が優しくなります。

『故郷は、遠くにありて、想うもの』

この言葉の意味を実感しました。

そして、今回のイベント「東京新潟県人会大交流祭」にかかった費用は約1億円。
すべて、東京新潟県人会の皆さんが負担したそうです。
ある方は、

『故郷、新潟県の人達に喜んでほしくて、あれもやりたい。これもやりたい。とやっていたら、1億円もの費用となった。でも、これだけの故郷の人達に喜んでいただけたら、安いものです。』

と、嬉しそうに話していたのが印象的でした。
それだけ、故郷に対する想いが深いのですね・・・。

取材を終えて帰ろうとイベントホールからエスカレーターに乗り、
通路に上がると、各市町村のブースでひときわ人だかりのできているブースがありました。
あまりの人の多さに通路を通ることもままならない状態。

『何処街のブースだ?』

と思ったら・・・。
なんと!!十日町市のブースでした。

何をしていたかと言うと、
「絵本と木の実の美術館」スタッフで曲芸師の天野耕太さんが、
テーブルのに丸い菅を乗せて、
その上に板を載せ、
そしてとの上に立ってバランスをとる芸をしていました。
しかも、天野さんの肩には、
会場に遊びに来ている子供が肩車をしてもらっています。
取り囲んだお客さんは100人以上。
割れんばかりの拍手喝采!!
凄い秘密兵器を十日町市観光協会さんは用意していました。
芸が終わっても、子供達が天野さんと写真を撮りたがって次々にやってきます。

ちなみに天野耕太さんのパフォーマンスは、
10月23日「絵本と木の実の美術館」(十日町市鉢)でも行われます。
[問い合わせ先・絵本と木の実の美術館(025-752-0066)]
終わってから天野さんに声をかけると、
本当に素敵な青年でした。

と、新潟県LOVE、十日町市LOVEを沢山感じた取材でした。

この十日町市出身者のインタビューは、
土曜日朝8時からのモーニングインフォメーションSATURDAYの中で、
たっぷり放送します。
お楽しみに・・・。

では・・・。



 『領土問題』 - 2010/09/29(Wed)

中国との関係が、
悪化していることに目を奪われ、
本質を見逃している気がしている。
そんなことを感じている佐藤です。

自国の領土を守れない国は、
国として存在できない。
尖閣諸島は日本の領土。
これは歴史が証明している。
何処の歴史的文献に『尖閣諸島は中国の領土』と書いてあるだろう?
あったら見せてもらいたい。
中国が尖閣諸島が、
自国の領土と言い始めたのは、
尖閣諸島に地下資源があることがわかってからだ。

さっき”目を奪われいる”と書いたのは、
したたかなロシアの存在だ。
尖閣諸島問題の最中、
中国北東部を、
メドベージェフ大統領が訪問。
中国とともに、

『歴史認識の歪曲は許さない。』

と宣言し、
返す刀でソ連、ロシアの指導者としては初めて、
北方領土を訪問すると発表している。
北方領土も日本の領土だ。
この中国のやり方と、
ロシアのやり方を許したなら、
いつ中国やロシアが、

『日本列島は私達の領土だ。』

と言ったらどうする!?

領土は”言ったもん勝ち”で決まるのではない。

今回の中国漁船による海上保安庁の巡視艇体当たり事件。
の問題に関しては、
政府は判で押したように、

『検察が判断したこと』

と言い、全て検察責任を負わせているようどす。
確かにこれは検察が法律で解決すべき問題だが、
逆に言えば、
検察が国際問題に踏み込んで判断すべきことだろうか!?
もちろん裏では政府や外務省が動いたのだろうが、
政府は『検察が判断したこと』などと言わずに、
毅然とした態度を示してほしい。
今回の問題は、
尖閣諸島だけでなく、
北方領土、そして韓国との検案、竹島。

自国の領土を守ることは、
自国民を守るだけでなく、
世界中の国境問題を抱える国に対しての責任も果たすことになる。

拉致された自国民を救えず…。
沖縄を米軍基地から解放できず…。
日本領土さえ守れない…。
としたら…。
問題の本質は根深い…。

では…。



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