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 『今夜もテッペンか!?』 - 2010/07/02(Fri)

業界用語で、
午前零時を「テッペン」と言います。
このところ木曜日か金曜日は、
テッペンまで収録が続くことが多いです。

と言うのも、ラヴ&キートスと、
モーニング・インフォメーションSATURDAYの収録は、
実はこんな夜遅くに行なっているのです。
特にモーニング・インフォメーションSATURDAYは、
45分間の番組ながら、それなりに手間がかかります。
そんで今は録音した番組を、
パソコンに取り込み、プログラムしている最中です。
正直、生放送は手間いらずです。
時間内にキッチリやってしまえば終わります。
それに比べて収録物は、
ついつい凝ってしまうのでいけません。
ついつい手直しなどしてしまいます。
とは言え、その分完成度は高くなるのですが・・・。
まぁ、ラヴ&キートスは、
生放送と一緒で、
ほとんど一発録りですから、
さして手間はかかりませんが、
やっぱりプログラムに時間がかかります。

と言う事で、カップラーメンが夕食の佐藤でした。

おっ!!そろそろラヴ&キートスのプログラムが終わる。
モーニング・インフォメーションSATURDAYのプログラムを始めねば!!
まだまだ頑張ります!!

では・・・。


 『踊る大捜査線』 - 2010/07/03(Sat)

土曜日出勤で夕方6時30分まで仕事をして、
上越市のJ-MAXシアターまで行き、

映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 やつらを解放せよ』

を公開日レイトショーで観てきました。
夜8時30分〜午後11時までの遅い上映にも関わらず、
200人以上の観客が集まっていました。
やっぱり皆、青島刑事を待っていたのです。
7年ぶりの青島刑事は、
係長に出世していましたが、
あの正義感はそのままでした。
残念なのは和久さん役のいかりや長介さんが、
亡くなり和久さんがいないのと、
雪乃役の水野美紀さんが、
噂によると所属事務所との独立問題で、
出演できなかったことです。
とは言え、湾岸署はいつも通りのテンヤワンヤの大騒ぎでした。
もう『踊る大捜査線』に関しては、
内容はどーでも良いのです。
青島刑事が真っ直ぐで、
湾岸署の面々それぞれに人生が描かれていれば、
ぶっちゃけ!僕はそれで嬉しい。
映画・演劇には厳しい佐藤も、
こと『踊る大捜査線』に関しては、
やってくれるだけで満足です。
もう、『寅さん』レベルです。
公開前に行われた上映会で舞台挨拶に登場した、
青島俊作刑事役の織田裕二さんは、

『PART4に向けて頑張ります。』

と、冗談まじりに発言していました。
この言葉を信じて、
次を待ちます。

いやぁ〜青島君に会えて良かった。

いずれ踊る大捜査線に出演したい佐藤でした。

では…。


 『これで良いのか!?大相撲』 - 2010/07/06(Tue)

NHKさんが大相撲名古屋場所を中継しないことを決めました。
同じ放送業界の人間として残念なことです。
一部の不道徳な力士の為に、
頑張っている力士まで犠牲になる。
これは不条理と言わざるを得ない。

そして同じ放送に携わる者として、
NHK相撲中継の現場スタッフの無念さを思うと心が痛む。
放送局にとって一番重い判断は、

『放送しない。』

と言う判断です。
これは軽々にしてはいけない判断です。
NHKさんは生中継はしないが、
午後6時台ダイジェストを放送するらしい。
放送局として苦渋の判断だと思う。
本当に辛い決断だ。
12.600件のご意見がNHKに寄せられ、
内68%が中継反対。
中継賛成は13%。
NHKさんとしては、
反対の意見に配慮しつつ、
相撲を見たいと言う意見にも耳を傾けたカタチの判断だと思う。
これは、日本相撲協会の、
根本的な問題解決策が見えないからだろう。
大嶽親方と大関琴光喜は解雇。
その他2人の親方が降格。
賭博やギャンブルに関わった他の力士に関しては、
降格などの処分はなく、
名古屋場所の出場辞退。
これで良いのか!?
大嶽親方や琴光喜は本当に解雇で良いのか?
これではこの2人に罪をかぶせただけではないのか!?
もちろん2人のしたことは悪い。
例えば琴光喜も含め、
賭博に関わった力士はすべて降格。
もう一度、全員序の口から再スタート。
合わせて相撲教習所に半年間ではなく1年間通う。
賭博に関わった親方は、
部屋のトップではなく、
一問の他の部屋の部屋付き親方を数年間させて、
やはり相撲教習所に1年間通わせる。
現実的ではないかもしれないが、
大切なのは今回の賭博問題に関わった力士や親方が、
反省し2度とこのようなことを起こさないことだろう。
合わせて協会理事は責任をとって全員辞任し、
民間人を半分入れて新しい体制を作る。

そして所管官庁である文部科学省の責任も問われるべきだ。
一部を切り捨てて一件落着…。

本当にこれで良いのか!?大相撲!


