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 『犬』 - 2008/03/01(Sat)

昨日『お昼は10耳ダンボ』の放送中に、
大出アナが発表したので、
皆さん知っていると思いますが、
早見アナが無事女の子を出産しました。
昨日の放送から、今日の僕の放送まで、
リスナーの皆さんから、
早見さんに対する御祝いメールを沢山いただきました。
早見さんにかわってお礼を申し上げます。

さて、昨日は早見さんからこのメデタイ知らせが無ければ、
僕は一日カリカリイライラしていたことだろうと思うのです。
とにかく朝からトラブルが続き・・・。
本当にカリカリしていた時、
早見さんからスタッフ皆にメールが届き、
皆が笑顔になったのです。
早見さんの赤ちゃんは、
産まれた瞬間に人の心を幸せにしてくれました。
きっと、そういう素敵な星の下に生まれた女の子なのでしょう。
将来は間違いなく幸せになれます。

さてさて、
この間年末の忙しい時期を過ごし、
年末特番を放送し、正月特番を放送し、
開局2周年特番を放送し、十日町雪まつり関係の特番を放送したと思ったら・・・。
気がつけば今日から3月です。
時間の早さにビックリしています。
この分だと、
アッと言う間に着物祭りが来て、
夏の大祭りが来て、
中越震災から4年目の市の防災訓練が来て、
生誕地祭りが来て、
年末が来て、年越し特番が来て・・・。
平成21年が来てしまいます。
こりゃ、大変です!!

どうして年を重ねるごとに、
加速度的に一年は早くなっていくのでしょう?
子供の頃は一日が凄く長くて、
夏休みなんてとんでもなく長かったのに・・・。
24時間は変わらないはずなのに、
どんどん時間が短く感じるようになっています。
特にこの仕事を始めてからは、
とにかく一年中突っ走っているようです。

そんな忙しい日々ですが、
どんなに忙しく、夜遅い時でも、
家に帰ると愛犬鈴(2歳半の柴犬)が玄関へ迎えに出て来てくれます。
クルッと左側に巻いたシッポをチョコチョコ振って、
目を線になるくらい細くして、
耳を頭にくっつけるくらい下げての出迎えです。
この鈴の出迎えで、
どんなに疲れていても僕の心は癒されるのです。

今日は放送が終わってから、
大出アナに頼まれた『我家のニャンバ〜ワン』の収録を2本しました。
たまたま土曜日が都合の良いゲストさん2人だったので、
午後1時からと、午後2時からの2回収録になったのです。
僕も犬好きなので、
このペット紹介のコーナーの収録は楽しいものです。
今日の最初の男性ゲストさんのペットは、
ミニチュア・ダックスフンド。
2人目の女性ゲストさんはゴールデン・レトリバーを飼っておられました。
お2人とも僕と一緒で、
愛犬を家族と思って接しているようでした。
先週も土曜日にこのコーナーの収録があって、
やはり犬好きのゲストさんと話したのですが、

『つくづく神様は粋なことをするなぁ。』

と関心したのでした。
僕は神様とか、宗教とかに関心の薄い人間ですが、
犬と人間の関係を考えた時に、

『もしかしたら神様っているのかもしれないなぁ。』

と思ったりします。

なぜ神様は粋なことをするなぁ・・・などと思ったかと言うと。
きっと人間だけだと、
言葉を使ってコミュニケーションをとることができる反面、
言葉によって傷つけ合ったり、争ったりしてしまう。
言葉があるからこそ理解し合えるのだけど、
言葉があるから理解し合えないこともある。
これは人間がずっと超えられない難しい壁なのです。
そこで神様は考えたのではないでしょうか?

