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 若者に聴いてもらうには・・・。 - 2007/07/03(Tue)

日曜日は塩沢の今泉ドッグパークに行き、
ウチの愛犬・鈴(すず)と共に、多くの犬に触れ合って、
リフレッシュして来た佐藤です。
魚沼の雄大な山々に囲まれて、
犬と触れ合えるのは、何よりのストレス解消です。

さて、僕達が高校生の頃は、
テレビも深夜0時を過ぎると放送していませんでしたし、
パソコンも携帯電話もありませんでした。
かろうじて、家庭にテレビゲームが入り始めたり、
(テレビゲームと言っても、白黒映像で画面上の四角の映像を動かし、テニスゲームをする程度のものでした。)
レンタルビデオ屋さんが、出始めたりした頃でしたので、
夜の楽しみと言えば、
オールナイトニッポンやヤングタウン、セイヤングなどのラジオの深夜放送でした。
次の日学校で仲間と話すには、
そういった人気の深夜放送を聴いていないと、
会話に入っていけなかったほどでした。

しかし、今はなかなか中・高校生がラジオを聴いてくれないません。
これについては、携帯電話はパソコン、ゲーム、テレビのせいにするつもりは、僕はありません。
もっともっと若い人達が聴いてくれる工夫が、
ラジオには足りないのだと思います。
なんとか若者に聴いてもらえる番組を作りたい。
それが僕の課題だと思っています。
これから夏休みがやってきます。
放送時間の問題で、普段聴いてもらえない中・高校生の人達に、
聴いてもらえる条件が整います。
スタンド・バイ・ユーは、夏休みに入る今月下旬までに、
中・高校生に聴いてもらえる何かを始めたいと思っています。
とは言え、何かをプレゼントするとか、
経費のかかることは難しいですし、
プレゼントと言うのもどうも安易な気もします。
若者に聴いてもらう番組創り・・・。
やはり、同世代の若者が番組に登場してくれれば・・・。
開局当時スタンド・バイ・ユーには『キャンパスライフ』と言うコーナーがありました。
これは高校生にレギュラーで出演してもらい、
最終的には自分達で15分番組(コーナー)を作って
もらおう!と言う企画でした。
しかし、当時なかなかそう言う高校生が現れず、
番組改編でコーナー自体が無くなってしまいました。
夏休み中、スタンド・バイ・ユーに、
レギュラーで出演してみたい高校生はいませんかねぇ?
友達同士何人かだととても良いのですが・・・。
(とは言えボランティアですけど・・・。)
そんな人がいたら、
エフエムとおかまち佐藤までご連絡ください。


 泉田裕彦新潟県知事と・・・。 - 2007/07/04(Wed)

初めて一日二回の佐藤のつぶやきを書きます。
二回続けてはかけないので、明日の分のスペースを使っています。
(なので7月3日分も合わせてお読みください。)
やっと一日の仕事が終わり、
今オフィスで1人このブログを書いています。
なぜこの日記を書こうかと思ったかと言うと、理由があります。
それは、7月7日のスタンド・バイ・ユーを聴いてほしいからです。

7月7日のスタンド・バイ・ユーは盛り沢山の内容だからです。
内容は以下の通り・・・。

■スタンド・バイ・ユー
・7月7日(土) P.佐藤広樹
メッセージテーマはフリーテーマです。
☆午前8時15分頃・泉田裕彦新潟県知事に佐藤が突撃インタビュー!
☆新コーナー「キキトク環境ばなし」午前8時43分頃放送!
 環境についてのお話しは、新登場の高橋さん登場!
(キキトクお天気ばなし・池田さんは毎月最終土曜日)
☆午前9時頃・十日町消防団松代方面隊第3分団県大会出場チーム再放送!
☆午前10時頃・演歌歌手・山口瑠美さん生出演!
☆come on ミュージックは番組出演者多数によりお休み。
☆はらぺこレスQ隊は登坂さんの担当です。

