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 『高野千恵さん1stライヴ感想』 - 2007/09/30(Sun)

高野千恵さんのライヴに行き、
なぜかライヴの最中に会場内で、
お客さんの中年の女性の方に、
携帯電話で写真をバカスカ撮られた佐藤です。
ライブ中に携帯で高野千恵さんを撮影していたその女性は、
客席の同じ列にいた僕に気づいたらしく、
突然目の僕の前に来て数枚撮影していきました。
ビックリしました。。。。。。(-_-#)
僕なんかを撮影してどうするのでしょう?????
魔除けくらいにはなるかもしれないけど・・・(-_-;)
こんなこともあるのですね・・・。

昨夜、お隣のクロス10台ホールで、
十日町出身アーティスト高野千恵さんのライブを観てきました。
先々週のスタンド・バイ・ユーに千恵さんに出演してもらった時に、

『佐藤さんも来てくださいね。』

と言われ、

『何回もゲストで来てもらって、こうやって親しく話させてもらっていてので、その上、ライヴを観に行ったら、41歳のオッサンが、高野千恵の追っかけをしているようで恥ずかしいから行かないよ。』

と答えていました。

実際、月末で忙しく、行けるスケジュールでもなかったのですが・・・。

一昨日金曜日の夕方に高野千恵さんと、
事務所の社長さんが来社されまして、

『明日、ライヴなんでヨロシクお願いします!!』

と挨拶をしていかれました。
丁度金曜の夜は、社内で大切な会議がある為、
僕は会議用の資料を作っていました。
資料つくりが会議に間に合うかどうかだったので、
この時間は一刻を争う状況でした。

ですので、軽く挨拶をし、
せっかくなので、
次の日(昨日の土曜日)のスタンド・バイ・ユーへの出演を依頼したところ、
千恵さんと社長さんは快諾してくれました。

『では、明日リハーサルの合間に来てくださてい。10時20分頃にスタジオ入りしてくだされば大丈夫ですから。』(佐藤)

『はい!わかりました!!(^U^)』(千恵さん&事務所社長さん)

『・・・・・・・・・・・・。』(佐藤)

『?????????????。』(千恵さん&事務所社長さん)

『・・・・・で?』(佐藤)

『ん??????』(千恵さん&事務所社長さん)

『で、まだ何か?』(佐藤)

『(^U^)・・・(^_^)・・・(^〜^;)・・・(^^;)?????・・・・。』(千恵さん&事務所社長さん)

微妙な空気が流れました・・・。
会議の資料を一刻も早く作りたい僕・・・。
明日のライヴに1人てせも多く来て欲しいと願う千恵さん&事務所社長さん・・・。

『これから会議なので・・・。明日必ず観に行きますから。今日は・・・。』(佐藤)

『はい!!V(^ひ^)/』(千恵さん&事務所社長さん)

と言う、壮絶な駆け引きを経て、
僕はライヴに行くことになったのです。
(長い前フリでした。)

さて、夜が明けて、
スタンド・バイ・ユーに千恵さんにも出演してもらい。
夕方仕事を早めに切り上げ、
お隣のクロス10に行きました。
席を見ると、最前列の席が1つ空いていました。
”観に行かない”とラジオで公言していたので、
千恵さんや関係者に『観に来なかったと』と思われるのも嫌なので、
ステージから見たら目立つ最前列の席に陣取りました。
ライブがスタートし、
会場の熱気は増していきます。

オリジナルの楽曲からカヴァー曲。
ポップな曲からバラード。
1曲1曲いろいろな高野千恵をステージで聴かせてくれます。
バックバンドのメンバーともこコミニュケーションは取れているようで、
サポートバンドとしてではなく
ちゃんと高野千恵と言うミュージシャンを中心にした、
チームとしてのバンドの良い雰囲気が伝わってきます。
若いメンバーのバンド。
時折”若い演奏”と言う感もありましたが、
それも悪い事ではありません。
若さとは勢いですから。
(今から老練なテクニックを聴かせたら、逆に引きますし)
ボーカリスト高野千恵は、
CDで聴くより、
ライヴのほうがパワーがありました。

