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 『吉祥寺の劇場にて』 - 2008/06/29(Sun)

新潟も雨でしたが、
東京も雨です。
と言う事で、靴が雨でグチャグチャの佐藤です。

佐藤は今、東京吉祥寺の櫂スタジオと言う劇場にいます。
僕が9年前に書いた戯曲(舞台台本)『アイスブルー』が、
27日金曜日から、
この劇場で上演されています。
一応、作者なので、
今日の昼の公演と、
千秋楽の公演を観るつもりで来ています。
そして今は、昼公演を観て、
最終公演の千秋楽の舞台を観るので、
劇場の中で、
携帯を使ってこのブログを書いています。
アイスブルーを生の舞台で観るのは、
8年ぶりなので昼の公演前は、
なんだか数年前に別れた子供と会うようで、かなりドキドキしました。
しかしさっき一度観たので、
千秋楽の今回は落ち着いて観られるようです。
50〜60席くらいの小さな劇場ですが、
一応満員のようで、
このお客様全員に、
アイスブルーのメッセージが伝わったら、
僕は幸せです。

とは言え、久しぶりにお客様に僕の書いた芝居を観てもらえるので、
かなりワクワクしています。
今回上演してくれた東京の演劇ユニットにゃんこ鍋には感謝です。
今は本当に久しぶりに演劇人佐藤広樹に戻っています。
やっぱり僕は、
根っからの演劇人のようです。

さぁ〜て、十日町市に帰ったら、
劇団つくるかな!?

さぁ、あと15分で開演です。
シッカリ最後の舞台を観たいと思います。

では…。


 『言ってしまったらオシマイ』 - 2008/06/26(Thu)

さすがに疲れが溜まりやすくなってくるお年頃なので、
真面目に養命酒を飲もうかと、
真剣に考えはじめている佐藤です。
このブログをスタッフのネッツこと根津しのぶさんに見られると・・・。

『オッサン通り越してオジィだ!!』

といわれそうです(--;)

さて、最近テレビを見ていると、
老舗料亭や大手外国語学校、
大手の訪問介護の会社、
大手派遣労働の会社。
大手ではないが業績の良いと思われていた中小の食品会社の偽装問題など・・・。
会社の経営者が様々な問題を起こし、
テレビや新聞を賑わすケースを毎日目にます。

そんな経営者の共通点が一つある事に気づきました。
それは、会社で働く従業員を、
単純に労働力とだけ考えているのではないか?
と言う事です。
確かに会社にとって、
従業員は労働力です。
しかし、社員、パート、バイト、派遣社員と言えど人間です。
経営者が、従業員の人間としての尊厳さえ否定するような発言を聞くことがあります。
とても悲しく残念です。
テレビで騒がれる会社の経営者は、
その業界や地域での社会的地位の高い人ばかりです。
しかし、最近の報道を見ていると、
社会的地位と、人間性は必ずしもイコールでは無い気がします。

以前アルバイトをしていた会社で、
経営者にこんなことを言われた事があります。

『俺が朝から夜中まで働いているんだから、社員やアルバイトが、ちょっと残業したくらいで文句を言うな!!』

言っている意味はわかりますが、
社員さんは、毎日4時間〜6時間も残業していたのに、
残業代は支払われていませんでした。
僕も店を1人で経営していたので、
言いたくなる気持はわかります。

『自分がこんなに働いているのに・・・。』

わかります。とても理解できます。
理解はできるけど、
それを言ってしまったらオシマイです。
たぶん、会社を経営する人が、
一番従業員に言ってはいけない一言なのでしょう。
僕のバイト先の経営者は、
社員やバイトからの信頼をその言葉で失ってしまいした。
それまでは、残業代も我慢して会社の利益を優先にしてきた社員さんも、
さすがにその発言には会社への忠義心も失せた様子でした。

最近テレビやニュースで問題を起こしている企業のトップをニュースで見ていると、
あの時のバイト先の経営者と同じ臭いを感じます。
たぶん、従業員を労働力ばかりではなく、
人間として見ている経営者はそんな発言はしないのでしょう。

