ホーム > 佐藤広樹のつぶやき - 一覧表示 - カレンダ表示 > 2008年09月(11) - 逆順表示

 『王選手はヒーロー』 - 2008/09/25(Thu)

昨夜、福岡ソフトバンクホークスの王監督が、
Yahoo!domeでの今シーズン最終試合を終え、
地元福岡のファンに別れの挨拶をしました。
僕らが子供の頃、
ジャイアンツの長嶋選手と王選手はスーパーヒーローでした。
特に僕は王選手が大好きで、
王選手がホームランの世界新記録756号を打った時の興奮は、
今でも忘れられません。
そんな王監督…。
いや、あえて王選手と言わせていただきますが、
王選手、50年間と言う長い間、
僕達ファンに夢を見せてくれてありがとうございました。
ユニフォームは脱がれますが、
これからも王選手の生き方で、
僕らファンに人生を教えてください。
僕らは何処までも王選手についていきます。
本当にありがとうございました。


 『20世紀少年』 - 2008/09/23(Tue)

この土日雨が降り、

『天地人ウォークが今週じゃなくて良かった。』

と、心の底から思っている佐藤です。


さて、このところ佐藤は漫画『20世紀少年』にハマッています。
映画を観て面白かったので、
井口君に漫画本を借りて読み始めました。
これがなかなか面白いのです。
ウチの妹や井口君からは、

『話しが難しくて、1回読んだだけだけとわかりずらい。』

と言われたのですが、
"過去、現在、未来"が交錯する物語構成は、
小演劇の世界ではよくある手法で、
僕にとっては、とても演劇的で、
わかりやすかったです。
きっと、映画(前編)を先に観たせいもあるのでしょう。
漫画の中では、
T・REXを始め、70年代のROCKが沢山出てきます。
それも馴染みやすかった要因だと思います。
あと、主人公のケンヂ達は、
僕より3歳か4歳くらい上だと思うのですが、
なんとなく彼らの子供の頃のことはわかり、
それも理解し易かった要因だと思います。
僕が漫画にハマルのは久々で、
たまには漫画も面白いと思っています。

『世界制服を目論む悪と闘う!!』

このテーマは、ウルトラマンや仮面ライダーを始め、
ヒーローモノのテーマとして、
ある意味『今更どーよ・・・』的にテーマですが、
その『今更どーよ』のテーマを、
20世紀少年の登場人物達が『今更どーよ』とか『なんだよそれ』
と思いながら闘いに巻き込まれていく過程が、
とても新しいのでした。

漫画だけに突飛な部分もありますが、
まだ読んでいない方にはオススメです。

まぁ、もう連載が終わってから何年も経つので、

『佐藤、遅いよ』

と言う人もいるとは思いますが、
42歳ともなると、
なかなか漫画に手が伸びないのです。
そう言う意味では、
昨日、自民党総裁となった麻生太郎さんは、
週に何冊も読んでいるらしい。
とても凄いことですね。

では・・・。




 『天地人ウォーク・後編そのA』 - 2008/09/20(Sat)

さぁ〜て、1週間続いた天地人ウォークのレポートも、
今日で最後です。

天地人ウォーク開催中に活躍したのが、
手前味噌ですが、ウチの女性スタッフ、
早見アナ、佐々木アナ、高野アナ、富田アナ、根津リポーターです。
彼女達は、登山をしながら参加者の状態をチェックしたり、
隊列の管理をしながら、
番組の収録も機材を持ってやってくれていました。
今回収録した番組は、
まだいつ放送するかを決めていませんが、
年内には1時間編集をして放送する予定です。
十日町市だけでなく、上越市、南魚沼市でも放送予定なのです。
もちろん、エフエム雪国さんの南魚沼版天知人ウォーク、
エフエム上越さんの上越版天地人ウォークも、
エフエムとおかまちで放送予定です。
お楽しみに!!