と言う事で、トップページのメッセージテーマの欄が、
やたら長くなってしまいましたm(__)m
でも、今週だけの事なので、
ウェッブマスターのTさん、許してねm(__)mm(__)mm(__)m

さて、いろいろな人が登場する今週のスタンド・バイ・ユーの中で、
今週は番組初めに泉田裕彦新潟県知事が登場します。
実は今日泉田知事はある会合に出席する為、十日町市を訪れていました。
その会合を取材すべく、
佐藤は夕方からマイクを持って取材活動をしていのです。
できればなんとかして泉田知事のインタビューが録りたい!!
しかし、アポイントメントもなく泉田知事のインタビューが本当に録れるのか!!
そんな思いのまま、その会合の記者席につきました。
泉田知事の姿はまだなく、
「どうしたものか・・・。」
と思案していたらトイレに行きたくなりました。
最近は暑さで水ばかり飲むのでトイレが近く、
ネッツこと根津リポーターには”ハル○○ア”(商品名なので一部モザイクをかけました。)
と言われております。

そして、トイレに入りようをたしていると、
1つ隣のトイレに立つ人影が目の端に入ってきました。
何処かで見たことのあるその人影・・・・・。
横を見るのも失礼なので、
そのまま姿勢で考えると・・・。
「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!泉田知事だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
そう思った瞬間、泉田知事は手を洗って、
トイレを出ていかれるところでした。
僕は思わず!!

「知事!!知事!!」

と言っていました。
泉田知事はトイレの入り口で、変なオッサンに呼ばれたのにも関わらず、
ニッコリ微笑んで振り返られ、

「なんですか?」

とおっしゃいました。

「こんなところですみません。エフエムとおかまちの佐藤と申します。会合が終わってからインタビューを録らせてはいただけませんでしょうか?」

「いいですよ。」

そう言って、僕の差し出す名刺を受け取り、
知事の名刺を出してくださいました。

その会合での知事の講和はいつもより熱の入ったものとなりました。
僕がテレビで見る泉田知事の印象は優しげな、
物静かな印象でしたが、
実際の泉田知事は情熱的で頭の回転が恐ろしく速く、
とても理論的な戦略家でもありました。

そして・・・。
会合の合間の休憩時間に、
泉田知事の秘書の方に正式にインタビューを申込ました。
秘書の方曰く

「正直予定よりスケジュールが押していて、もうすでに次の会場に行く時間になっている。あまり長いインタビューは無理ですけれど、知事本人がOKしているなら、帰り際でもインタビューは可能だと思います。」

との事・・・。

知事はとても忙く、
首長さんでも前もってのアポが必要なほど時間の取れない人・・・。
それを飛び込みでインタビューとは・・・。

知事が会合の後の宴席に出席されて、しばらく待つことに・・・。
宴席会場のロビーで1人知事の出を待っていると、
番組中にほとんど緊張したことのない僕が緊張してきました。

「さぁ、冷静になってインタビューの内容を考えよう。」

と思ったその時、知事がお帰りになると言うアナウンスが宴席会場から聞こえてきました。
「あっ!次のスケジュールが押しているっては本当だったんだ。」
宴席に入ってすぐの知事のお帰り。
会場から知事と秘書の方が出てきました。
秘書の方が僕を手招きしてくれています。
そして知事と一緒のエレベーターで1階に降り、
そこで3分間だけ時間をいただき、
単独インタビュー。
泉田知事はやはり笑顔で、熱くインタビューに答えてくださいました。

その佐藤の泉田知事突撃インタビューの模様は、
今週7月7日のスタンド・バイ・ユ−朝8時15頃に3分間程度放送します。
お楽しみに!!