会社を経営するのは、
本当に大変な事です。
僕も経験がありますが、
経営者になると、
勤め人と違って、
すべての責任が自分の肩に乗っかります。
24時間365日、
仕事が頭から離れなくなるのです。
このプレッシャーに負けないだけの精神力が、
経営者には必要なのです。
ですから会社を経営している人達は、
本当にスーパーマンなのです。
凄い人達なのです。
多くの経営者の皆さんは、
僕が以前バイトしていた会社の経営者や、
テレビや新聞で騒がれている経営者とは違う立派な方達です。
ですが、中には自分が指示した偽装を、
テレビカメラの前で、

『社員が勝手にやった事』

と言ってしまうのです。

これは一昔前政治家が、

『秘書が勝手にやった事』

と言っていたのを思い出します。

気持はわかるけど・・・。
言ってしまったらオシマイの一言があるようです・・・。

幸い、ウチの会社や、ウチのスポンサーの会社では、
こう言う発言は聞いたことがないで良かったです。

では・・・。



 『ニュースの舞台裏』 - 2008/06/24(Tue)

いよいよ梅雨っぽくなってきましたね。
今日はさすがにバイクではなく、
車で通勤の佐藤です。

さて、最近『十日町ニュース』のコーナーで、
地元新聞の記事を読むだけではなく、
独自取材によるニュースを放送しています。
まだ先月から始めたばかりで、
毎日とはいかないのですが、
なんとか週1ニュース〜3ニュースくらいは、
独自取材のニュースを放送したいと思っています。
今までは、取材したニュースなどは各番組の、
各コーナーで放送していたのですが、
やはり報道と言う枠組みでニュースを放送していこうと言う事になり、
十日町ニュースのコーナーを活用する事となりました
実はエフエムとおかまちも、
十日町記者クラブに入れていただいています。
記者クラブとは、会社単位ではなく、
あくまでも記者個人で入会する決まりで、
エフエムとおかまちでは、
僕と早見純子アナが所属しています。
記者クラブに所属していると、
幹事社を通じて様々な取材情報が配信されます。
その情報や、独自に集めた情報によって、
取材先を決める事ができるのです。

例えば、十日町市長の定例会見があるとすると、
定例会見の日時と場所、
市からの主な発表内容などの情報が事前に届きます。

会見当日午前11時に、
十日町市長の定例会見の場所(主に市役所なのですが)に行き、
約1時間程度の会見を録音します。
録音機材は、最近流行りのスティック型のIC録音機。
(最近、テレビの政治家の会見場面などに、記者がマイク以外のスティック型の録音機を近づけているのを見た事はありませんか?アレです。)
録音しながら、会見での発表のポイントなり、
必要な箇所の、
録音タイムとトラック数をノートにメモしていきます。
会見が終わるのはだいたい午後12時。
急いで会社に帰るのですが、
帰る車の中の5分間で、
頭の中で会見のポイントと、
録音した内容を大まかに編集を考えてまとめます。
12時10分頃、帰社してからが大忙し!!
お昼の番組『お昼は10耳ダンボ』の『十日町ニュース』の時間、
午後12時55分に向けて編集を始めます。
会社に帰って来たらサブスタジオ(編集室)に入り編集開始です。
放送までに残された時間は、45分間。
IC録音なので、パソコンで編集できるのですが、
最終的にMDに録音しないと放送できない為、
ノートのメモを見ながら、
会見のポイントをレコーダーからMDにダビングしていきます。
放送時間は3分間〜4分程度。
1時間近く録音した会見内容の中から、
会見のポイントをいくつかに分けて、
時間の制限もあるので、
ダビングしたポイントから、
大切な部分だけに絞込み、
いらない音をカットして編集していき、
最終的に1分30秒程度にまとめます。
そして、まとめた内容に沿って、
ナレーションをつけていきます。
ナレーションは原稿を書いている時間が無い為、
車の中で頭でまとめた文章をアドリブで入れていきます。
録音したナレーションには、
前後に録音ボタンを押した時の音"カツッ"と言う音が入っているので、
いくつか録音したナレーションの前後についている"カツッ"と言う音だけをカットます。
"カツッ"音をカットしたいくつかのナレーションを、
会見をまとめた音の間に挟んでいきます。