さて、天地人ウォークも、
松代の割烹・松苧さんでお昼を食べて、
クイズ大会をして終了となりました。
しかし、このお昼にお蕎麦を食べていただくのにも、
エフエムとおかまちでは、
あるアイディアがありました。
そして、割烹・松苧さんの努力があったのです。
皆さんもご存知の通り、
蕎麦は茹でたてが一番美味しい・・・。
時間が経ってしまうと、固まってしまい美味しさも半減・・・。
と言う事は、82名に茹でたてお蕎麦を食べてもらうのが、
一番美味しいお昼食なのです。
そして、参加者の皆さんは、
山歩きをしてお腹はペコペコ・・・。
でも、82食一気にゆだるのは不可能・・・。
最初の人から最後82人目まで、
松苧さんの説明では、
40分〜50分ほど時間がかかる・・・。
困った・・・。
で、思いついたのが、
オニギリを2個出してもらい、
そのオニギリを食べてもらいながら、
しかもクイズ大会をして、
時間を繋ぐ作戦でした。
でも実際は、
松苧さんが頑張ってくださって、
20分程度で全員に蕎麦が行き渡ったようでした。
参加者の皆さんからも、

『松苧の蕎麦は美味しかった。』

と、本当に好評でした。

さてさて、
参加者の皆さんがほくほく線まつだい駅からお帰りになってから、
女性スタッフと竹内君は、
エフエムとおかまちへ行き、
片付け作業をやってくれました。
結局、片付けが終わったのは、
午後5時30分くらいだったそうです。

そして、僕と井口君は、
松之山街道頂上に軽トラックごと設置した工事用トイレと、
犬伏城址に置いて来た、
缶ジュースの空き缶を回収しに、
会社の軽自動車で、
松之山街道頂上へ行きました。
頂上へ辿り着くと、
夕日が松代の町並みと、山々を優しく包み込んでいました。
井口君が気を遣ってくれて、

『佐藤さん、トイレと一緒に写真を撮りましょう。』

と言ってくれて、
苦労してここまで上げたトイレの横で僕は、
写真を一枚撮ってもらいました。
夕日に照らされた僕と天空のトイレ・・・。
数時間前の参加者の皆さんの笑い声は、もはや無く・・・。
静かに秋の虫が鳴いて、
さわやかな秋の風が僕と天空のトイレを包んでいました・・・。
あぁ〜トイレとロマンチックな時間を過ごす、
42歳独身のオッサン・・・。

そんな馬鹿話しはさておき、
松之山街道頂上から、
今度は井口君と2人、
空き缶回収に、再度犬伏城址へ登頂することにしました。
夕日の中、2人で犬伏城址へ辿り着くと、
そこには1人のバックパックを背負った男性がいました。
歳は30代半ばに見えるその男性は、
山頂のベンチに座り、
夕日を眺めていました。
話しをするとその男性は、
プロのカメラマンで、
仕事で天地人関係の場所を訪ねては写真を撮影しているとのことでした。
仕事で登った安塚の直峰城で、
犬伏城はあっち・・・。みたいな表示を見つけ、
ここまで辿り着いたとのことでした。
余ったペットボトルのお茶を彼に1本あげて、
僕と井口君は、下山を始めました。

松之山街道の頂上まで来ると、
井口君が会社の車、
僕がトイレを乗せた軽トラックを運転し、
汚れたトラックを洗う為に、
旧十日町市内の井口君の家まで行き、
お世話になった軽トラックを洗いました。
そのまま、軽トラックとトイレをレンタル店に返却しに行き、
会社に着いたのは、午後6時30分頃でした。

僕自身、今年の7月までは、
山歩きなどしたこともなく、
体力的な自信もなかったのですが、
それでもコースの下見や、コースの草刈りで、
合計10回以上このコースを含めた様々なコースを歩き、
今や、一日山歩きをしても、
最初の頃のような筋肉痛も出なくなるほど体力がつきましたが、
さすがに82名を動かすとなると、
本当に神経が疲れました。
あの日は、家に帰ってビールを飲み、
夕飯を食べた直後に居間で倒れて寝ていました。