僕が一オーディエンスとして、
優れたボーカリストに感じるのは二つ。

1、『”歌は「間」の芸術”だと言う事。
(歌とは、声を出している時だけが歌ではなく、人の心を引き付ける声を出していない間があってこその歌なのです。声、歌を生かすには、声にならない素晴らしい間があって音としての声が生きるのです。例えば、往年の美空ひばりさん。ひばりさんの歌は、あの神様から与えられた声と、絶妙の間によって聴く者の心を捉えます。)

そして・・・。

2、『自己プロデュース能力に長けている事』
(優れたボーカリストは、自分を知り、自分のキャラクターを最大限ステージで活かせるものです。それが真のエンターテイナー)

この二つです。ご理解いただけたでしようか。
※この二つは優れた俳優にも言えることです※

”ボーカリスト高野千恵”には、
この二つがキチンとありました。

『歌の”間”』については、もっともっと経験が必要でしょう。
でも、彼女なら必ず素晴らしい間のある歌を聴かせてくれるはずです。

ただ、2つ目の『自己プロデュース能力』については、
新人歌手とは思えないくらい素晴らしいものがありました。
彼女は自分のキャラクターを理解しています。
自分にとってどこが武器で、どこが弱点かを。
それを知った上で、きっと何百回、何千回も頭の中で、
昨夜のステージをイメージトレーニングしたように感じました。
僕の番組に出てもらう度に感じていた彼女の”トーク力”の高さも、
遺憾無く発揮され、
会場は時に爆笑の渦に包まれていました。
そしてそれは、高野千恵という1人の人間の、
『人間としての魅力』によるものだと思いました。
彼女には、多くの人を引き付ける人間くささがあります。

そして、最も興味深いのは、
高野千恵さんは、会うたびに表情が違うところです。
これも、素晴らしい部分です。
魅力のある表現者・・・。
歌手や俳優は、歌ごとに表情が変わり、役ごとに表情が変わるものです。
そこには、歌や役への深い理解があり、
その理解に基づいた表現があるからです。

と言うことで、今回の高野千恵さんのライヴは、
高野千恵と言うアーティストの可能性に溢れたライヴでした。
個人的にも楽しませてもらいました。

高野千恵さん・・・。
これからが楽しみなライヴアーティストです。
がんばれ!高野千恵さん。



 『高野千恵さん』 - 2007/09/29(Sat)

今日もメッセージありがとうございます。
毎週、リスナーの皆さんからいただけるメッセージが、
僕の何よりの栄養となっております。
そしてメッセージこそ出さないけれど、
毎週番組を聴いてくださっている皆さん。
皆さんが聴いてくださるので、
こうやって毎週放送ができるのです。
感謝感謝です。

さて、リスナーの皆さんからご希望が多かった、
群馬県太田市のFM太郎さんの「T−FINE!!」の中継放送ですが、
エフエムとおかまちではいろいろ検討を重ねた結果、
今回の番組改編では、見送らせていただくことになりました。
楽しみにしていた皆さん申し訳ございません。
先月ヨッシー&亀ちゃんがこの番組に出演してもらった時から、
「T−FINE!!」の復活を願っての声を沢山いただきました。
僕自身も放送再開を望んでいましたし、
いろいろな事を検討してまいりました。
しかしながらどうしても、
今の段階では乗り越えられない状況がありまして。
エフエムとおかちとして本当に前向きに検討してきましたが、
やはり無理な状況がありました。