泉田知事、そして関係者のみなさん。
本当にありがとうございました。









 ドキュメンタリー番組 - 2007/07/05(Thu)

今日は早番で、
富田アナの満10スマイルをサポートしている佐藤です。
この後、富田アナの運転手として、
秋山郷に取材に行ってきます。
秋山郷に限らず、運転の厳しい場所に取材に行く場合は、
男性社員が運転をする事となっているのです。
特に、山に1人で取材に入って事故にでもあったら、
場所によっては、連絡の取れない可能性もあるからです。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、
僕、佐藤広樹は、基本的にエフエムとおかまちの営業マンです。
営業マンが土曜日だけ、ラジオのパーソナリティーに変身しているのです。
なので、平日は営業活動がメインの仕事となります。
スタンド・バイ・ユーが他の番組と比べて、
取材物が少ない(ほとんど無い)のはそのためです。
普段は取材に行く時間はありません。
いろいろな企業や商店、団体をまわって、
CMスポンサーになっていただけるように、
お願いをしてまわっています。
(佐藤が営業に行ったら、CMスポンサーになってくださいねm(__)m)

とは言え、時々取材に行きます。
例えばギャラクシー賞をいただいた「心に太陽を」(池谷地区)。
昨年夏の大地の芸術祭のイベント「世界の太鼓フェスティバル」
昨年から今年3月まで放送したネイチャースクール「牧之と歩く今昔」の一部取材。と構成台本書き。
そして、今年の松代の陣・のっとれ!松代城「ほっこり3人娘の挑戦」
など・・・。

ドキュメンタリータッチのものが多いです。
特に「心に太陽を」の池谷地区取材・編集を通して、
ドキュメンタリーの面白さを知りました。
ドキュメンタリーを作る場合、
取材前に明確なのは”番組のテーマだけ”で、
後は、真っ白な状態で、取材に入ります。
最初から頭の中に筋書きなどがあると、
取材対象者をインタビューなどで、
自分が導き出したい答えを言わせてしまう危険があるからです。
正直、そう言う風に自分が導き出したい答えを誘導するくらいの会話のテクニックは、
仕事柄僕も持っています。
しかし、それが自覚できているだけに、
そう言うイヤラシイテクニックは使ってはいけないとも思っています。
もし、そんなことをしたら、ドキュメンタリーではなくなってしまいます。

”明確なのはテーマだけ”

この軸がブレない限り、
皆さんに聴いていただいて、何かを感じとってもらえるドキュメンタリーが作れると思います。

そう・・・。
ドキュメンタリーとは、ただ、淡々と史実を録音するものではなく、
聴いてくださるリスナーの皆さんに”何かを感じて”もらうものなのです。

そして、ドキュメンタリーは、
インタビューだけはなく、取材の最中まわりでしている音も重要になってきます。
いかに、耳を澄ませて聴く人(リスナーさん)の想像を掻き立てる音を録音できかも重要です。

それから、インタビューも、取材相手との会話が大切なのです。
インタビューと言うと、次から次へ質問をしていくものと、
皆さん思っていませんか?
そう言うインタビューもありますが、
ドキュメンタリーの場合は、ちょっと違います。
取材相手とキチンと会話をするのが大切です。
その為には、相手の言葉を良く聞き、
相手の言葉にちゃんと向き合って、
相手の言葉を受け止め、自分の中で消化し、理解して、
言葉を返していかねばなりません。
そんな会話の中で、取材相手も心を開き、語ってくれるようになるのです。

それから、大切なのが編集作業。
編集の良し悪しで、
そのドキュメンタリーのテーマが生きたり、死んだりします。
いくら良い音が録れても、編集がダメなら、
それはドキュメンタリーにすらなりません。
編集で大切なのは、

”テーマを明確にする編集である事”

その為には、明確なテーマを持って取材に入る必要があるのです。

今年は松代冬の陣・のっとれ!松代城「ほっこり3人娘の挑戦」
(これは、当社の早見純子アナ・高野綾子アナ・富田香奈子アナが、真冬のイベント・のっとれ!松代城に出場したレースの模様を、録音したドキュメンタリーで、再放送の要望も多く、皆さんに楽しんでいただきました。)
以来、ドキュメンタリーを作っていません。
今年も前半が過ぎ、後半年となりました。
後半には何かドキュメンタリーを作ってみたいものです。
何か良い題材はないかなぁ・・・。