それでも、参加したみなさんの笑顔や、
その後いただいた感想や感謝の言葉で、

『やって良かったなぁ。』

と心から思えました。
参加してくださった皆さんや、
お手伝いいただいた皆さん、
そしてウチの素敵なスタッフ達から本当にエネルギーをいただきました。

また来年、天地人ウォークはやる予定です。
来年また天地人ウォークで皆さんに会える事を楽しみにしています。

ちなみに、11月2日の越後まつだい歩こう会さん主催の、
松之山街道のウォークイベントには、
衆議院選挙と、十日町市の防災訓練の予定が外れて、
スケジュールが空いたら、参加したいと思っていますし、
10月13日のエフエム上越さんの天地人ウォークには、
佐藤広樹は参加します。

これで天地人ウォークに関するレポートは終わりです。

では・・・。





 『天地人ウォーク・後編その@』 - 2008/09/19(Fri)

このところ、
天地人ウォークに参加された方から、
お電話やFAX、メールをいただいております。
本当にありがたいことです。
どの参加者からのメッセージも、

『楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。』

と言う言葉が綴られています。
本当に恐縮です。
この場を借りて・・・。

『こちらこそ、ありがとうございます。』

です。

中でも南魚沼から参加された女性は、

『普段両親の介護で疲れてたので、参加して松代の素晴らしい風景と、エフエムとおかまちのスタッフの参加者への心遣いに感動しました。気分を新たに介護を頑張れます。』

と言うような内容が書かれていました。
エフエムとおかまちのイベントに参加することで、
誰かの心が少しでも明るくなったのなら、
それが一番の喜びです。


さて、後編です。
犬伏集会場を出た天地人ウォーク一行は、
すぐに松之山街道に入りました。
ここから、山頂の犬伏城址までは、
森の中をずっと登っていきます。
松苧神社よりは道も広く急勾配ではないのですが、
ダラダラと続く坂道は、
それなりにキツイコースです。
出発してすぐに、
お1人の参加者が足の痛みを訴えました。
すぐにトランシーバーで僕に連絡が入り、
犬伏集落で待機している早見アナに連絡。
早見アナと竹内君がすぐに救護に来てくれて、
参加者を下山させてくれました。
その後、遅れて参加された参加者1名が、
やはり疲労の為に歩く事ができなくなり、
トランシーバーで僕に連絡があり、
これ以上は危険と判断させていただき、
ボランティアとして参加してくれた春川さん(歩こう会)に付き添われ下山しました。
やはり下で早見アナに車で昼飯を食べる割烹・松苧さんに搬送してもらいました。
(その後、この参加者のお2人は回復し、お蕎麦を食べてクイズ大会にも参加してもらいました。)

しばらく歩くと、
犬伏城址入り口に到着。
ここで、
越後まつだい歩こう会の松山会長から、
犬伏城についての基礎知識を講義いただく。

そして、またしばらく登った所に、
逆ルートから下山して来たスタッフの井口君と、
高橋看護師に待機してもらいました。
ここで、一端休憩をしました。
ここでの休憩は、絶対に必要と考えました。
山道を歩きなれた人なら良いでしょうが、
素人さんには、この辺りが限界です。
そして、もし具合が悪くなる人がいるとしたら、
やはりこのポイントだとも考えたのです。
それは、素人トレッキング野朗の僕の率直な意見なのです。
つまり、僕が始めて1人で登った時に、
体力の限界を一番感じたのが、
この辺りだったのです。
そして、この場所に看護師さんに待機してもらうことを、
ネッツこと、根津しのぶさん他、
ウチの女性スタッフが本当に考えてくれたのです。
どの場所に看護師さんに待機してもらうかは、
正直、いざと言う時の対応の速度にも関わる問題です。
会議で一番論議したのが、
この場所の休憩と、看護師さんの待機でした。
幸い、誰1人具合の悪くなる人はいず、
再出発することができました。