ベースとなるナレーションと会見音声の並びが決まったら、
今度はそのMDを流しながら、
ニュースの音楽をつけていきます。
音楽は僕の持っているシーケンサーと言う機械から入れていきます。
このシーケンサーはCDなどと違い、
一定の音楽が15秒でも30秒でも1時間でも、
好きな長さで出す事ができる機械なので、
3分程度のニュースには、
大変重宝します。
例えばラジオニュースの場合、
ナレーション部分に音楽が欲しいが、
取材した音声には音楽はいらないわけです。(取材した音に音楽ょをつけると聞きずらい。)
音楽無しでも良いのですが、
音楽無しだとナレーションと取材した音がブツ切れとなってしまいます。
音楽をつけるポイントとしては、
ナレーションが終わって取材した音源に移るほんの一瞬。
0.3秒くらい取材した音源に被る事なのです。
ほんのちょっとだけ音楽がかぶるだけで、
ナレーションと取材音源の繋がり部分が綺麗になるのです。

そして、最後にニュースを1回〜2回聴いて、
問題が無ければ放送担当の佐々木アナか、
大出アナにお願いします。
ここで、日時など間違っていたら大変です。
その部分だけを録り直さなくてはいけません。
問題が無ければ放送となります。
だいたい放送の5分〜3分前に出来上がる感じで、
いつも時間との戦いとなるのです。

説明だけでは伝わりにくいので、
実際の放送の流れを書いてみます。

『6月17日・十日町ニュース/田口十日町市長定例会見』

音楽in

Na・・・十日町ニュースのコーナーです。6月17日火曜日。
田口十日町市長の定例記者会見が開かれました。
まずは岩手・宮城内陸地震への十日町市の対応について、
田口市長の発表をお聞きください。

音楽out

市長・・・岩手宮城内陸地震への十日町市の対応でございますが・・・以下発表内容

音楽in

Na・・・つづいて、十日町市里山センター設置についての会見です。

音楽out

市長・・・えぇー十日町市里山センターは・・・以下発表内容

音楽in

Na・・・つづいて、十日町応援寄付の概要についての発表をお聞きください。

音楽out

市長・・・市の将来目標を・・・以下内容発表

音楽in

Na・・・その他中国四川省の大地震、ミャンマーのサイクロン災害に対する募金の合計が、
35,5952円となった発表がありました。
以上ここまでは十日町ニュースのコーナーでした。

音楽out


以上のような編集内容となるのです。
では・・・。

※Na・・・ナレーション




 『星に願いを』 - 2008/06/22(Sun)

昨日、土曜日午前の放送が終わってから、
超忙しい時間を過ごしている佐藤です。
日曜日の今日も朝6時30分から会社に来て編集に追われております。

とは言え、ウチの会社では暇な人間はいないので、
僕だけが忙しいわけではないのですが、
土曜日の午後は僕1人の勤務となる為、
ちょいと忙しくなったのでした。

土曜日11時30分に番組の放送が終わってから、
営業が2件入り、番組終了直後から営業活動をしました。
(もちろん契約できました。)
そして、十日町市本町6丁目にある映画館、
十日町シネマパラダイスさんで、
新潟県内では2館目の上映となる、
話題のドキュメンタリー映画『靖国』の、
第1回目の上映の様子を取材しに行きました。
なんと言っても上映中止が相次ぐ話題の映画だけに、
取材をしなくてはいけません。
大勢のお客様や各新聞社の方も取材に来ていて、
映画館のエントランスホールと喫茶店は、
華やかな雰囲気に包まれていました。
けして、危険な事はなかったです。
上映前の様子を取材して、
同時並行で行われている別のイベントの取材に向かいました。
(映画『靖国』は、2週間前に見ていましたからね。)
それは、『信濃川をよみがえらせる会』の平成20年度総会でした。
幸い、会場はシネマパラダイスさんからそう遠くない十日町情報館。
総会は午後3時から始まるので、
会場の様子を最初の30分間取材し、
今度は、午後3時50分に上演が終わる映画『靖国』を観終わった観客の感想を取材しに、
シネマパラダイスへトンボ返り。
シネパラさんの取材を終えると、
今度はまた信濃川をよみがえらせる会の総会会場の情報館に戻って、
総会の様子を録音する為に置いて来た録音機の回収と、
続けて講演会も聴いて取材・・・。