さてさて、昨夜突然、ミュージシャンの高野千恵さんと
事務所の社長さんが見えられまして、

『明日のクロス10での初ライヴ、よろしくお願いします。』

との事。
せっかくなので、急遽今日のスタンド・バイ・ユーに出演してもらうことにしました。
※エフエムとおかまちでは、桂歌助師匠、蘭燃さん、
ペストパートナーさん、そして高野千恵さんの、
十日町出身者の4組を応援していくことになったので※
で、初単独ライヴのリハーサルの合間を縫って、
高野千恵さんの生出演となりました。
この番組にはもう4度目くらいの出演で、
高野さんも馴れたものですし、
こちらも遠慮のないゲストです。
皆さんがもっている高野千恵さんについて印象と、
僕が高野千恵さんに持っている印象とは、
少し違うかもしれません。
スタジオで話すだけですが、
彼女はとても性格が「オットコ前」です。
こう言うと誤解を生むかもしれませんが、
とても気持ちの良い性格なのです。
スパッとしていると言うか、
裏表の無い印象です。
顔はとても女性らしいのですが、
実際に話すと、頭の回転が速く、
トーク力は僕の折り紙つきです。
ミュージシャンも頑張ってほしいけれど、
役者にも挑戦してほしいくらい、
人の話の理解力が高く、
その人の話を瞬時に噛み砕き、
自分なりに理解して、
相手に返す能力。
これはまさに僕が21年間いる芝居の世界・・・。
特に役者にとって一番大切な能力を、
高野千恵さんは持っています。
ミュージシャンで成功したら、
ぜひ女優に挑戦してほしいです。
本人にも言ってあります。ハイ。

さてさてさて、
新しいスタンド・バイ・ユーの番組CM、
いわゆる番宣(バンセン)を、
リスナーさんのHさん一家のご協力で今日完成しました。
来週から放送予定です。
今回は「佐藤広樹・子供の頃編」です。
お楽しみに!!
Hさんご一家。
お兄ちゃんと、妹ちゃん。ありがとね!!

さぁー高野千恵さんの初ライヴに行って来ましょう!

ライヴの感想は明日書きますね。
お楽しみに!!

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!











 『お答えしましよう』 - 2007/09/27(Thu)

まだまだ日中は、暑い日が続いていますが、
朝晩は寒いと感じるようになりました。
さすがの”ほっこライダー”の佐藤も、
今日の早番出勤から、防寒対策をしないと、
寒くてバイク通勤は辛くなってきました。
しかし、ここがたとえ原チャリライダーであったとしても、
バイク好きのなせる技!と言うか、悲しい性!!
寒さの中を走るのでさえ、バイク野郎は楽しいのです!!
困ったものです。
きっと、11月前半くらいまでは、確実にバイク通勤は続きそうです。

さて、話し変わりますが、一昨日仕事で秋山郷に行きました。
7月には子熊と遭遇し、秋山郷の自然の豊かさを感じましたが、
今回は大赤沢地区でカモシカの親子と遭遇しました。
まだ黒い毛で道路を横断していました。
やはり、秋山郷は自然が豊かです。

さてさて、再び話しは変わりますが、
やはり一昨日、会社の来られたゲストの方が、
タロット占いをするということで、
富田アナに勧められ、占いを受けることにしました。
富田アナが盛んに「結婚につてい占ってもらったらどうか」と言うので、
結婚について占ってもらったら、
結果はなんと!!

『結婚の可能性は0(ゼロ)ですね。』

と占われてしまいました(笑)
占いをしてくださったゲストの方も心配してくれて、
いろいろと解決策を話してくれましたが、
こればっかりはねぇ・・・。

さてさてさてさて、やっと本題に入ります。
皆さんから一番多く聞かれる質問についてお答えしたいと思います。
その質問とは・・・。

Q『ラジオでしゃべる時は緊張しないのですか?』

あるいは・・・。

Q『よく緊張せずにラジオでしゃべれますね。』

と言う質問です。
僕の個人的な答えを言わせてもらえば、

A『まったく緊張しません。と言うより、ラジオでしゃべっている時が、精神的には一番楽しくリラックスしています。そのリラックス度は、家で寝ている時以上にリラックスしています。』

じゃ、どうして緊張しないのか?
と聞きたくなるでしょう。
それには理由がちゃんとあり、
僕はその事を自覚しています。
その理由とは・・・。

皆さんは親しい友達との会話で緊張しますか?
僕にとって、ラジオを聴いてくださるリスナーさんは親しい友達なのです。
(ただし、マイクの前を離れ外で会うと緊張しますが・・・。)
そして、僕は番組中不特定多数の人に話しかけてはいません。
実際には、不特定多数の方がお聴きになっているのですが、
僕の場合は、メッセージをいただいた人に対して、
答えたり、話しかけたりしているつもりです。
たまたまそれが、不特定多数の方が聴いていた・・・と言う事になります。
ラジオの場合、多くのパーソナリティーやDJは、
ラジオが放送を始めた80年前から、
お葉書やお手紙をいただいた方に、
答えたり、話しかけたりしてきました。
つまり、ラジオは昔から1人対1人の関係を大切にしてきたのです。
僕がマイクの前に座って話す時は、
コメントの長い短いに関わらず、
できるだけメッセージをくださった方に、
その時の自分の持っている能力のすべてを使って答えようとしています。
その人に集中するのです。
だから、何千人、何万人、何百万人、何億人の人が聴いていても、
それがラジオである限り、絶対に緊張しません。
(外で人に会うほうが緊張します。)
いつでも全国放送OKです(笑)