 『人気若手俳優』 - 2010/07/11(Sun)

昔、プロの舞台役者だった佐藤です。

20代の頃の話しですから、
もうだいぶ昔の話しです。
とは言え、食えていたわけではないので、
バイトも沢山しましたが。

さて、今朝起きてテレビをつけたら、
フジテレビで、

『ボクらの時台』

と言う対談番組をやっていました。
毎回3人のゲストが、
自由にトークをする番組です。
登場するゲストによって、
見ています。

今日は若手俳優の小栗旬君、小出恵介君。
そしてミュージシャンのトータス松本さん。
なかなか面白い組み合わせなので、
興味深く見せてもらいました。
小栗君と小出君は、
映画『キサラギ』で共演してからの友達だそうで、
2人とも僕は好きな役者さんです。
まだ主役級ではないけれど濱田岳君なんかも注目しています。
小栗旬君と小出恵介君がこの『ボクらの時代』で、
役者として成長している証拠を見せてくれました。
証拠と言うより、
役者として成長し続ける可能性です。
彼ら2人はこう言いました。

『ちょっと前までは、今回はこんな役をやったから次はこんな役がやりたい。イメージを固定しないように、次はこんな役をやりたい。そう思っていたけど、役者は役を受け入れることが大切で、自分から次にやりたい役を自分から言うのは違う』

これはある意味、
役者の本質をついています。
このことが理解できるかどうかで、
役者としては大きな差ができるのです。
小栗君も小出君もことを理解している。
さすがに人気も実力もある。と評される2人です。
これからもまだまだ伸びていくでしょう。

では…。


 『求められる政治』 - 2010/07/12(Mon)

第22回参議院議員通常選挙の当開票が終わり、
参議院の体制が決まりました。

今回の選挙でハッキリしたのは、
☆公約を守らない。
☆嘘をつく。
☆口先だけの約束。
☆金と政治の不透明さ
☆説明不足。
☆選挙目当ての公約や発言。
こんなことをしたら、
有権者(国民)は間違いなく『NO』を突きつける。
と言うことだろう。
もう有権者(国民)は騙されない。
別に政権与党にばかり言っているわけではない。
野党にも苦言を呈している。

菅総理は参議院選敗北について

『消費税について唐突すぎた。説明不足だった。』

と言っていたが、
消費税が直接の敗北原因ではない。と思う。
☆普天間基地問題。
☆政治と金の問題。
この問題を有権者は忘れていないからだ。
導入時期は少なくとも今ではないが、
消費税を含める税制は、
早急に論議を始めないといけない。
だから消費税が原因ではない。
消費税で普天間基地問題や政治と金問題を、
煙に巻こうとした姿勢を、
有権者は見抜いていたのだ。

かと言って以前の与党は反省が足りない。

『毎年経済成長4%を続ければ、財政再建ができる。』

と公言する野党は、
いったいどうやって4%成長させていくのか判らない。
やっと2%になろうとしている現実をどうやって4%にするのか!?

と、いずれにしても具体的かつ実現的な政策と、
それを速やかに行う行動力が求められる。
ねじれ国会で何も動かなくなるようなら、
今回支持を受けなかった党や政治家はもっと支持を無くすし、
今回支持を受けた党や政治家も、
今回の選挙で示された通り次はないだろう。

嘘をつかず、口先だけなく、個の利益を求めず、
日本の為に働いてくれる党、政治家でなければ、
これからは支持を得ないだろう。

もう国民は騙されない。
実行力のある政治。
権力争いでなく、国民の為の政治こそ、
国民が求めている政治だろう。
反対の為の反対で、
国会空転なんて誰も望んでいない。
与党も野党も国民の為にこそ、
政治をしていただきたい。

では…。


 『追悼・つかこうへい』 - 2010/07/13(Tue)

劇作家・演出家のつかこうへいさんが亡くなりました。
僕にとってつかこうへいさんは、
尊敬する演劇人でした。

『熱海殺人事件』

は何度も見に行きました。
戯曲(舞台台本)も沢山読みました。
つかさんの芝居は偏見と差別と闘う芝居でした。
そして、アイドルを使い観客を集め収益を出し、
そのアイドルにとてつもない演技力をつけさせる。
経営者としても素晴らしい手腕を振るいました。
まさに演劇界の風雲児。革命児でした。
世代で言うと演劇界の第2世代。
しかしいつの時代も新しい芝居でした。

