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 ロッキー・ザ・ファイナル - 2007/04/24(Tue)

昨日は、上越市まで行き、
映画「ロッキー・ザ・ファイナル」を観て来ました。
十日町市でも、29日かな?(記憶がハッキリせずすもません)
上映会が開かれるようで、観ていただきたいと思います。

第1作の「ロッキー」は、素晴らしい映画でした。
主人公のロッキー・バルボアはもとより、
エイドリアン、エイドリアンのダメ兄貴ポーリー、
老トレーナー・ミッキー、世界チャンピオン・アポロ・・・。
その他の総ての登場人物にそれぞれの物語があり、
アメリカン・ドリームと、群像劇の両方を絶妙バランスで描いていたと思います。
その群像劇としての見事さは、僕が書く舞台の台本にも影響を与えてもらいました。

さて、「ロッキー・ザ・ファイナル」ですが、
映画史に残る「ロッキー・シリーズ」の最終回として、観ておくべきだと思います。
ただ、過剰な期待をして観る事は薦めません。
映画としては、ロッキーの最終回の位置付けの映画ですからね。
でも、やはり勇気づけられることは間違いないです。
ロッキーは息子ロバートに
「人生は前に進む事が大切なんだ。」
と語るシーンがあります。
そして、その言葉通り、ロッキーは過去に囚われている自分の人生を、
自分の力で前へ推し進めようとします。
その姿は、やはり見る者に勇気を与えてくれます。

そして、僕の個人的な考えですが・・・。
ロッキーは、この「ロッキー・ザ・ファイナル」で、
次の作品に繋がったように思います。
今回の登場人物のロッキーの息子ロバートと、
リトル・マリーの息子ステップス。
この2人を中心に、10年後くらいに「新しいロッキー・シリーズ」が作られる気がしています。
そんなストーリーでした。
さてさて、僕のこの予想は当たるでしょうか?
10年後をお楽しみに!!
とにもかくにも、
映画の歴史の1ページを刻む
「ロッキー・シリーズ」の最終回を、
観ておくことをお薦めします。

今週の土曜日からは、ブラッド・ピット、役所広司、菊地凛子主演の
話題作「バベル」がいよいよ公開です。
映画ファンにとっては、本当に嬉しい春ですね。


 尾崎豊 - 2007/04/25(Wed)

今日は、尾崎豊の命日でした。
1992年4月25日・・・。
尾崎は、26歳の若さで逝きました。
尾崎豊は、僕より1歳年上でした。
生きていれば、今年42歳。
僕は42歳の尾崎の歌が、心から聴きたかった。
それがとても残念です。

尾崎は、僕らの世代の代表者です。
彼の歌に刻まれたのは、
僕らの世代の叫びそのものでした。
イジメ、登校拒否(現在の不登校)、校内暴力、自殺・・・。
今の子供達の抱える問題の総ては、
僕らの十代に発生し問題となったものでした。
その意味で僕は、
ニュースを賑わす子供達の問題を見るたびに、
責任を感ずにはいられません。

僕の当時の仲間も、
先生を殴ったヤツもいたし、
自殺したヤツもいた。
家出をするヤツ。
登校拒否をするヤツ・・・。
僕も含め、
僕の仲間達は皆問題だられけでした。
そんな仲間も僕と一部を除き、
皆結婚をして落ち着きました。

そんな僕達の心を捕らえたのが、尾崎豊でした。
尾崎の歌は、僕達そのものでした。

今となっては、そんな青春の欠片が、
曲として残っているのは、幸せなことです。
そんな世代はなかなかないですからね。

ラジオのDJとなり、
そんな尾崎豊の曲をラジオのON AIRにのせることができのは、
これもまた幸せなことです。
エフエム上越さんで、
ボランティアDJとして5年間自分の番組を放送していた時代も、
毎年この時期は、尾崎豊の特集をやってきましたし、
今年も特集できました。
今、いろいろなことに苦しむ若者達に聴いてほしいからです。
もがき苦しみ、傷つきながら生きた尾崎豊の曲の中に、
もがき苦しみ、生きている今の子供達の問題に、
何か答えがあるかもしれないから・・・。

僕は、尾崎豊と同じ時代を生きられたことを、
心から誇りに思います。

尾崎豊よ、永遠なれ・・・。


※尾崎豊さんに関しては、同世代の多くの人々が"尾崎豊は仲間"と言う意識があると思われ、僕自身もそう思っているので、あえて敬称を省略させていただきました。


 番組準備は? - 2007/04/26(Thu)

今日も早番で、満10スマイルのサポートをしている佐藤です。
番組のサポートと言っても、
基本的にはその番組は、
その番組の担当アナが1人で準備して、
1人で放送するので、
リクエスト曲を用意したり、電話対応くらいが、
サポートスタッフの仕事なのですが・・・。
それでも、サポートが事務所にいるのと、いないのでは、
放送していても安心感が違います。
放送中に突発的に何か起こった時など、
(例えば地震やその他の災害など)
対応する時には、
やはりサポートの人間がいないと、動けませんからね。

さてさて、皆さんが興味がある事の一つに、

「番組の準備はどうやっているのか?」

と言うのがあると思います。
これは、番組の放送曜日や、
各担当アナウンサーによってマチマチです。
平日の前半(月〜水)に番組のあるアナは、
放送の前の週の木・金までに
翌週の月・火放送分くらいのだいたいの取材を済ませます。
水曜日の放送分に関しては、
放送週の月・火で、取材しているようです。