と言うことで、ご理解いただけましたでしょうか?
さて、それでは今日も仕事に取り掛かりましょう。
毎月月末は、営業マンは死ぬほど忙しいので・・・。
では・・・。






 『イジメが残すもの』 - 2007/09/25(Tue)

今朝は、雨でしたが、
昨日は天気ももち、我家の稲刈りが終わりました。
親父とお袋と僕、そして犬の鈴。
山の田んぼに昼飯のおにぎり持参でやったら、
予定よりかなり早く一番大きな田んぼの稲刈りが終わり、
別の山の田んぼも午後3時には刈り上げ、
今年の稲刈りが終了しました。
しかし、運が良かった。
天候の運にも恵まれ、コンバインも故障もなく動き、
一日で終わることができました。
農家をやっていない人はわからないと思いますが、
最近の稲刈りは手刈りではなくコンバインが中心。
コンバインはとても便利な機械ですが、
雨が降っていたり、晴れていても朝露が残っていたりすると、
案外すぐに詰まってしまって、稲刈りができないのです。
昔、手刈りをしていた頃は、雨でもなんで稲刈りをしたのですが、
コンバインが支流の昨今は、晴れないと稲刈りができなかったりします。
そう言う意味では、雨の予報もあった昨日の天候はラッキーでした。

さて、あるリスナーさんからこんな質問を受けました。

『佐藤さんは自分の魅力に気づいていますか?』

そう質問してくださったリスナーさんは、
僕の人間くささを魅力の1つに上げてくださいました。
ありがたいことです。

しかし、そこでハタと考えました。

『自分の魅力とはなんだろう?????』

まったく今まで考えもしないことでした。

『自分の魅力・・・。』

僕自身は、生まれてから41年間、自分に魅力があると思ったことがないのです。
考えてみたら、そう思うに足りる理由がありました。

皆さんはイジメをしたことがありますか?
僕は中学生の頃凄くイジメられましたし、
逆にイジメてしまったこともあります。

大人になって
『僕は子供の頃イジメられていました。』

と言う人は、そんなにいないと思います。
イジメられていた事を、心の奥に隠してしまう人が多いと思います。
イジメを克服して強く生きている人も多いでしょう。
僕もイジメられた経験を克服して生きている1人です。
しかし、完全に克服したか言うとそうではありません。
今の僕の人見知りや、大勢での飲み会だと気を遣ってしまい楽しめないというところや、
同級会にほとんど顔を出さない。
(出せないと言ったうが正確ですね)
それに疑い深く、人を信用するまでにちょっと時間がかかる。
(これはダマされる事がないので、助かっています。)
とか、このブログにも書いたのですが、
女性を紹介される前に、会うのが憂鬱になり断ってしまうとか
リスナーさんとおぼしき人に手を振られて、
恥ずかしくて逃げてしまったり・・・。
というのは、イジメが残していった影響です。

社会人となり、年齢も41歳になった男が、
こんなことを公表するのは、
ある意味カミングアウトかもしませれんが、
最近起きている”イジメが原因による子供達の自殺”をくい止める意味でも、
僕自身の体験と、後遺症に苦しむ日々を書きたいと思います。
これを読んだ人は、自分自身も、
自分に子供がいる人は、自分の子供がイジメの被害者にも、
加害者にもならないようにしてほしいと思います。

