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 『天地人ウォーク・後編その@』 - 2008/09/19(Fri)

このところ、
天地人ウォークに参加された方から、
お電話やFAX、メールをいただいております。
本当にありがたいことです。
どの参加者からのメッセージも、

『楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。』

と言う言葉が綴られています。
本当に恐縮です。
この場を借りて・・・。

『こちらこそ、ありがとうございます。』

です。

中でも南魚沼から参加された女性は、

『普段両親の介護で疲れてたので、参加して松代の素晴らしい風景と、エフエムとおかまちのスタッフの参加者への心遣いに感動しました。気分を新たに介護を頑張れます。』

と言うような内容が書かれていました。
エフエムとおかまちのイベントに参加することで、
誰かの心が少しでも明るくなったのなら、
それが一番の喜びです。


さて、後編です。
犬伏集会場を出た天地人ウォーク一行は、
すぐに松之山街道に入りました。
ここから、山頂の犬伏城址までは、
森の中をずっと登っていきます。
松苧神社よりは道も広く急勾配ではないのですが、
ダラダラと続く坂道は、
それなりにキツイコースです。
出発してすぐに、
お1人の参加者が足の痛みを訴えました。
すぐにトランシーバーで僕に連絡が入り、
犬伏集落で待機している早見アナに連絡。
早見アナと竹内君がすぐに救護に来てくれて、
参加者を下山させてくれました。
その後、遅れて参加された参加者1名が、
やはり疲労の為に歩く事ができなくなり、
トランシーバーで僕に連絡があり、
これ以上は危険と判断させていただき、
ボランティアとして参加してくれた春川さん(歩こう会)に付き添われ下山しました。
やはり下で早見アナに車で昼飯を食べる割烹・松苧さんに搬送してもらいました。
(その後、この参加者のお2人は回復し、お蕎麦を食べてクイズ大会にも参加してもらいました。)

しばらく歩くと、
犬伏城址入り口に到着。
ここで、
越後まつだい歩こう会の松山会長から、
犬伏城についての基礎知識を講義いただく。

そして、またしばらく登った所に、
逆ルートから下山して来たスタッフの井口君と、
高橋看護師に待機してもらいました。
ここで、一端休憩をしました。
ここでの休憩は、絶対に必要と考えました。
山道を歩きなれた人なら良いでしょうが、
素人さんには、この辺りが限界です。
そして、もし具合が悪くなる人がいるとしたら、
やはりこのポイントだとも考えたのです。
それは、素人トレッキング野朗の僕の率直な意見なのです。
つまり、僕が始めて1人で登った時に、
体力の限界を一番感じたのが、
この辺りだったのです。
そして、この場所に看護師さんに待機してもらうことを、
ネッツこと、根津しのぶさん他、
ウチの女性スタッフが本当に考えてくれたのです。
どの場所に看護師さんに待機してもらうかは、
正直、いざと言う時の対応の速度にも関わる問題です。
会議で一番論議したのが、
この場所の休憩と、看護師さんの待機でした。
幸い、誰1人具合の悪くなる人はいず、
再出発することができました。

そこからしばらく登ると、
犬伏城址(山頂)に到着しました。
昨日夕方に運んで置いたペットボトルのお茶とスポーツドリンクを、
スタッフが参加者に配りました。
幸い天気予報はハズレ晴天。
時よりそよ風も吹き、
眺めは最高!!
本当に心地良い山頂でした。
松山会長の説明を聞きながら、
参加者の皆さんは、
風景を眺めたりしておられました。

ここから、山の尾根の細い急な道を通って、
松之山街道の頂上を目指します。
上り坂もかなりゆったりとして、
参加者の皆さんにも笑顔が増えてきました。
途中、花立と言う場所で、
僕が参加者の皆さんに、
向こうの山の頂上にある松苧神社を説明。
さっき登った松苧神社が遠く向かいの山の頂上にあることに、
皆さん一応に感慨深そうでした。

そしていよいよ松之山街道の頂上に到着。
ここには電力会社の大きな送電線の鉄塔が立っています。
そして眺めも最高!!
遠くの山々や松代の町並みも、
まるで箱庭のように小さく見えます。
そして、僕達が前日苦労して上げた、
工事用のトイレもちゃっとありました。
このトイレからの眺めは最高で、
僕はこのトイレを僕は