『言葉の壁を乗り越えて理解し合える存在が、人間には必要なのだと・・・。』

言葉の壁を越えて理解し合える存在。
もしかしたら、それが『犬』と言う動物なのかもしれません。
僕の家では柴犬の鈴と家の中で一緒に暮らしています。
まさに家族です。
犬を飼った経験のない人には理解しがたいでしょうが、
人間と犬と言う生物的違いを乗りえて、
犬を家族と感じるのです。
(逆に、犬と暮らす人には理解してもらえると思います。)
犬と人間ですよ。
どうやったったて血の繋がりはありません。
でも時には、本当に家族以上の家族に思えるのです。
今日の男性ゲストも中越地震の時に、

『一番先に助け出したのが愛犬だった。』

と言っていました。
その気持ちは僕には理解できます。

神様は粋です。
言葉の壁を越えて理解しえる動物"犬"を、
人間の側に置いてくれたのです。
言葉は通じなくても、
触れ合うことでお互いを尊重する気持ちがうまれてきます。
そして、犬の存在が、
僕達人間の心を癒し、
優しい気持ちを生み、
そして人生における大切なことを教えてくれます。
小さな命の大切さを教えてくれます。
僕は愛犬・鈴にそう言う意味で感謝しています。

皆さんも犬が嫌いでなかったら、
犬と一緒に暮らしてみませんか?
人生が何倍も豊かになったように感じますよ。

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!








 『心の深呼吸』 - 2008/03/04(Tue)

毎週、日曜と月曜がお休みの佐藤です。
この日曜日と月曜日は天気が良くて、
ちょっと得した気分でした。
日曜日は午前中仕事をしていましたが、
午後と昨日は完全なオフでした。

さて、以前にも書いた"人生のケジメ"がもうすぐ着きそうなので、
何年悩まされ続けたことが頭から抜け、心が開放されたように感じています。
そうなると不思議なもので、
いろいろな物事が心に染込むようになってきました。
犬と散歩する時、車で移動する時に、
僕はラジオを聴きながら・・・が多いのですが、
このところNHK FMのクラシック音楽を聴いています。
クラシックの曲は全然わからないし、
作曲家も知りません。
今まで聴こうとすら思いませんでした。
でも、今は聴いていて心地良いし、
何か心が音楽を欲しているように思います。
映画も、今までのようなハリウッド映画より、
単館系の心に染みる映画を観るようになりました。
何年も悩み苦しんだことがことが解決へ向かうことで、
心が少しづつ栄養を補給しようとしているのかもしれません。
昨日などはいつもと同じパターンの静かな休日だったのに、
なんだか充実して感じました。
朝7時に起きて、9時から犬の散歩をし、
DVDでドイツ映画『善き人のためのソナタ』を観て、
(『善き人のためのソナタ』もとても素晴らしい映画でした。)
昼からちょっと買い物に出かけ、
家族で夕食を食べ、
犬の散歩をする。
その後は、ちょっと風邪気味で体調がイマイチだったので寝てしまいましたが・・・。
たったそれだけの休日が、
充実したものに感じられるようになった心の変化が、
今の僕にはとても嬉しいのです。
※ねっ!地味な休日でしょ(笑)※

ラジオから流れる題名も知らないクラシック音楽と、
DVDで観る映画。
愛犬や家族と過ごす時間。
大好きなバイク雑誌を読む時間が、
今の僕の心の栄養になっています。

今回のことで知ったのは、

『問題(悩み事)からはいつままで逃げても解決しない。』

と言うことでした。
時には逃げたり、目を背けたりすることも必要なのかもしれませんが、
それではいつまで経っても問題は解決しないのです。
それどころか、
逃げているいる間にどんどん問題は大きくなり、
自分1人では解決できないレベルにまで大きくなってしまう。
まさに今回の僕がそうでした。
ギリギリのところを、
気づいてくれた周囲の人が、
手を差し伸べてくだったのです。
そのことをキッカケに、
僕自身が問題に対峙することができました。