中学生の頃、僕は性格が今よりもっともっと悪く、
本当に学校中で嫌われていました。
どれくらい嫌われていたかと言うと、
陰口を言われるのは日常茶飯事。
『気持ち悪い』とよく言われました。
僕が廊下を通ると息を止める(同じ空気を吸いたくないと言うより、僕の吐く息を吸いたくないようでした。)
僕が歩いた跡は、足跡を避けて通る。
体が大きかったので暴力を受ける事はなかったのですが、
無視されることは日々のことでした。
毎日、毎日僕はクラスで自分の存在を消して生きていました。
ですから、むしろ無視されるくらいは、
『気持ち悪い』と言われるよりは、
数十倍マシだったのです。
その頃に思いました。

『本当の孤独は、独りの時にはやって来ない。大勢の中で感じる孤独が一番怖い』

ですから僕は、
20歳の頃まで、自分を”バイ菌”のように汚い存在だと思っていました。
東京に出て、僕に平気で触れる人がいる度に、

『この人は、どうして汚い僕に触れる事ができるのだろう?』

と真剣に思ったものでした。

イジメとは、そんな風に1人の人間を、
『自分はバイ菌だ。』
と信じこませてしまうものなのです。

そして、中学生の頃は、
街を歩いていて僕を嫌う人を見かけると、隠れてしまい。
その人が何処かに行くまで、
1時間でも、2時間でも動けなくなっていました。

そんな出来事は、もう26年以上前の出来事。
26年と言えば四半世紀と表現されるくらいの昔話です。
それでも、あの頃の辛い思い出は、
鮮明に覚えていますし、
克服したと言っても、やはりまだまだ僕の心の奥底を蝕み続けています。

もちろん、今思えばイジメた人だけが悪いのではありません。
僕にもそれなりの理由があったのでしよう。
ただ、イジメはその人の人格も人権も無視して行われる事が多いです。
人として生きる事を否定されたら・・・。
それは辛い事です。

大人になれば、世界は広く、
いろいろな価値観があり、
その場所でなくても、生きていくことは可能と知り、
自分自身で道を選び違う世界で生きていくことができます。
そうやってね多くの人は、イジメられた経験を克服していけるのです。
でも、子供達は違います。
子供達はその場所(学校や地域)から自分の力で出て行くことはできないのです。
ですから、イジメられている子供に、
大人の価値観でのイジメ克服を話しても意味はないのです。
まず大人が知らなければならないのは、

『子供にとっては、学校や地域が世界のすべてなのです。だから、学校や地域でイジメられたら、それは世界中から非難を浴びるも同じなのです。』

もし、大人である僕達が、
世界中から非難されたり、嫌われたりしたらどうでしょう。
果たして生きていけるでしょうか?
そう考えたら、イジメと言うものが、
”子供達にとって死を選ぶほど辛い事だ”
と言うことがわかってらえるのではないでしょうか?

イジメと一言で言ってしまいますが、
イジメが、ある男の人生にどれくらい影響を与えてしまったかがわかっていただけたでしょうか?

もちろん、イジメたほうは忘れていることでしょう。
しかしたら、アナタが何十年も前にイジメ、
自分自身が忘れているようなことで、
一生、誰かが苦しんでいるかもしれません。

イジメとは、そういう残酷なものだと言うことを知ってください。

イジメが残すものは、誰かを一生苦しめ続けます。

そして、僕がイジメてしまった人たちに、
心から謝りたいと思います。

イジメをなくすことはできないかもしれません。
でも、一番大切なのは、

『イジメは無いと目をつぶるのではなく、イジメが起きた時にどうすればよいかを、考えておくことが大切だし、子供達にイジメの悲惨さを伝え、教えていくことだと思います。』

こんな事を公表するのは、
僕自身のこれからの生活に相当なリスクを背負わせる事になるかもしれませんが、
それで、これからの子供達のために、
皆さんに話しておきたいと思ったのです。

こんな事を考えさせるキッカケをくださった、
質問してくれたリスナーさんに感謝したいと思います。






 『笑顔の力』 - 2007/09/23(Sun)

今日も午前中仕事で会社に行き、
午後からは塩沢の今泉博物館にある、
ドッグランに愛犬の鈴(柴犬メス2歳)を連れて遊んで来た佐藤です。
さて、午前中会社に行く前に、
当間高原ベルナティオのクロアチアピッチに行って来ました。
昨日の番組で、リスナーのZさんに、

