『ラジオパーソナリティー』 |
2007/11/04(Sun) 日曜朝と、夜にも会社に来て仕事をしている佐藤です。 そんでもって夜の仕事終わりにブログを更新しております。 ラジオパーソナリティーと言う仕事は、 本当に面白い仕事です。 『面白い』と書くと、 なんだかただ面白可笑しく日々過ごしているようですが、 そんなことはありません。 僕達の日常はとてもハードですし、 勤務時間だけで働いているわけでもありません。 残業もほとんど毎日あります。 休日だって、取材やら雑務やらで終わってしまうこともしばしばです。 例えば、今日なんてその良い例です。 今日は休日ですが、 午前中『Let's Go演歌』の編集をして、 一旦帰って所要を済ませ、 また夜スタジオで仕事をしています。 ちなみに、来週の日曜は夕方から会議の予定が入っています。 私生活では辛い事も沢山あります。 僕個人で言えば、 辛い事は本当に沢山あるのです。 しかし・・・。 マイクの前に座って話し始めたら、 心も顔も笑顔になります。 声は正直ですから、 心と顔が笑顔でなければ、 声も楽しいトーンにならないのです。 では、放送している時に無理して笑っているのでしょうか? そうではありません。 マイクの前では、日常でどんなに苦しく辛い事があっても、 楽しく話せるのです。 それがプロのラジオパーソナリティーです。 でも、本当の理由は・・・。 それは聴いてくれている人がいるからなのです。 毎週、毎週、僕達の放送を楽しみに待っていてくれる人達がいる。 これが、僕達ラジオパーソナリティーのエネルギーです。 エフエムとおかまちのアナウンサーは、 職場体験に来た子供達に毎回この質問され、 答えられずに困ってしまいます。 その質問とは、 『放送している時に辛い事は何ですか?』 この質問に、ウチのアナウンサーは誰一人答えられません。 プライベートや、放送以外の業務では、辛い事は沢山あります。 しかし、いざ放送となると楽しいのです。 勿論、楽しいだけで放送しているわけではありませんが、 それでも、放送している本人が楽しいと思って放送していなかったら、 そんな番組は、誰が聴いてもツマラナイでしょう。 だから答えられないのです。 だって、ラジオで話すことは、多くの人達との出会いですから。 僕の日常は、本当に平凡で、面白いものではありません。 むしろ苦しく、辛い事ばかりです。 でも、週に一度、スタンド・バイ・ユーで皆さんと会える事が、 僕のエネルギーであり、僕の支えでもあるのです。 それがラジオパーソナリティーの姿だったりします。 佐藤広樹
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