『問題には逃げずに対峙して、正面から見つめる勇気が持てたら、解決への道が見つかる。』

僕のいい加減な人生において、
とても大切なことを学ぶことができました。
41歳になっても、
まだまだ学ぶべきことが多いです。

数年ぶりに開放された僕の心が、
今、深呼吸をしています。


※まだ、問題がすべて解決したわけではないので、
ここでは問題の具体的なことは書けませんが、
いずれ前面解決して落ち着いたら、
このブログでも書きたいと思っています。
このブログで書くことで、
僕と同じ悩みや苦しみを持った人達が、
問題解決のヒントになればと考えています。











 フライ・トゥー・ザ・ムーン - 2008/03/08(Sat)

柏崎駅前のビジネスホテルの10階で、
柏崎市の夜景を見ながら、
交流会で余った赤ワインをもらってきて、
1人ホテルの部屋で飲んでいる佐藤です。
BGMは、スタンダードなジャズ、
フライ・トゥー・ザ・ムーン。
BGMチャンネルのスイッチを入れたら、
流れてきました。
なかなか粋な感じです。

さて、なぜ僕が柏崎市にいるのか?
と言うと、出張なのです。
今日は柏崎市で、
全国のコミュニティFM局のシンポジウム
『中越沖地震シンポジウム』が開催されたのです。
僕も柏崎市のFMピッカラさんに、
昨年支援活動員として、
お手伝いさせていただいた経験を、
発表する為に参加したのです。
本当に全国から130名くらいの、
ラジオ局関係者が集まりました。
発表を終えたところで、
放送作家の石井先生に、

『良い発表だったよ。』

と一言褒めていただいたのが、
本当に嬉しかったです。

さてさて、明日はシンポジウム後半。
柏崎刈羽原子力発電所の見学です。
シッカリ勉強してきます。
その為に、スタンド・バイ・ユーを終えてすぐに柏崎市に直行する。
強行スケジュールの出張をしているのですから…。

さぁーて、今夜はフライ・トゥー・ザ・ムーンを聴きながら、
眠るとしますか。

おやすみなさい。

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!




 シンポジュウム発表原稿 - 2008/03/09(Sun)

昨日、柏崎市で全国のコミュニティーFM局や、
マスコミが集まって開催された

『中越沖地震シンポジュウム』

で、昨年僕が柏崎市のFMピッカラさんに支援活動に行かせていただいたことから、
今回のシンポジュウムで体験発表の機会をいただきました。
発表者はFMピッカラ(柏崎市)船崎アナウンサー、
FM長岡(長岡市)の佐野アナウンサーの2人が、
震災した地域であり、災害放送をした経験を発表。
FM−J(上越市)の林田アナウンサーと僕が、
FMピッカラでの支援体験を発表しました。
そこで僕が発表した原稿を公開したいと思います。
以下は、発表した原稿です。
※原稿をそまま掲載するので、
いつものブログの書き方とちょっと違います。
あしからず・・・。



☆題名『災害時におけるコミュニティーFM局のなすべきこと』


新潟県十日町市のエフエムとおかまち、佐藤広樹です。
エフエムとおかまちは、中越地震の後、
市民からの声の高まりを受けて生まれた局です。
位置的には柏崎市のお隣となります。
※ここまではアドリブ。以下原稿※

 あの震災の夏、被災者の方がFMピッカラさんに来て、お話しされたお礼の言葉が、今も私の心に残っています。
『毎日放送ご苦労様。放送のおかげで本当に心が救われています。』
 