『クロアチアピッチで、クロアチア大使を招いて、子供達のサッカー大会があるので、見に来ませんか』

と声をかけてもらったので、
仕事前に行ってみました。
行ってみると予想より遥かに沢山の子供達が参加していて、
その盛り上がりビックリしました。
柏レイソルのサッカー教室も開かれていて、大盛上りです。

その中に、スタッフとしてリスナーのZさんもいました。
時々仕事先で会うZさんは、
いつもの笑顔で仕事をしていました。
僕にはそのZさんの笑顔が、
とても素敵に映りました。
どんな時でも笑顔で、仕事をするZさん。 時々仕事でお邪魔する時Zの笑顔に、 いつも清々しい気持ちにしてもらいます。 今日も午前中休日出勤の僕は、
Zさんの笑顔での仕事ぶりを見て、

『あぁ、しかめっ面で仕事するより、他人を清々しい気持ちにする笑顔で仕事をすることは、本当に素晴らしいなぁ』

と、思ったのでした。
三連休返上でも、笑顔で頑張るリスナーZさん。
僕も見習いたいと思いました。
Zさんの笑顔で、疲れた僕の心にも、
潤いと、栄養をいただきました。
笑顔の力は凄いですね。


 『ラジオパーソナリティーに必要なモノは』 - 2007/09/22(Sat)

いやぁ、今日も本番までバタバタでした。
本番3分前までコーナー編集をして、
(普段はコーナーでも、インタビューでも、
編集しなくて良いように取材してくるのですが、
今回はちょっと編集が必要でした。)
1分前にマイクの前に座り、
息を整えて、本番30秒前に頭を整理して、
タイトル曲の『モア・ザン・ディス』ロキシー・ミュージックが流れたところで、
オープニングトークの内容を決めました。
普段、営業の仕事をしているので、
番組準備は朝6時からの2時間。
時々、こういう事態に陥ります。
半年に1度くらいは、番組を放送しながら曲の合間に、
その日のコーナーを編集するような事もあります。
本当はこれではいけないのです。
準備万端整えて番組に臨むのが本当です。
反省・・・。

そして3時間30分はアッ!と言う間に過ぎ去り、
今日も番組は終わってしまいました。
本当に3時間30分は短い。
なんなら土曜日午後から『スタンド・バイ・ミー』と言うタイトルで、
第2部を放送したいくらいです。
番組が終わった直後は、さすがにちょっと疲れますが、
午後からになるになると、
またリスナーの皆さんと番組を、一緒に作り上げたくなります。
週に1度。
1年間でも、52回しかリスナーの皆さんと番組で出会えないのは残念です。
とは言え、僕の本職はパーソナリティーではなく、
エフエムとおかまちの営業マン。
営業の仕事を頑張らねばなりません。
パーソナリティーや、ラジオDJは世を忍ぶ仮の姿(古い!)ですからね。

さて、昨夜消防団の会議があり出席しました。
その帰り、ある若い消防署員の方に声をかけていただきました。

『佐藤さん、スナッフィー号見せてください。』

スナッフィー号とは、僕の愛車ホンダ・ベンリー50。原付バイクに元カノがつけた名前です。

『よく僕のバイクの名前がスナッフィーって知ってますね。』
『ええ、だって”佐藤のつぶやき”読んでますから。』

びっくりしました。
その隊員さんとは、今まで消防団の活動の時に何度が会っていましたが、
まさかラジオを聴いていて、この”佐藤のつぶやき”まで読んでくださっているとは・・・。

『これがスナッフィー号ですか。』と、僕のバイクを覗きこんでいます。

※ちなみにこのスナッフィーと言う名前は、
このバイクを買った当時付き合っていた彼女が、
ムーミンのスナフキンが大好きで、
僕のバイクにスナフキンからとってつけてくれた名前なのでした。
バイクのフロントにシールでSNAFFYと名前が書いてあり、
剥がそうとしても剥がれない為、
そのままの呼び名となっているのです※