と言う"行って来い行って来い"状態のスケジュールでした。

そして、その取材した2つの音源を今朝から来て編集しました。
明日、明後日(月曜、火曜)の朝・昼・夕の『十日町ニュース』のコーナーで聴いていただけると思います。

つづけて、24日火曜日から2週間朝と夕方、
そして土曜日に放送する1分間番組『星に願いを』の編集作業に取り掛かっております。
この番組は駅通り商店街の提供で、
朝8:05/夕方17:15/土曜日10:23からインフォメーションコーナーの中で放送するものなのです。
駅通り商店街にはもう七夕飾りが飾ってありますが、
来週になるとアーケードに、
市内の保育園、幼稚園の子供達の願い事を書いた短冊が飾られます。
その短冊を、子供達自身に読んでもらったものを、
2週間に渡って1分間番組として放送するものなのです。
本当に忙しいウチの早見アナ、佐々木アナ、高野アナ、富田アナが、
様々な保育園、幼稚園に行って、
様々な苦労をして、
可愛らしい子供達の声を録音して来てくれました。
その声を編集し、番組にするのが僕の仕事なのです。
それで今、『星に願いを』の編集をしいると言うわけです。

てな事で、頑張って仕事します!!

来週もHAPPY TUNEでヨロシク!!

※1分間番組『星に願いを』を聴くと、子供達から元気をもらえますよ。




 『性格』 - 2008/06/20(Fri)

タタリじゃぁ〜!!
このところ毎週週末になると、
喉の調子が悪くなります。
これは、何かのタタリとしか思えません(--;)
それでなくても僕の声は、
アナウンサーとしては致命的に悪いので、
これ以上悪くなるとマジで、ヤバイっす。
と言う事で、
とにかく明日の番組までに喉の調子を良くしたい佐藤です。

さて、先週の番組にリスナーさんから冗談半分、本気半分で、

『佐藤さんのブログは暗い(笑)』

とメッセージをいただきました。
確かに僕のブログは自慢じゃないけど、暗い!!です!!(笑)
その話しをしたら、やっぱりリスナーさんから、

『佐藤さんの明るさは、無理をしいるのですか?』

と、質問のメールをいただきました(笑)

答えは、どちらかと言うと僕の性格は、
"基本的な部分は暗い"方だと思います。
なぜ"基本的に暗い"と書いたかと言うと、
よく「アイツは性格が明るい」とか「アイツは性格が暗い」と言う言い方をしますが、
はたして1人の人間の性格は明るい部分だけだとか、
暗い部分だけでしょうか?
明るい部分もあれば、暗い部分もある。
その両面があって初めて人格が形成されているのだと思うのです。
ただ、基本的な性格として明るい部分と暗い部分があるに過ぎないと思うのです。
表面に出てくる性格がどちらが多いかの差だけです。
一見どんなに明るく見える人でも、悩みや苦しみがあり、
一見どんなに暗く見える人でも、笑うだろうし、冗談も言う。
そんなものではないでしょうか。
要するに、表面だけでは人間、人格は形成されないと思うのです。
いろいろな事件があると、

『あんなに明るい人が、あんな事件を起こすとは思わなかった。』

とテレビのワイドショーで語っている人がいたりとか、

前の学校や職場では暗いと思われていた人が、
転校や転勤をキッカケに、
凄く明るい人になっていく。

なんてことは、日常多くあることです。

『人格とは、その人の人生経験と、様々な性格の要素によって形成されている。』

僕はそう思っています。

で、気をつけなければいけないのは、
今の風潮的には、

"性格が明るい=良い性格"

"性格が暗い=悪い性格"