 大自然の森の主と出逢う。 - 2007/07/07(Sat)

今日のスタンド・バイ・ユーは予告通り盛り沢山の内容でした。
泉田県知事への佐藤の突撃インタビューから始まり、
十日町消防団松代方面隊第三分団県大会チームの練習の模様の再放送。
新コーナー「キキトク環境話し」もあり、
その上、ゲストに演歌歌手の山口瑠美さんも登場!!
テンヤワンヤの大騒ぎでした。
しかし、山口瑠美さんは美人で、歌が素晴らしく上手い女性でした。
歴史にも詳しく、話していて飽きない歌手の方でした。
自分でホームページも作っているらしく、
Yahoo!やgooglと言った検索エンジンで『山口瑠美』と入力・検索すると辿り着くようです。
ぜひ、ご覧くださいm(__)m

さて、一昨日木曜日は、富田アナと秋山郷に取材に行って来ました。
と言っても、取材は富田アナ。僕は運転手です。
秋山郷で取材をして、今年も素敵な秋山郷の人達と出合いました。
そして、富田アナが取材をしている間に、昨年取材で出合った素敵な人達にも挨拶ができました。

取材の途中、車で山の中を移動していました。
人里離れた山の中・・・・・。
熊でも出るのでは・・・・・。
などと、ちょっと思っていたのです。
と言うのも、今回の取材先や、昼飯を食べに寄ったラーメン屋さんで、
秋山郷のお年寄りや、ラーメン屋の女将さんから、
熊の話しを聞いていたからです。
そうしたらなんと!!
山道の端、車から5メートルほど先に黒い動物が!!
僕も富田アナも、最初は取材先で見た黒い犬が座っているのかと思いました。
しかし、その黒い動物がこちらを見ると!
なんと!!中型犬くらいの大きさの黒い子熊だったのです。
黒い子熊は、僕達の車にビックリして、
車の前を横切り、
森の中に消えて行きました。
発見してから、子熊が走り出し森に消えるまで、
ほんの数秒くらいだったと思います。
しかし、その走る速さとダイナミックさ、
そしてその迫力は、ある意味神々しささえ僕の記憶に焼き付けたのです。
僕は恐怖半分、神々しさ半分と言う、
不思議な感じを味わっていました。
その子熊の走り去る迫力の姿は、
秋山郷の森の主のように、威厳のある姿でした。
僕は、この森で一番強い生き物に出逢ったのでした。
車で森に入って行ったのは、僕達人間。
彼ら森の生き物の場所に入ったのです。
「すみません。森の生き物の生活範囲に入らせていただきました。」
と言う気持ちが湧いてきました。
まさに、大自然を目の当たりにし、感じた瞬間だったのです。

秋山郷と言う人里離れた大自然の中で、
森の主と出逢う・・・。
貴重な体験となりました。
僕達人間は大自然の中では、本当に小さな存在ですね。

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!




 目となり、耳となる放送を - 2007/07/10(Tue)

おはようございます。
満10スマイルのサポートの為に、早出出勤の佐藤です。
さて、日曜日、川西仙田地区のうたフェスタin仙田を観て来ました。
土曜日のスタンド・バイ・ユーに出演してくださった、
演歌歌手の山口瑠美さんとの約束でしたので、
約束を果たしに行って来ましたが、
いやぁ、なかなか素晴らしいイベントでした。
天候はピーカン!!に晴れ!!
でも、川沿いの涼しい風が吹き、観客的には観やすい環境でした。
でも、山口瑠美さんはじめ、出演されたミュージシャンの皆さんは、風が強く大変そうでした。
山口瑠美さんは、スタジオに来た時の洋服とは違い、
着物姿での登場!!
ステージの上では、山口瑠美ワールドに観客を引き込む歌声、さすがです。