木・金の担当アナは、
前の週から取材することもありますが、
だいたいは、放送週の月〜水で取材は済ませるようです。

話は前後しますが、
取材対象者やイベントは勿論、
取材の前には決めてアポを自分で取り、
自分で取材スケジュールを決めるのです。

取材が済んだら録音した素材の編集。
そして、その他の情報を、
新聞やネットなどから探し出します。

そして、番組の放送開始1時間前〜2時間前くらいに準備をはじめ、
(放送資料の整理や準備、放送するリクエストの音楽素材準備、原稿下読みなど)
本番に臨みます。

では、土曜日の僕が担当する番組「スタンド・バイ・ユー」はどうしているかと言うと、
ご存知の方も多いとは思いますが、
僕は平日エフエムとおかまちの営業マンをしています。
とても、普段取材に行く時間も、
番組の準備をする時間もありません。
そこで・・・。
「はらぺこレスQ隊」は、
出演していただく、蕪木さん、登坂さんの協力を得て、
平日の仕事終了後の夜7時30分くらいに、
ご自宅を訪問させていただき、
2週間に1度収録させてもらっています。

「キキトクお天気話し」は、
やはり出演の池田気象予報士の協力のもと、
月に1度、土曜日の番組終了後にスタジオ収録させていただいています。

これは、本当にありがたいことで、
僕の仕事を理解して協力してもらっている
蕪木さん、登坂さん、池田気象予報士には感謝しています。

そして、あと残りの番組準備は、
総て放送当日の朝6時に出勤してから、
番組放送開始の8時までの2時間で仕込みをしています。
と、言うことで、この2時間。
僕は戦闘状態に突入します。

まずは、放送素材の確認をして、
スタジオに機材のセッティングをします。
僕の場合、個人所有のサンプリングマシーンや、
他の音響機材などを放送で使う為、
その機材をミキサーに繋ぎ、
音量のチェックをするのです。
その日読むニュースを選び、
オープニングの1曲目はこだわって選曲しているので、
その日の天気や、自分自身の気分に合う曲を選び、
「ぶらサタ」コーナーで放送する近隣情報を選び、
「毎週土曜は防災の日」コーナーで読む内容を決め、
「キキトク」コーナーで話す内容を決め、
「お!ススメ」コーナーのお薦めの内容を、
いくつかの候補から最終決定します。
そして各原稿の下読み。
最後に、番組で使う音素材を、プレーヤーにセット。

そして、全部のチェックが終わるのが、
本番の5分〜30秒前。
その間にトイレに行き、
(残り30秒では、トイレには行けませんが・・・。)
マイクの前に座ります。
ここでやっと、オープニングで何を話すかを決めます。
そして、午前8時がやってくると、
番組のテーマ曲ロキシー・ミュージックの「モア・ザン・ディス」が流れ、
スタンド・バイ・ユーが始まるのです。
ここからは、皆さんからいただいたメッセージで、
番組が成り立っていきます。

これが、番組準備なのです。
特に、スタンド・バイ・ユーに関しては、
朝6時〜8時の2時間。
佐藤はスタジオと事務所とトイレを行き来しつつ、
バタバタと準備しているんだなぁ〜と想像していてください。

では、2日後4月28日朝8時に、
スタンド・バイ・ユーでお会いしましょう。


 ラジオの前で会いましょう。 - 2007/04/28(Sat)

今週は小さな良い事がいくつかありました。
嬉しい事が重なった1週間でした。
そして、やはり嫌な事もあった1週間でもありました。
いろいろと乗り越えて、今日もマイクの前に辿り着きました。

今日も3時間30分がアッ!!!!!っと言う間に終わってしまって、
ちょっと寂しい佐藤です。

僕はラジオが大好きです。
ラジオで喋るのも好きですが、
ラジオを聴くのも大好きです。

よく僕の事を音楽に詳しいと勘違いをしている人も多いようで、
車とか、自宅とかで沢山音楽を聴いているのだろうと思われがちですが、
実は、車の中や自宅では、ほとんど音楽を聴きません。
自宅にいる時は、テレビがDVDで映画を観ていますし、
車の中ではほとんどラジオです。

眠れない夜は、枕元のラジオをタイマーをセットして聴きながら寝ます。
それくらい僕の生活にラジオは欠かせません。

そんな大好きなラジオ。
マイクの前で皆さんに話す事ができるのは、
僕にとって本当に幸せなことなのです。

僕はこんなふうに考えて毎週放送しています。

「ラジオは温かな家族のような存在でありたい。落ち込んだ時、何か忘れたい事があった時・・・。僕の放送を聴いて、一瞬でも良いから、嫌な事を忘れてもらえたら・・・。まるで、家族と夕食の一時を過すような安心感が、僕の放送にあれば良い。」

これが、僕の放送に対する想いです。

もし、そんな放送ができたなら、
それがこの仕事に就いた意味なのかもしれません。

また一週間、僕は営業マンに戻り、
世間の荒波に向かって来ます。
そして、来週の土曜日午前8時には、
またマイクの前に戻って来ます。

ヨン様ではないですが、
リスナーは僕の大切な家族。
一週間後、皆さんもいろいろな事を乗り越えてラジオの前に集まってください。
またラジオで会いましょう!

来週もHAPPY TUNEヨロシク!!



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