僕も劇作家・舞台演出家の端くれです。
(ここ数年休んでいますが…。)
つかさんの凄さはわかります。
つかこうへいは、
まさに怪物でした。
素晴らしい劇作家・舞台演出家を、
演劇界は亡くしました。
演劇界にとって大きな損失です。

つかこうへいさんの功績は永遠に語り継がれるでしょう。

つかこうへいさんのご冥福をお祈りします。

つかこうへいと同じ時代を生きられたことに感謝。

では…。

〜追伸〜
エフエムとおかまちのフリーペーパー
”FANCLUB78.3 ”
が発行されました。
15ページの『風景Photoスケッチ』は、
FANCLUB78.3井口編集長のアイデアで、

『音声の文章スケッチを、写真と文章にしてみよう。』

と言うことで、
いわゆるフォトエッセイです。
写真撮影と文章は僕が書いています。
ぜひ、ご覧ください。


 『介護職員の厳しい現実』 - 2010/07/15(Thu)

なかなか疲れがとれないことに、
歳を感じている佐藤です。

さて、JRを始め全国の鉄道各社では、
乗客による職員への暴力が増加しているらしい。
全国の病院でも患者による職員への暴力が、
増加していると言う。深刻な問題です。

『客だから…。患者だから…。刃向かうことはないだろう。』

暴力を振るう人達には、
そんな意識が透けて見える。
それは卑怯者の考えだと思う。
刃向かえないことを知っていて暴力を振るう。
暴力だけではない。
逆らえない立場を利用して、
セクハラやパワハラをする。
これは卑劣で卑怯です。
まぁ、暴力、セクハラ、パワハラは、
立場など関係なく卑劣で卑怯なのですが…。

それは鉄道や病院だけではないのです。
表には出てきませんが、
老人介護の世界でも沢山あります。
時々報道されるのが
”介護員による入所者への暴力”
しかし介護の現場では、
介護員の暴力の数百倍も、
入所者による介護員への暴力やセクハラが、
行われることがあります。
叩かれる。引っかかれる。噛みつかれる。唾を吐かれる。暴言を言われる。
女性介護員は胸を触られたり、お尻を触られたり、押し倒されたりすることさえあります。
女性介護員ばかりでなく、
男性介護員もセクハラや暴言暴力の対象になります。
それは日常的と言えるくらい頻繁に起こっているのです。
これが実際に介護現場で3年間僕が体験し、
見てきた現実なのです。
顔にアザができるほど殴られた女性職員もいました。
こんな話はなかなか表には出ません。
隠ぺいしているのではないのです。

”献身的姿勢を貫く事が介護の基本”

と信じて介護職員は働くからです。

しかし、介護職員が直面する現実は、
他にも厳しいものがあります。
それは"収入"と"腰痛"です。

まず、収入ですが・・・。
本当に少ない。
夜勤をやらなければやっていけません。
介護施設をご覧になったことのある方なら、
40代以上の男性介護員が圧倒的に少ないことにお気づきでしょう。
志があって、やる気があって、
技術や入所者に対する優しさ思いやりがあっても、
家族を養い。子供が学校へ行く頃になると、
収入が足りなくなり、転職せざるをえなくなる。

そして、腰痛も深刻な問題です。
介護員の本当に多くが腰痛に苦しんでいます。
※僕が勤めていた施設では7割くらいの職員が腰痛でした。
しかし、この腰痛が労災に認められたケースは、
たぶんないでしょう。
どんなに腰が痛くても・・・。

『介護技術が無いからだ。』

とか・・・。

『弁当と腰痛は自分持ち。』

などと言われてしまう。
腰痛で辞めていく優秀な職員がどれほどいることか・・・。

収入の安さは問題となり、
政府も様々な手立てをたてています。
でも、まだまだ少ない。
しかし、その反面、
入所者にる介護員への暴言と暴力は、
介護現場だけの責任とされている。

こう言った問題も、
もっともっと真剣に現場も行政も政治も一体となって、
お天道様の下で論議し、解決していかなければならないと僕は思う。
そうでなければ、
介護員ばかりでなく施設に入所されているお年寄りも不幸になる。

皆が老後を活き活きと暮らせる世の中とは、
こう言った表に出てこない問題を解決することから始まるのだと思う。

では・・・。



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