さて、エフエムとおかまちには日々、様々なご意見を頂戴いたします。
ご意見はすべて読み、今すぐできるものは実行し、
時間がかかってもできるものは、時間をかけて実行しています。
様々なご意見やご要望の中に、稀にこういったご意見もいただきくことがあります。

「十日町のコミュニティーFM局なのだから、十日町以外の情報は流さなくても良いのではないか?」

確かに、エフエムとおかまちは十日町市のコミュニティーFM局です。
ですから、平日の朝・昼・夕の番組の7割〜8割程度は、
十日町市の話題を放送していると思います。
取材物に関しては、そのほとんどが十日町市の話題や人にスポットを当てて取材しています。
正直、これくらい日々地元の取材物が多いコミュニティーFM局も珍しいと思います。
(スタンド・バイ・ユーは僕が本職が営業マンと言うこともあり、取材物は少ないです。スミマセン)

しかし、どうでしょう?
本当に近隣市町村の情報や、
新潟県内の情報、首都圏の情報がまったく無くなってしまって本当に良いものでしょうか?
他地域の情報を知り、他地域との交流に活かす。
その為には、少しは他地域の情報も必要だと、
僕は個人的に思っています。
勿論、他地域のコミュニティーFM局から、
十日町の情報に対して問い合わせもありますし、
他地域のコミュニティーFM局のパーソナリティーさんが、
十日町市の話題を話したり、情報を流したりもしてくれています。
他地域のFM局が十日町市の話題を話してくだるのは、
他地域の情報に対する要望があるからです。
それは、エフエムとおかまちでも同じことが言えます。

僕はこう思います。
自分の住む地域だけを見ていては、
自分の住む地域の本当の良さ、素晴らしさは見えないのではないかと・・・。
近隣市町村や他県の素晴らしい部分を知る事も、
十日町市と言う、地元の素晴らしさを知る上では必要なのではないかと・・・。。

そして、何より、そう言った他地域の情報を知りたい。
と思っているリスナーさんも、少なからずいらっしゃるのも事実です。
そう言った面からも僕は、少しは十日町市以外の情報も伝えていきたい。

この前の土曜日午後、
視覚障害をお持ちのあるリスナーさんが、
小学生の娘さんに手を引かれて、スタジオにお越しになりました。
その方がこんな事を言ってくださいました。

「エフエムとおかまちは、私達視覚障害を持つ者にとって、本当に良い情報源となっています。これからも頑張ってください。」

嬉しい出逢いでした。
僕は、いろいろな物を見て感動して、
いろいろな場所に行って感動して、
ラジオを通じて、そういった方々の目となり、耳となる放送をしていきたいです。




 仕事の為に、休日は仕事を忘れる - 2007/07/12(Thu)

昨日は健康診断に行ってきた佐藤です。
もうすぐ41歳の身体は、健康ではありますが、
それなりにケアの必要なところもあり、
仕事柄、時間が不規則ですし、
ストレスも溜まっていますから、
これからは健康にも気を使わないといけないと思い、
少々反省しております。

さて、休日はできるだけ頭から仕事を切り離すように心がけています。
この仕事は、何をしていても何を見ていてもラジオで話すネタになってしまい、
意識して仕事を切り離さないと、いつもネタ探しになってしまいます。
そして、営業マンと言う仕事柄、休みの日でも携帯電話に、
仕事の電話やメールが届いたりします。
ですから、極力意識して休日は仕事を忘れるようにしています。