そこからしばらく登ると、
犬伏城址(山頂)に到着しました。
昨日夕方に運んで置いたペットボトルのお茶とスポーツドリンクを、
スタッフが参加者に配りました。
幸い天気予報はハズレ晴天。
時よりそよ風も吹き、
眺めは最高!!
本当に心地良い山頂でした。
松山会長の説明を聞きながら、
参加者の皆さんは、
風景を眺めたりしておられました。

ここから、山の尾根の細い急な道を通って、
松之山街道の頂上を目指します。
上り坂もかなりゆったりとして、
参加者の皆さんにも笑顔が増えてきました。
途中、花立と言う場所で、
僕が参加者の皆さんに、
向こうの山の頂上にある松苧神社を説明。
さっき登った松苧神社が遠く向かいの山の頂上にあることに、
皆さん一応に感慨深そうでした。

そしていよいよ松之山街道の頂上に到着。
ここには電力会社の大きな送電線の鉄塔が立っています。
そして眺めも最高!!
遠くの山々や松代の町並みも、
まるで箱庭のように小さく見えます。
そして、僕達が前日苦労して上げた、
工事用のトイレもちゃっとありました。
このトイレからの眺めは最高で、
僕はこのトイレを僕は

『天空のトイレ』

と名付けました。

そして、後は下るだけ、
参加者の皆さんもゆったりとした下りは、
ウォーキングを楽しんでくださっているようでした。
しかし、この時点で時間は1時間20分押し・・・。
僕は冗談を言って皆さんを笑わせてはいましたが、
本当は内心かなり焦っていました。
しかし、急がせると危険度が増すのが山なのです。
参加者の皆さんには、ゆっくり歩くようにお願いしました。

そして、いよいよこの旅の終着地点の菅刈集落へ到着。
バスに乗り込み、犬伏の割烹・松苧さんに行きました。
当初の予定通り女性に先に店内に入ってもらい、
2階の宴会場で着替えていただきました。
その後、男性も入り、
エフエム上越さんに次回天地人ウォークの宣伝をしてもらっている間に、
僕と越後まつだい歩こう会の皆さんで、
甲冑を着て武者に変身!!
この甲冑は松代支所さん所蔵の甲冑で、
冬のイベント"越後まつだい冬の陣"の時に使用する甲冑なのです。
しかし、この甲冑を着ると暑いこと暑いこと・・・。
クーラーの効いている部屋でも、
汗がしたたり落ちます。

そしてクイズ大会。
前夜徹夜で考えたクイズ50問も、
時間の関係で20問しか出題できませんでした。残念・・・。
しかし、豪華賞品を用意していたので、
皆さん喜んでくださったようです。

と、後編もここまでで時間が来てしまいました。
これから取材があるので、
この後の"後編そのA"はまた後日・・・。

引っ張るなぁ・・・。
では、続きをお楽しみに!!





 『天地人ウォーク・番外編〜安全管理〜』 - 2008/09/17(Wed)

後編を書く前に、
番外編です。
今回の天地人ウォーク〜地の巻〜で、
松苧神社と松之山街道(古道)を参加者の皆さんに、
安全に歩いていただく為に、
考えて工夫した事を書きたいと思います。