隊員さんは、まだ20代くらい見える若い隊員さんです。
この仕事をしていてありがたいのは、
41歳のオッサンである僕みたいなオヤジの話を、
若い人達が聞いてくれるところです。
普通、なかなか若い人は、
僕みたいな41歳のオッサンの話は聞いてくれないでしょう。
それが、エフエムとおかまちで話しているおかげで、
こうやって話しを聞いてくれる。
本当にありがたいことです。
そして、彼もまたいろいろな話しをしてくれました。
男女を問わず若い人との交流は、
本当に勉強になるものです。

僕は放送までの1週間を、
サラリーマンとして、皆さんと変わらない日々を過ごしています。
その間にあった出来事(嬉しい事、辛い事)や、
出会った人々からスポンジが水を吸うように、
いろいろな情報や、僕自身が感じた事を吸い取り、
今度は、土曜日午前8時に、
水の溜まったスポンジを絞るように一気にマイクの前で吐き出します。
よくリスナーの皆さんに

『3時間30分もフリートークできますね。』

と聞かれますが、
1週間も溜めに溜め込んだモノを、
3時間30分で吐き出すのは、それほど難しいことではありません。
皆さんだってそうでしよう。
考えてみてください。
1週間のオシャベリした時間は、
トータルすれば軽く3時間30分は超えるはずです。
僕はそれをたまたまラジオでやっているに過ぎないのです。
とは言え、一応公共の電波ですから、
ただのオシャベリとはいきません。
そこには、僕なりのコダワリ、
公共放送としての責任を踏まえたトークを心がけています。

ラジオパーソナリティーと言う仕事は、
なんでもかんでも話せば良いと言う職業とは違います。
一般的な常識を持ちながら、
その上でいろいろな視点で物を見て話す。
しかし、奇をてらうわけでなく、
美しい物を美しいと感じる心を持ち、
その美しさを言葉で表現する職業だと思っています。
ラジオパーソナリティーになるのに、
特別な能力は必要ありません。
アナウンス能力は、努力次第で向上します。
しかし、心が捻じ曲がっていたり、
邪悪だったりしたら、ラジオで話すことはできないでしよう。
顔の無いラジオは、声だけでその人間が現されます。
であるからこそ、言葉(言霊)は、
心から発信され、マイクを通して電波に乗り、
皆さんのラジオから、皆さんの耳、そしてその奥の心に届くものです。
もし、このブログを読んでいる方で、
将来ラジオパーソナリティーを目指している人は、
常識を理解し、そして感性豊かな心を育てください。

僕自身は、あまり感性豊かな心の持ち主ではないです。
だからこそわかるのです。
もっとっと感性を鋭く豊かにしたいと・・・。
そうすれば、もっともっと楽しいトークができるようになるばすだから・・・。

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!



 『子供達に伝えなければならないこと』 - 2007/09/20(Thu)

昨日から反省している佐藤です。
正直言うと、
上越ケーブルビジョンさんでバイトでケーブルテレビの番組司会をしたのが、
こういう業界とのつながりの最初で、
29歳の時でした。
その頃に、やはりバイトで月刊komachiさんのグルメ取材の記事を書いたり・・・。
FM−Jさんで、番組を持たせてもらい5年間週一でしゃべり、
その後、3年近くのブランクを経て、
エフエムとおかまちでスタンド・バイ・ユーを担当して1年半。
考えてみればずっとではないですが、
なんだかんだで、こういう業界との繋がりは、
もう12年間にもなります。
しかし・・・。
やはり、いつまでも街中で声をかけていただく事には馴れないです。
ま、声をかけていただく分には、
僕もなんとか対応できるようになったのですが、
昨夜のように、数人の方が僕をちょっと離れた場所からジッと見られていると、
どうしてよいやら判らずに、
ついついその場から逃げてしまいます。
昨夜も仕事帰りに、映画のDVDを借りにレンタル屋さんに行きました。
そこでやはり、僕のいる方向をジッと見ている2人の方がいます。
時より、こちらの方向に手などを振ってくれます。
ハテ?誰に手を振っているのだろうと思いながら、
レジを済ませると、
また手を振ってくださいます。

「もしや・・・僕に手を振っているのか?・・・。」

ハッキリと僕に手を振っているのかわからないまま、
こちらから手を振ることもできず、(間違って手を振るほど恥ずかしいことはないので・・・。)
ちょっと、CDコーナーに隠れました。
しばらくして見ると、
その方々はおらず、ホッとして店を出ようとしたら、
今度は、店の前でこちらを見ています。
しかも、1人増えている。