とは言え、そうそう簡単に仕事が頭を離れるはずもなく、
ボケーっと油断していると、仕事が頭よぎったりして・・・。
そんな休日に仕事を忘れさせてくれるのが、
愛犬・鈴(すず)と車で行く、今泉ドッグ・パークです。
塩沢の今泉博物館の敷地内にあるドッグ・ラン。
最近はここにほとんど毎週日曜日の午後に佐藤と鈴は出没しています。
広い敷地に、沢山の犬が集まり、
我愛犬・鈴も大喜びで遊ぶのですが、
僕のような犬好きにとっても、
沢山の犬と触れ合えるのも楽しいです。
そして、それぞれの犬の飼い主さん達とのコミニュケーションも楽しいのです。
コミュニケーションと言っても、
以前にも書き誰も信じてくれませんでしたが、僕は人見知りです。
ですので、あまりこちらから話し掛けたりしないのですが、
それでも犬というフィルターを通すと、
少しばかり話すことができます。
毎週のように通っていると、顔馴染みもできてきましたしね。
まるで、小さいお子さんのいるの方達の「公園デビュー」のようです。
そしてなんと言っても、今泉博物館周辺の山の景色は、
ボケーっと眺めているいるだけで、気持ちいいものです。

ラジオで話すと言うことは、
自分の心を磨きつづけないとできない仕事です。
感動する心を無くし、心が何も感じなくなったら、
きっと、聴いてくださる人達を楽しませるトークはできないと思います。
その為には休日は仕事を忘れ、心の洗濯をしていかないと、
心が曇って何も見えなくなってしまいます。
自分のトークで勝負するラジオパーソナリティーにとって、
"心が一番の商売道具"ですからね。

『良い仕事をする為に、休日は仕事を忘れる。』

これはどんな職種にとっても大切なことだと思います。

そうそう、そう言う意味では最大の趣味(ライフワーク)の芝居がしたいものです。
消防団の県大会が終わって、夜の練習に参加しなくなったら、
十日町で劇団でも創ろうか?と密かに考えている佐藤でした。
皆さんも、秋くらいから僕とお芝居始めてみませんか?
では・・・。


 女子高生が頑張ったCM - 2007/07/14(Sat)

放送中は言いませんでしたが、
実は今日かなり喉が痛く、
スタジオに"のどぬ〜るスプレー"やら、
"飲んで喉に効く薬"やらを持ち込み、
時々喉にスプレーしたり、薬を飲んだりしたりの放送となりました。
お聞き苦しいところがあったら、すみませんでしたm(__)m

さて、今日の新潟日報さんの19面「上・中越版」と、
津南新聞さんの記事を見ていただけましでしょうか?
まだ見ていない方、チェックです。
恥ずかしながら、僕、佐藤広樹が、
4人の女子高生と写真に写っております。
別に悪いことをして写真が掲載されたわけではありません。
実は・・・。
来年2月に十日町市で開催されるインターハイのCMを、
十日町総合高校の生徒会の女子生徒4人が、
ウチの機材を使い、録音編集をしたのです。
本当に最初から最後まで、彼女達が録音機材と、
ミキサーを操作して録音したのでした。
僕は、その機械操作や、アナウンスの仕方、編集の仕方を、彼女達に教える役目。

20秒のCM・・・。
一口に言ってしまうと、そんな短いラジオCMですが、
このCMを作るまでには、
3時間に及ぶ、女子高生4人のドラマがあったのです。

そもそも、CMは国体準備委員会さんから契約をいただいたのです。
そして、CMを作る打合せの段階で出たアイディアが、

「インターハイは高校生のスポーツの祭典!ならば、高校生にCMを全部作ってもらって、大会を盛上げよう!!」

と言うものだったのです。
そこから国体準備委員会さんが、CM作りをしてくれる高校を探し、
引き受けてくれたのが十日町総合高校生徒会の皆さんでした。

録音は、12日木曜日の午後4時30分から始まりました。
ちょっと緊張した感じの4人の女子生徒さんと、
担当の先生が1名。
そして、国体準備室の方が2名。
それから取材の新聞記者の方々が数名。