と言う図式があるように感じます。
そうでしようか?
性格が明るければ良いのでしょうか?
性格が暗いと本当に悪いのでしょうか?
僕はそうは思いません。
さっきも言った通り、
性格の明るい、暗いは表面に多く出ている部分に過ぎません。
それに性格の明るいと言われている人は、
まわりを明るくする事ができるでしょう。
性格が暗いと言われている人は、
ジックリ物事を観察したり、
ジックリ物事を考える余裕もあると思うのです。
つまり、明るい性格にも良い部分と悪い部分があり、
暗い性格にも良い部分と悪い部分がある。
そしてあらゆる人には明るい性格と、
暗い性格が同居しているのだと思います。

なので、佐藤広樹には、
性格の明るい部分も暗い部分もあるのです。
でも基本的には暗い。
と言う事でしょうか。
ですから、放送で無理に明るくしているわけではありません。
ただ、プロとして面白い放送をするためにテンションを上げている。
というのが正解です。
プロ野球選手は凄い技やテクニックを持っていますが、
私生活で野球ばかりしているわけではないので、
その技やテクニックは、
ユニフォームを着てグランドに立った時に発揮する。
僕の明るい部分が一番出るがマイクの前で話す時。
これは同じ事なのだと思います。

人の性格は一面だけではないのです。

では、明日朝8時にラジオで逢いましょう。







 『松苧神社〜松之山街道の旅』 - 2008/06/19(Thu)

最近、

『自然の中に入る事と、汗を流す事は、人間にとって本当に大切なのだなぁ』

と、実感している佐藤です。

と言うのも、
実はある企画の下見で、
今週の松代犬伏集落から松苧神社(マツオジンジャ)に登り、
菅刈集落に下りて、
そこから文化庁古道百選にも選ばれている松之山街道を歩き、
犬伏城址近くまで行き、
また、車を止めていた松苧神社登山口まで戻る。
と言うたぶん10km程度のトレッキングをしてきました。

ある企画の下見と言うこともあり、
会社の皆に声をかけたのですが、
誰も行きたがらない為、
1人で行く事となりました。
実は今から26年ほど前、
菅刈から松苧神社に登り、
犬伏へ下りると言うルートで松苧神社へ登った事がありました。
その前は、七五三で登山。
今回は人生3度目の松苧神社でした。

さて、朝6時30分早番で出勤。
様々な業務をこなして、
午後1時30分に会社を車で出発。
途中、水とオヤツを購入。
午後2時頃、松苧神社登山口に到着。
登山口の脇にある湧き水を飲んで登山開始。
登山口には20分で登頂と書いてあったのですが、
息を切らしながら13分で松苧神社に到着しました。
途中かなり急な坂もあり、
時々、森の奥で何かが動くガサガサと言う音がして、
ドキッ!!とたり、
でも、松苧神社からの下界の眺めは最高だったりして、
かなり冒険心がくすぐられました。
気分はすっかりインディー・ジョーンズです。
とは言え、仕事でトレッキングなので、
タイムを計ったり、
携帯電話で写真を撮影したり、
携帯電話の電波チェックをしたり、
風景スケッチを録音したりと、
それなりに忙しく松苧神社での時間を過ごしました。
ちなみに松苧神社では携帯ラジオでエフエムとおかまちが聴けました。