今回のイベントで一番大切にしたのが・・・。

『高齢者と女性に優しいウォーキングイベント』

と言うテーマでした。
とは言え、かなりキツイコース設定。
どれだけの事ができるのか・・・。

そしてもう1つ・・・。

『安全管理』

もうこれは絶対です。
この2つは絶対に外せないテーマでした。

そこで・・・。
エフエムとおかまちでは、
会議を開きました。
本当に喧々諤々の会議でした。


@『参加者の健康を守る為に、看護師さんと、消防士さんに協力要請』

これは、看護師さん1名と、消防士さん1名の協力が得られました。
当初の計画では、看護師さんに逆ルートから入ってもらい、
途中一番苦しい場所で待機、何かあったら山を下山してもらう。
消防士さんには、隊列の一番最後から一緒にコースを歩いてもらう。
その他、ウチのスタッフと、ボランティアスタッフが3名後ろから歩き、
具合の悪くなった参加者が出たら、
看護師さん、消防士さんにその人の健康状態を判断してもらい、
スタッフかボランティアスタッフの内の1名、
そして道を知っている越後まつだい歩こう会のメンバーの方が1名付き添い、
休憩して回復を待って、
その後下山か、追いかけて復帰するかのどちらかとする。
緊急を要する状態であれば、
迷わず救急要請をして、
救急隊の出動を要請する。
でした。
ただ、残念ながら当日消防士さんのご近所でご不幸があり、
参加が見送られてしまいましたが、
基本的には、このような対応ができるように準備をしました。


A『AEDと基本的な医療品の確保』

一番年上の参加者は74歳。
そして女性や、都市部からの参加者も多いので、
AEDの確保と、テーピングやアイシング、バンドエイドや、酸素などの基本的な医療品の確保をしていました。
特にAEDは絶対に必要と考えました。
幸い僕が昨年11月に講習を受けていたので、
市役所から借りることができました。
そしてこのAEDをずっと、持って運ぶ必要があるとも考えていました。


B『脱水症状への対応』

一番怖いのが脱水症状です。
対応が遅れると命に関わります。
僕は以前脱水症状を起こした若者数人の介護をしたことがあります。
脱水症状を抑える為に、
参加者へ水を持って参加する事を事前に呼びかけ、
犬伏城址(山頂)に、
前日スポーツドリンクと、お茶のペットボトルを運びました。
この辺りで参加者の水筒の水が空っぽになる。
と、考えたのです。
それと同時に、脱水症状を抑えるには、
水だけではダメで塩分も必要です。
犬伏集会場での休憩時に参加者全員に塩飴を配りました。


C『女性の為のトイレの確保』

女性参加者と女性スタッフ多い今回のイベントでは、
山の中にトイレが無いのが問題でした。
トイレは、
まつだい駅、松苧神社登山口の休憩所、犬伏集会所だけです。
一番長い松之山街道にはありません。
そこで、工事用レンタル業者から、
軽トラックに積んだ工事現場用トイレをレンタルし、
松之山街道の山頂へ運び上げました。
山頂には電力会社の大きな送電線の鉄塔があるので、
保守点検の為に軽自動車ならなんとか登れるのです。
このトイレ設置にはエピソードがあって、
前日の夕方に現場の山頂へ僕と井口君、竹内君で上げたのですが、
設置すると井口君が言いました。

『佐藤さん、このトイレ、逆向きに設置しませんか?』

参加した人はわかるかと思うのですが、
山頂は多少のスペースがあるとは言え、
柵も無く両側は崖。
軽自動車と言えど、切り替えすにはかなり苦労します。
しかも設置した場所は、
鉄塔の下の少し傾斜のある場所。
軽自動車1台がやっと止められるだけのスペースです。
でも井口君は言いました。

『女性がトイレを使うなら、参加者が多く溜まるほうに入り口があると、入りづらいし、音も気になります。少しでも女性参加者のホスピタリティーを考えるなら、参加者が溜まらない方向に入り口を向けてあげてください』

正直、あの場所で方向転換して、
バックで後ろが崖の場所に車を移動するは、
本当に怖い・・・って言うか、命のかかる作業でした。
それくらい僕達は、女性参加者の気持になって考えたのです。


D『昼食時の着替えは女性から』

歩き終わって楽しみなのが、昼食です。
今回は天ぷら付きお蕎麦を、
地元十日町犬伏の割烹・蕎麦の松苧さんで食べてもらうことにしました。
松苧さんでは、宴会場にクーラーが効いています。
汗だくで参加者が昼食を食べては、風邪を引く可能性があります。
そこで、
昼食場所の松苧さんにバスで到着したら、
女性から先に店に入ってもらい着替えを済ませてもらうことにしました。