ウチの狭いサブスタジオでの収録。
高校生4人と、僕が入るだけで満杯の状態。
そこに取材の記者の方達や、関係者が入り、
ぎゅうぎゅう詰めの中、
僕の録音機材操作の説明から始まりました。
(その説明している場面が、新聞の写真となっております。)
最初は不安そうだった彼女達でしたが、
さすがは若いだけあって、
ちょっと機材の操作を教えただけで、
ワイワイキャーキャー言いながら、
使い方覚えてしまいました。

機材の使い方を覚えたら、今度は何パターンかあるCM原稿の中から、
今日録音するCMで実際に使うCM原稿を1つ選ぶ作業と、
そのCM原稿を、4人でどう言う分担して読むかを決めます。
そしていよいよ録音。
ワーワーキャーキャー言いながらの、賑やかな録音となりました。

一方、事務所では・・・。
僕をはじめ、国体準備室の方々、担当の先生、
そして各新聞社の記者の皆さん・・・。
30代から40代のオジサン達(オジサンと書いて、皆さんすみません)が、
アダルトな落ち着いた雰囲気で、完成を待っています。
そして、待つこと1時間。
アナウンスの部分だけ録音できたところで、
4人の女の子達は、各新聞記者さんからの記者会見(インタビュー)
この頃になるとかなり雰囲気になれてきたのか、
女の子達はリラックスして記者の皆さん爆笑の渦へ!

記者会見が終わり、
ここで、アナウンス部分の録音状態のチェック。
20秒予定のCMが、アナウンス部分だけだと18秒で録音できているので、
音楽をアナウンスより2秒伸ばして録音し、
全体で20秒のCMとなるように調整をすることにしました。

その為に今度は音楽をCMに付ける楽曲選び。
楽曲選びのポイントは、
"録音したアナウンス部分の雰囲気と、インターハイの雰囲気に合っている曲かどうか"
CMのバックに流す曲が決ったら、
今度は、その曲と、さっき録音した自分達のアナウンスとミックスして録音し直します。
その時に4人のうち1人の声が小さいので、
その部分だけ、ミキサーで調節しながら音を平坦に仕上げる技を使わなければなりません。
(音の小さい原因は、録音時マイクから遠かった為)
こういう作業は、僕達でもちょっと面倒な作業なのです。
それでも彼女達は、楽しみながら作業を進めていました。

いよいよ完成。
録音時ヘッドフォンで聴いていると、
アナウンスと楽曲のバランスが良いように感じるのですが、
実際にラジオをヘッドフォンで聴いているリスナーは少ないはず・・・。
そこでCMを録音した後で僕達も必ず行なうのが、
雑音のある事務所で、CDラジカセで実際に録音した音を流してみるのです。
実際にリスナーさん達がラジオを聴く環境で、
自分達も聴いてみる。
すると・・・。アナウンスの音だけが大きくて、
音楽が聴こえなかったり、
音楽が大きすぎて、
アナウンスが聴こえなかったりします。
それを、CDラジカセでチェックするのです。

はたして、彼女達が作ったCMの音は、ラジオCMとして合格するのか・・・。
結果は、1回目は音楽の音が小さすぎ、NG・・・。

彼女達4人はまたスタジオへ・・・。
そして待つこと10数分。
彼女達は笑顔でスタジオから出てきました。
結果は・・・・・。

見事合格の仕上がりでした。
これには国体準備委員会さんも満足していただけた様子でした。

午後4時30分から始まったCM録音は、
実に3時間かかって、午後7時30分頃終了したのです。

たった20秒のCM制作の裏には、
これだけの物語と、
それに関わった人達の想いと時間が込められているのです。

十日町総合高校生徒会の4人の生徒さん、
関係者の皆さん、
そして取材してくださった各新聞者の皆さん、
ありがとうございました。

このCMは、毎週土曜日のスタンド・バイ・ユーの中で、
午前10時40分頃の放送となります。
ちょうど「come on みゅーじっく」のコーナーの中で流れます。
ぜひ、女子高生が頑張って作ったCMをお聴きください。
感想なども待っております。

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!







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- 今日の一言 Ver1.5 -