そして、菅刈へ下る事にしました。
犬伏でオジサンに聞いたら、

『菅刈に下る道は道普請をしていない可能性もある。道が無いかもしれない。』

と言っていましたが、
1ヶ所草ぼうぼうの所を除けば、
ほぼ道はありました。
しかし・・・。
やっぱり登山は登りり下りが辛い。
ヒザが笑いはじめるまで、
それほど時間がかかりませんでした。
そして、菅刈へ下ると、
今度は松之山街道へ入ります。
街道へ入ってしばらくすると、
地元の山菜取りのオバちゃんが2人お茶を飲んでいました。
事情を話すと、缶コーヒーと野菜ジュースと、飴玉を分けてくれました。
しばらくオバちゃん達と世間話をして、
オバちやん達に見送られて出発です。
しばらく道を歩くと、
山頂へ到着しました。
山頂には東北電力の鉄塔が数本立っていて、
その真下を潜ります。
その辺りで向こうに見える山を見ると、
松苧神社が見える・・・と看板には書いてあったのですが、
松苧神社は木々に覆われて見えませんでした。
しかし、
深い谷を挟んで見える山を、
さっき登って来たのか・・・と思うと、
なんだか感慨深いものがありました。
そして、山頂からは犬伏集落や、
反対側には田沢集落が見えます。
遠くは魚沼方面の残雪の残る山並みが見えて、
とても気持良かったです。
山頂から下りはじめて、しばらく行くと、
道が狭くなり草もかなり多くなってきました。
そこを抜けるとお地蔵様が数体・・・。
説明書きを読むと、
そこは昔、菅刈集落から犬伏集落へ向かう花嫁の一行が、
雪崩合って亡くなった所で、
供養の為のお地蔵様だったのです。
静かに手を合わせ、
その下にある犬伏城址に向かいました。
犬伏城址下の石碑まで辿り着いたのですが、
時間はすでに午後4時30分をまわっていた為、
犬伏城址まで行くのは諦め、
犬伏集落まで戻って来ました。
下った所で畑仕事をしているおばぁチャンに聞いたところ、
石碑から犬伏城址まではしばらく登るとの事・・・。
やっぱり時間的に厳しかった・・・。
それから、今度は犬伏集落から続く道路を30分近くかけて、
松苧神社登山口まで登り、
車のある駐車場まで行きました。
駐車場に行くと、
地元の若者がバイクで来ていて、
しばらく世間話をしました。
とても素直な青年でした。

今日出会った人たちは、
皆笑顔で素敵な人達でした・。

本当に久しぶりに自然の中に1人で入り、
自然の音しか聴こえない山の中で数時間を歩き続けました。
最後の1時間なんかは、
ほとんど無心で歩き続け、
足やヒザは痛くなったけれど、
心ととても栄養を補給することができました。

その後、会社へ戻り、
ある会議を夜9時まで取材し、
編集を終えて会社を出たのですが、
身体は疲れてているのに、
心は不思議と元気でいられました。
やっぱり、人間にとって自然の中で過ごす時間と、
無心で汗を流す事は、
とても良い事だと気づいた短い旅でした。

では・・・。

※松苧神社の様子は、今週の土曜日午前8時20分頃の『風景スケッチ』のコーナーで放送します。お楽しみに!!


 『父の日でした』 - 2008/06/17(Tue)

日曜日に我家へ航空写真を売りに来られた業者の方がいました。
上空から写した我家の写真でした。
値段を聞くと写真1枚が2万7千円もしました。
写真1枚にとても2万7千円は払えないので、
丁重にお断りしましたが・・・。
その時業者の方が僕のことを、

『旦那さん』

とずっと言っていました。
僕は独身なので"旦那さん"ではないので、
ちょっと返答に困ってしまいました。
そしてその業者の方は、
僕の家の玄関に、親父が飾っている
NHKの荒木美和アナウンサーのサインに気づきこう言いました。

『旦那さんは、NHKにお勤めですか?』

(--;)NHKさんに勤めているいる人は、
同じ社内の人間にサインを求めるでしょうか?
ちょっとビックリしました。

さて、15日日曜日は"父の日"でした。
皆さんは、何かプレゼントしましたか?
佐藤は、親父にウィスキーをプレゼントをしました。
通常誕生日とかは、
ちょっと良いお酒をプレゼントすのですが、
そうすると親父は

『何かあった時とか、お客さんが来た時に呑むからとって置く』

と言って、なかなか封を切りません。
なので今回は、4リットルの大きくて安いウィスキーをプレゼントしました。
(焼酎の大五朗みたいなヤツ)
そしたら、日曜日の晩から封を切って呑んでくれました。
やっぱり、我家は良い酒はダメなようです。
つくづく庶民を実感した父の日でした。

とは言え、安いウイスキーも最近は旨いものです。
日本のアルコールは、
高いお酒も、安いお酒も本当に美味しい。

では・・・。



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