E『参加者への事前の情報提供の徹底』

参加者の方たちへ、事前にイラストなどで服装や持ち物などのお願いをしました。
ちなみに、イラストは僕が10年ぶりくらいで書きました。


F『隊列表の作成』

参加者の中には、
山歩きに自信の無い人
普通に歩けそうな人、
山歩きに自信のある人、
いろいろな人がいます。
一番気を遣ってあげたいのは、
もちろん"自信の無い人"
自信の無いペースのゆっくりな人を中心に歩くのが、
参加者全員が無理なく歩けます。
そこで今回は、
〇赤班(自信の無い人)
〇黄色班(普通に歩けそうな人)
〇青班(山歩きに自信のある人)
と言う順番に隊列を組んで歩くことにしました。
そして、各班の間にスタッフを配置し、
健脚の人達が、遅い人達を抜けないようにして、
そのルールを事前説明し、参加者にお願いしました。

以上の7点が、
参加者の安全確保の為に考えた方法でした。

つまり・・・。

『女性と高齢者に優しいイベントは、全ての参加者に優しいイベントとなる』

と、考えました。

では、後日、後編を書きます。




 『天地人ウォーク・中編』 - 2008/09/16(Tue)

ずっと、この夏は山を歩いていたので、
天地人ウォークであのコースを歩いても、
筋肉痛などは無いのですが、
天地人ウォークが終わって、
気が抜けたせいか・・・。
昨日、稲刈りをしたせいか・・・。
なんだか、子供の頃、
夏休みの午後からプールに入った後のような、
疲労感と言うか、ダルさが残っている佐藤です。

さて、天地人ウォーク中篇です。
朝、6時45分頃スタッフ集合。
車に荷物を積み込んで、
キナーレさんからレンタルしたバスを、
今回の参加者で、
バスの運転手役をかって出てくれた、
十日町市役所松代支所の春川さん運転のバスと一緒に出発!!

午前7時20分頃ほくほく線まつだい駅に到着。
もうすでに3名ほどの参加者の方がお待ちになっていました。
スタッフの打合せをしているウチに、
今回サポートしてくださる越後まつだいあるこう会の皆さんも到着。
エフエムとおかまちのボランティアスタッフの皆さんも到着しました。
そして、エフエム上越のスタッフの皆さん。
エフエム雪国のスタッフの皆さん。
看護師の高橋さんも来てくれました。
ボランティアスタッフではないけれど、
タナベ防災の福崎さんも協力してくれることとなり、
参加していただきました。

午前8時前から受付開始。
次から次へと参加者のお客様が到着。

午前8時45分頃、
予定より5分ほど遅れて、
参加者、スタッフなど総勢82名がバス3台に分乗して
松苧神社へ出発。
松苧神社登山口にて、
挨拶と各種説明をして、ラジオ体操をして出発。

前日夕方までの天気予報では、
当日の午前中の降水確率は50%。
しかし、晴れていて、時々ほど良いそよ風が吹く、
トレッキングには最高の状態となりました。
1人なら徒歩で20分ほどて登れる松苧神社も、
80名が、途中で休憩を取りながら登るとなると、
さすがに時間がかかります。
松苧神社に到着したのが、
予定時刻を大幅に遅れた午前10時10分頃。
犬伏集落の区長でり、
松苧神社の総代でもある山本さんから松苧神社の説明をしていただく。
参加者の皆さんは、
思い思いの場所に腰掛け、
説明を聞いたり、参拝したり、風景を楽しんだりしていました。