「まさか、俺の出てくるのを待っているわけじゃないだろう。」

と思いつつも、やはりどうしてよいか判らず、
その店の本のコーナーへ歩いていきました。
そうしたら・・・。

「あっ!奥に行っちゃった!!」

との声・・・。

あれあれ・・・。
やはり僕を待っていたのか・・・。
なんだか悪い事をしてしまったので、
家に帰ってかなり反省しました。
昨夜、レンタルビデオ店の中と外で待ってくだった皆さん。
本当にすみませんでした。
今度はジッと見ていないで、声をかけてくださいね。
たぶんギコチナイ笑顔で対応すると思いますが、悪気はないのです。
仕事以外では、本当に人見知りなので、お許しください。

さて、一昨日のこのブログでも、

『”子供達に命の大切さ”を伝えることが、大人の役割』

と書きましたが、

もう2つ子供達に伝えるべきことがあります。
それは・・・。

『夢を持つ事の大切さ』です。

夢を持つ事で、乗り越えられる事や、
人生の価値を見つける事はあります。
僕自身も夢を持つことで、ここまで生きてこれました。
夢とは、叶える為の努力をすることに最大の意味があり、
夢を手にしても、手にできなくても、
そこには人生で学ぶべきものが沢山あるのです。
成功も人生勉強、失敗や挫折も人生勉強です。

それからもう1つ・・・。
これが子供達に伝える僕の最大のメッセージですが、

『この世には、やってしまったら絶対に許されない事がある。』

と言うことです。
最近は、犯罪の凶悪化、悲惨さは僕達の子供の頃の比ではありません。
毎日、毎日、加速度的に犯罪の凶悪化は進んでいます。
犯罪だけではありません。
法律を犯していなければ、何をしても良いという風潮が拡がっています。
逆の言い方をすれば、
犯罪を犯しても、裁判で無罪になれば許されるとか、
犯罪を犯しても”謝りさえすれば許される”と言う風潮も拡がっています。
法律は大切なものです。
法治国家として、法律に従って生きることは、
この国だけだけなく、
世界の中で生きる者の最低限の常識だとも思っています。
しかし、法律にさえ頼っていたら、この世界は平和になるのでしょうか?
そうではありません。
そこには”他人を思いやる心”が必要です。
たとえば殺人。
これは絶対に許されるものではありません。
法律的に刑が決まり、その刑を終えた人は、
法的にも社会的にも許されて、
社会の中で生きていくことは、認められなければなりません。
ただ、それで全てがチャラにはならないのです。
殺された人、そしてその人の遺族だけは、
絶対にその人を許さないでしょう。

”人を殺す”と言う行為は、
そういうものなのです。
法律や社会が寛容な心で許しても、
殺された人や、その遺族だけは、一生その人を許さない。
殺人だけではありません。
”イジメ”についても同じです。
イジメは、虐められた人間の心に凄い傷を残します。
僕は子供の頃虐められ、41歳になる今でも、
その傷が完全に癒えたとは言えないのです。
僕の”人見知り”もそれが原因だと思います。
だからと言って、僕は聖人ではありません。
そんな僕だって、誰かを虐めたこともあります。
そのことは、の歳になって、後悔しています。

それに、最近の判明したことでは、
年金のネコババ問題。
私の知り合いなど、
経済的に本当に苦しくて、払いたくても年金を払うことができず、
年金の未払いが続くと、
督促のハガキが届きます。
そこには”差し押さえ”の文字も書かれていた時期もありました。
やっと、借金までして年金を納めても、
払ったお金はネコババされる・・・。そんな疑いがあるとすれば、
払いつづけている国民は、
何を信じれば良いのでしょう。

これも、謝ったからと言って、許されるものではないでしょう。

『謝り、反省さえすれば、何をしても許してもらえる。』

こんな風潮が、現在の凶悪事件増加の根本のような気がしてしょうがありません。

『世の中には、やってしまったら絶対に許されないことがある。』

このことは、子供達に伝えていかなければなりません。
そして僕は、ラジオを通じて、このことは伝えていきたいと思います。



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