さて、私は7月22日と8月2日の二日間、
FMピッカラさんで、支援活動員としてお手伝いをさせていただきました。
この頃の被災者のニーズとしては、「お風呂の問題」と「洗濯物をどうするか!?」でした。
真夏の震災、馴れない避難生活の中では、食料や水、倒壊家屋の問題と同じくらい、お風呂や洗濯物への関心が高いようでした。
まずは「お風呂問題」ですが、柏崎市からの要請で、自衛隊が臨時のお風呂を設置していました。
十日町市などの近隣の市町村でも、市の管轄の公共の湯を、被災者やボランティアへ無料で開放する。などの措置がとられ始めた時期でした。
FMピッカラさんも放送を通じ、この日の自衛隊のお風呂の予定を放送していました。
しかし、リスナーさんから、
「放送で言っていた場所に行ったが、お風呂がやっていなかった。」
などの電話がかかり始めました。
調べてみると、柏崎市の情報と自衛隊の情報に食い違いがあったのです。
さっそく市へ報告し対応を依頼しましたが、災害対応の忙しさを理由に、情報調整が遅れていました。
結局、柏崎市と自衛隊の情報の調整は、FMピッカラのスタッフの皆さんが行うこととなりました。
そしてもう一つの関心事「洗濯をどうするか!?」
これには理由がありました。下水道が使えズ、柏崎市内のコインランドリーが一軒も稼動できなかったのです。被災者は真夏の暑さで毎日溜まっていく洗濯物をどうするかに、関心が高かったのです。
そこで私とFM上越の田所さんで手分けをして、十日町市、長岡市、上越市のコインランドリー情報を、各市にお願いして集めました。FMピッカラさんでもこの情報を放送していただきました。
しかし夕方になり、ある被災者の方から、こんなお電話をいただきました。
「柏崎市役所にコインランドリーについて電話したら、FMピッカラさんへ聞いてくれ。と言われました。」
これには皆、苦笑いするしかありませんでした。

大規模災害が起こった時には、コミュニティーFM局が、本来は行政が行うべき情報の取りまとめを、しなければならない現実がありました。
しかし、FMピッカラさんは文句一つ言わず、被災者へ「調整」「整理」した上で、正確かつ、生活に密着した情報を、徹底的に放送し続けたのです。
私がお手伝いに行った二日間とも、FMピッカラさんには、お礼や感謝の気持ちを伝えに来られる市民が大勢いらっしゃいました。
これこそが、FMピッカラさんの報道姿勢が、被災者や市民に支持された証拠だと、私は感じました。この報道姿勢が、災害時における、コミュニティーFM局のなすべきことであり、地元密着のコミュニティーFM局だからこそ出来た仕事だと思いました。

そして最後に、私は被災地で素晴らしい日本人の姿を見ることができました。
7月22日の夕方、私も炊き出しの列に並びました。
二列になり夕食の配給を自衛隊員さんから受けるのです。しばらくして隣の列のお味噌汁が無くなりました。
若い自衛官の呼びかけで、隣の列の人々は、私達の列の最後尾に並びかえられることとなりました。しかし、誰一人文句も言わず、笑顔で自衛官にお礼を言いながら整然と列の後ろに並び替えたのです。
「日本人の慎ましく謙虚で、助け合える精神・・・日本人って本当に美しい民族だなぁ」
と、その光景を見て私は感じました。




 『原発見学』 - 2008/03/11(Tue)

おはようございます。
今日早番出勤してきたら、
高野さんが

『朝、山から垂直に空へ昇る物体を見た。』

と興奮して言っていました。
高野さんはUFOでも見たのでしょうか?
これこそ春の珍事です。

さて、一昨日の日曜日、
全国から集まったラジオ局関係者やジャーナリストの皆さんと、
東京電力柏崎刈羽原子力発電所の見学会に参加してきました。
土曜日に柏崎市で行われた『中越沖地震シンポジウム』の一貫です。
前夜の交流会参加と、朝からの原発見学の為に、
近隣の柏崎市ではありましたが、
一泊することとなったのでした。

朝9時から柏崎刈羽原発の敷地内で、
原発や中越沖地震の時の説明を受け、
いよいよ原発見学となりました。
僕達は4号機原発の見学です。
見学する前に専用のヘルメットと、
専用の作業着を着て出発です。

そして専用の入り口から入るのですが、
警備員が数人いて厳重な警戒態勢です。
もちろん原発敷地内には警察や海上保安庁も在駐しています。
専用入り口に向かうまでの間、
中越沖地震によって、地盤沈下した部分が見えます。
建物自体は被害はほとんど見られないのですが、
建物と建物を繋ぐ通路や、
外の配管の繋ぎ目部分などズレが見られました。
ですが、これが原発自体へは関係はないのです。