そして、下山。
幸い前日から雨は降っていなかったので、
僕が登った中でも、
一番登山道の状態は良く滑りにくかったので良かったです。
(参加者の皆さん、あれでもかなり道の状態は良かったのです。)
やっぱり81人(ウチの井口君は、別ルートで待機)の移動となると、
さすがに予定通りとはいかない。
この時点で30分程度の遅れとなる。
スケジュール管理兼タイムキーパーの僕としては、
かなり焦りまくる。
とは言え、焦ったところで仕方ない。
時間を取り戻す為に無理をするのが、
山の移動では一番危険なのです。
これは、焦らず受け入れて行動するしかない。

松苧神社登山口からバスで犬伏集会場に移動。
犬伏区長さんからこの日の為に用意していただいた、
上杉謙信公が関東管領の職につかれた時に、
松苧神社へ寄進されたと言われる軍配と小刀を見学しました。
やっぱり、実物を目の前で見ると、
感慨も一入でした。

『これをあの、上杉謙信公が・・・。』

と、皆さん思ったはずです。
やっぱり本物は凄い!!

そして、いよいよ今回のメイン。
松之山街道へ!!

と、ここで時間切れです。
そろそろ仕事をせねば・・・。

この話題は、後日”後編”へとつづきます。


 『天地人ウォーク・前編』 - 2008/09/14(Sun)

今日、エフエムとおかまち主催の、

『天地人ウォーク〜地の巻〜』が無事終了しました。

参加してくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
時間が押してご迷惑をおかけしたにも関わらず、
本当に笑顔で最後まで歩き切ってくださいました。

そしてお手伝いいただいた”越後まつだいあるこう会”の皆さん、
ありがとうございました。
今回の企画は、
越後まつだいあるこう会の皆さんの協力無しには絶対に実現できないものでした。
特に、若月さん、
本当に沢山のアドバイスをありがとうございます。
松山会長も今日いろいろな説明をしていただき、
ありがとうございました。

そして、犬伏集落の山本区長さん、
ご協力ありがとうございました。
山本区長さんの協力とご理解が無ければ、
これだけのイベントにはなりませんでした。

そして、犬伏区と菅刈区の皆さんと、
シルバー人材センターの皆さん、
コースの草刈りなどの道普請。
心から感謝しています。

そして、エフエムとおかまちのボランティアスタッフの皆さん、
ありがとうございました。
救護班として、皆さんが最後尾を守ってくださっていたので、
安心して歩くことができました。

看護師の高橋さん、
ご協力ありがとうございます。
高橋さんがいてくださって、
どれだけ心強かったかわかりません。

松代支所の商工観光課の皆さんと、
観光課の春川さん、
普段からのご協力には感謝しています。
特に春川さんには、
ご無理をお願いしてばかりでスミマセンでした。

天地人実行委員会として、
このイベントを一緒に盛り上げてくださった、
エフエム上越さんと、エフエム雪国さん、
点呼係と言う大変に仕事をしていただき、
感謝しています。

そして何より、
エフエムとおかまちのスタッフのみんな、
今日はお疲れ様でした。
喧々諤々の会議や、
宣伝に営業、
そして、過酷だったコースの下見など、
みんながそれぞれシッカリした仕事をしてくれました。
とにかく感謝です。


さて、この天地人ウォーク〜地の巻〜ですが、
最初の企画やコース選定から関わってきた僕にとっては、
本当に大変な仕事でした。
それは、ウチのスタッフ全員同じだったと思います。
コース選定の為の下見や草刈で、
僕自身7回くらいは歩いています。
昨日、工事用仮設トイレを古道の頂上に設定し、
缶ジュースのケースを僕と井口君と竹内君で、
担いで犬伏城址まで運んだのを数に数えたり、
今日の本番ウォーク。
そして、本番が終わった後の仮設トイレの撤収と、
犬伏城址に残して来た缶ジュースの回収作業で、
今日2回目の犬伏城址登山まで入れると、
この夏は10回くらい歩いたことになります。
とにかく今は、

『終わったぁ〜』

と言う感じです。

特に金曜日から今日の本番までは、
怒涛のごとく過ぎていきました。
金曜日はとにかく借りる物を総て調達しに歩きまわりました。
クイズ大会の時着る甲冑武者の衣装。
古道の頂上に設置する仮設トイレと、
トイレを運ぶ軽トラック。
市役所からAEDを借りて万が一に備えました。
そして、トランシーバーと拡声器。

それを土曜日のスタンド・バイ・ユー終了後に、
スタッフと手分けをして運び、
最後は松之山街道(古道)の頂上まで仮設トイレを運び、
その後は徒歩で僕と井口君と竹内君で、
缶ジュースの箱を4ケース背負って、
犬伏城址まで運びました。
(これは、休憩地点である犬伏城址で、参加者の皆さんに飲んでいただく為でした。)
その作業が終わったのが、
夕方の5時くらいだったと思います。

そして、スタジオに帰って来て、
僕はパソコンで『天地人ウォーク隊列表』を作りました。
これは、山歩きで危険を避ける為、
参加者とスタッフが隊列を組んで歩くようにしたかったのです。
そしてこの表には、山歩きのルールも付け加えました。
この作業が終わったのが、午後7時。
ここからが問題でした。

何が問題かと言うと・・・。
昼食を食べる十日町市犬伏区の割烹・蕎麦の松苧(マツオ)で、
天地人クイズ大会をするのですが、
僕は土曜日のこの時間まで、
5問しか作っていなかったのです。
今だから言えることです。
ここからが大変でした。
クイズの賞品の数と、
問題数を単純計算すると、
最低60問の問題が必要なのです。

目標は天地人に関する問題60問・・・。
この時間でできている問題は、
たったの5問・・・。

毎日資料を家に持って帰るのですが・・・。
毎日疲れていてなかなか資料を読み込めませんでした。
明日の朝8時までに問題を60問作らないと、
クイズ大会はできません。
そこで、分厚い802ページもある資料を飛ばし読みし、
これはと思う部分から問題を作りはじめました。

午後11時30分・・・。
問題が45問できた時点で、
僕の電池が切れました・・・。
午前11時30分に会社を出て、
僕はラーメン店で、
遅い夕飯を食べました。
食べ終えて、
店を出た時に夜空を見上げると、
高い降水確率に反して、
月が見えました・・・。

どちらにしろ、
天気予報の雨の確率高かったので、
もし雨が降っていたら、
越後まつだいあるこう会の若月さんと相談し、
中止やコース変更など、
電話で協議して決定しなければなりません。
雨となれば、
参加者からの問い合わせもあるでしょう。
その為に僕は、
朝5時前の出社を決めていたので、
僕は朝5時に出社し、
昨日の問題作りの続きをしました。
結局朝8時までに出来た問題は50問でした・・・。

『50問で、ギリギリなんとかなるだろう』

と思っていたら、
実際のクイズ大会では、
20問しか出題できませんでした。

そして、今日の本番・・・。
スタッフは朝6時40分頃に全員出社し、
荷物を車に積み込んで、
今回の受付地点である"ほくほく線まつだい駅"に行きました。
もうすでに参加者の方が数人いらっしゃいました。
スタッフが最終打合せと、
受付準備を済ませる頃には、
もう多くの参加者の皆さんが集まっていました。
受付をしていると、
新潟市方面の参加者から連絡があり、
電車の人身事故の為に遅刻するとのことでした。
突発的なことに対応策を検討し、
なんとか、参加者の皆さんを、
バス3台に乗車してもらいました。

バスは一路松苧神社登山口へ。
ここでスタッフや協力団体、ボランティアなど紹介し、
ラジオ体操をして、いざ登山開始!!

と言うところまで書きましたが、
話しが長くなってしまったので、
今日の天地人ウォークのことについては、
今週中に書きたいと思っています。

やっぱり天地人ウォークをやった今日は、
疲れ果てていて電池切れです。

では、後編をお楽しみに・・・。
また後日・・・。






 [前の7日表示]   [佐藤広樹のつぶやき]   [次の7日表示] 



- 今日の一言 Ver1.5 -