専用入り口につくと携帯電話やカメラ、
小銭入れやカギを預けて中に入ります。
中に入るには専用のカードが必要でした。
そして中に入ると、
自分の靴下を脱ぎ、
専用の靴下と手袋をします。
靴下はズボンの裾の上まで履き、
手袋も上着の手首裾の部分の上まで伸ばします。
これは皮膚に放射性物質が着くのを防ぐとともに、
ズボンの裾などに放射性物質が着くのを防ぐためです。
そして、その奥へ進むと、
個人用のガイガーカウンターを胸のポケットに入れます。
放射性物質を感知するとピピッ!と音がなるのです。
実際にはレントゲンの何分の一かの被爆(”被爆する”は正しい表現です。)をするので、
一度や二度ピピッ!っと鳴るのですが・・・。

そして、ガンダムやSFの世界で描かれているようなゲートをくぐり、
そこで専用の靴を履いて、
やっと原発内部、原子炉建屋内に入ります。
ここまでの作業は見学が終わり帰る時に、
放射性物質を外に出さないための措置なのです。
本当に厳しい管理が行われています。

そして中の見学・・・。
巨大なタービンのある発電室から、
原子炉の真横の部屋まで入れていただきました。
普段はここにはチッ素が充満していて入れないらしいのですが、
今は運転が止まっているため入れる場所です。
そして中央制御室もガラス越しに見学できました。
とにかく厳重な警備体制と、
厳重強固に作られた原発の設備に驚きました。

そしてこれだけの体制が整えられているのに、
いろいろなことが言われてしまうのは、
やはり何処か説明不足なところがあるのかもしれないとも思いました。
マスコミ関係者の見学ですから、
皆かなり突っ込んだ質問をしながらの見学です。
それでも担当の広報の方は、
シッカリと答えてくれました。
説明をシッカリしていれば、
もっともっと原発に対して理解されるのではないのかとも思います。

今回の見学は、
原発に対して誤解していた部分もあったし、
逆に疑問を持った部分もあり、

個人的には大変勉強になりました。

また、出て来る時には、
厳重な警備のゲートを潜って出できました。
外に出ると皆

『空気が新鮮で美味しい。』

と言っていました。
これは、原発がかなり密閉されていて、
空気の出入りも制御されているために、
皆外に出ると空気が美味しく感じるのだそうです。

皆さんも機会があったら、
一度見学することをお勧めします。
勉強になりますよ。

では・・・。


 『HERO〜検事〜』 - 2008/03/13(Thu)

私が尊敬する劇作家・鴻上尚史氏のデビュー作で代表作に、

『朝日のような夕日をつれて』

と言う戯曲があるが、
今日の朝日は"夕日のような朝日"でした。
真っ赤で丸い太陽が、
ゆっくりゆっくり山の稜線から昇ってきました。

さて、木村拓也さん主演でヒットしたTVドラマ『HERO』
昨年は映画も公開され大ヒット!
今月には映画のDVDも発売になり盛り上がっています。
このドラマは皆さん知っていると思いますが、
木村拓也さん演じる茶髪でジーンズの異端児の検事・久利生公平が、
数々の事件を解決していくドラマです。
主演の木村さんだけでなく、
脇役陣も充実していて、群像劇としても良く描かれています。

そこで今注目されているのが"検事"と言う仕事です。
司法試験を突破した優秀で正義感のある人が集まる集団。
と言うイメージが僕にはあります。
一昨日、新潟地方検察庁長岡支部から、
長岡支部長の澤田検事と北村検事が来てくださいました。
『裁判員制度』について、
十日町市民にも知ってほしいとの想いから、
エフエムとおかまちを訪れてくださったのです。
今週の土曜日と来週の土曜日の2回に分けて、
『裁判員制度』について、詳しく話してくださいます。
時間は土曜日朝10時からです。
ぜひ、お聴きください。

さてさて、僕は今回生まれて初めて"検事"と言う仕事をされている人に会いました。
僕の検事に対するイメージは、
やはりニュースなどで見る"背広の集団が列を成して家宅捜査に向かう姿"
そして、やはりTVドラマの『HERO』のイメージです。
お会いする前は、検事と言うイメージから、
ちょと恐そうかな?と思ったのですが、
実際お会いして、話してみるとドラマと同じく正義感溢れる熱血漢!
そしてとても優しい。
と言う印象でした。
澤田検事も北村検事も、
言葉の端々に正義感を感じました。
やはりHEROでした。
そして裁判員制度についても、
判りやすく語ってくださいました。

ちなみに木村拓也さんの演じる検事・久利生公平のような、
Tシャツやジーンズでの仕事は、アリエナイそうです。
(そりゃそうでしょう)
でも、ドラマと映画のヒットで、
検事希望者や事務官の希望者が増えたとのことで、
今まで弁護士へ流れていた司法試験合格者の意識が変わったとのことでした。
やはり木村拓也さんの影響力は凄い!!

と言うことで、
これから僕達も大きく関わっていくことになる裁判と裁判員制度・・・。
いろいろな疑問を聞きました。
そして2人の検事さんも率直に答えてくださいました。
今週と来週のスタンド・バイ・ユー10時をお楽しみに!!


 『汗して働く』 - 2008/03/15(Sat)

年度末です。
年度末、世間はとても忙しいことと思います。
エフエムとおかまちも世間並み・・・。
いや、ある意味世間以上に忙しい年度末となっています。
エフエムとおかまちの職員は、
すべての仕事ができないといけません。
アナウンス、放送、取材、編集、ミキサー操作だけなく、
企画、営業、契約交渉、契約と、
言う実際にお金を稼ぐことも当然やります。
ただ、マイクの前で喋っていれば良い。のではないのです。
ですから、ウチの会社では、皆が等しく仕事をしています。
性別も年齢も関係ありません。
皆が支えあって仕事をしているのです。
一年で一番忙しいこの時期も、
皆で支え合って頑張っています。

確かに日々忙しく、疲れも溜まっている僕ですが、
自営業を経験し、
閑古鳥が鳴くくらい暇な時期を過ごしました。
自営業の"暇の恐ろしさや辛さ"を経験しているだけ、
今の状況は、疲れる反面「ありがたい」とも感じています。
自営業で"暇"とは、
即、「食べていけない」ことを意味しますから、
その恐ろしさや辛さは・・・。
経験した者でないと理解できないと思います。
たった一人でその恐怖と対峙するのは、
本当に恐ろしいことでした。

それともう一つ。
僕らが頑張れる要因は、
多くの皆さんに、聴いていただいている。
と言う実感があるからです。
昨年暮れの聴取率調査では、
市民の6人に1人が、
聴いてくだっている事がわかりました。
僕は以前、
ある電機部品工場に勤めていた経験があります。
5年間勤めていました。
原料課主任をしていたのです。
その工場では毎朝朝礼がありました。
月に数回東京本社から幹部が来て、
朝礼で挨拶します。
しかし、東京本社幹部の挨拶は、
ほとんどがクレームに関するものでした。
作っている物が電機部品ですから、
一般の人は、僕らが作った部品を目にすることはありません。
現場に聞こえてくる評価は、
東京本社幹部が話すクレームばかり…。
これでは現場職員のモチベーションは下がります。

しかし、エフエムとおかまちでは、
多くの皆さんに聴いていただき、
そして必ず反応が返ってきます。
ユーザーであるリスナーさんから、
直接声が届く。
以前の勤めていた工場では、
考えられない事です。ですから、営業マン佐藤広樹は、
頑張ります!

佐藤のモットーは『汗して働く』ですから。

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!



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