『天空のトイレ』

と名付けました。

そして、後は下るだけ、
参加者の皆さんもゆったりとした下りは、
ウォーキングを楽しんでくださっているようでした。
しかし、この時点で時間は1時間20分押し・・・。
僕は冗談を言って皆さんを笑わせてはいましたが、
本当は内心かなり焦っていました。
しかし、急がせると危険度が増すのが山なのです。
参加者の皆さんには、ゆっくり歩くようにお願いしました。

そして、いよいよこの旅の終着地点の菅刈集落へ到着。
バスに乗り込み、犬伏の割烹・松苧さんに行きました。
当初の予定通り女性に先に店内に入ってもらい、
2階の宴会場で着替えていただきました。
その後、男性も入り、
エフエム上越さんに次回天地人ウォークの宣伝をしてもらっている間に、
僕と越後まつだい歩こう会の皆さんで、
甲冑を着て武者に変身!!
この甲冑は松代支所さん所蔵の甲冑で、
冬のイベント"越後まつだい冬の陣"の時に使用する甲冑なのです。
しかし、この甲冑を着ると暑いこと暑いこと・・・。
クーラーの効いている部屋でも、
汗がしたたり落ちます。

そしてクイズ大会。
前夜徹夜で考えたクイズ50問も、
時間の関係で20問しか出題できませんでした。残念・・・。
しかし、豪華賞品を用意していたので、
皆さん喜んでくださったようです。

と、後編もここまでで時間が来てしまいました。
これから取材があるので、
この後の"後編そのA"はまた後日・・・。

引っ張るなぁ・・・。
では、続きをお楽しみに!!





 『天地人ウォーク・後編そのA』 - 2008/09/20(Sat)

さぁ〜て、1週間続いた天地人ウォークのレポートも、
今日で最後です。

天地人ウォーク開催中に活躍したのが、
手前味噌ですが、ウチの女性スタッフ、
早見アナ、佐々木アナ、高野アナ、富田アナ、根津リポーターです。
彼女達は、登山をしながら参加者の状態をチェックしたり、
隊列の管理をしながら、
番組の収録も機材を持ってやってくれていました。
今回収録した番組は、
まだいつ放送するかを決めていませんが、
年内には1時間編集をして放送する予定です。
十日町市だけでなく、上越市、南魚沼市でも放送予定なのです。
もちろん、エフエム雪国さんの南魚沼版天知人ウォーク、
エフエム上越さんの上越版天地人ウォークも、
エフエムとおかまちで放送予定です。
お楽しみに!!

さて、天地人ウォークも、
松代の割烹・松苧さんでお昼を食べて、
クイズ大会をして終了となりました。
しかし、このお昼にお蕎麦を食べていただくのにも、
エフエムとおかまちでは、
あるアイディアがありました。
そして、割烹・松苧さんの努力があったのです。
皆さんもご存知の通り、
蕎麦は茹でたてが一番美味しい・・・。
時間が経ってしまうと、固まってしまい美味しさも半減・・・。
と言う事は、82名に茹でたてお蕎麦を食べてもらうのが、
一番美味しいお昼食なのです。
そして、参加者の皆さんは、
山歩きをしてお腹はペコペコ・・・。
でも、82食一気にゆだるのは不可能・・・。
最初の人から最後82人目まで、
松苧さんの説明では、
40分〜50分ほど時間がかかる・・・。
困った・・・。
で、思いついたのが、
オニギリを2個出してもらい、
そのオニギリを食べてもらいながら、
しかもクイズ大会をして、
時間を繋ぐ作戦でした。
でも実際は、
松苧さんが頑張ってくださって、
20分程度で全員に蕎麦が行き渡ったようでした。
参加者の皆さんからも、

『松苧の蕎麦は美味しかった。』

と、本当に好評でした。

さてさて、
参加者の皆さんがほくほく線まつだい駅からお帰りになってから、
女性スタッフと竹内君は、
エフエムとおかまちへ行き、
片付け作業をやってくれました。
結局、片付けが終わったのは、
午後5時30分くらいだったそうです。

そして、僕と井口君は、
松之山街道頂上に軽トラックごと設置した工事用トイレと、
犬伏城址に置いて来た、
缶ジュースの空き缶を回収しに、
会社の軽自動車で、
松之山街道頂上へ行きました。
頂上へ辿り着くと、
夕日が松代の町並みと、山々を優しく包み込んでいました。
井口君が気を遣ってくれて、

『佐藤さん、トイレと一緒に写真を撮りましょう。』

と言ってくれて、
苦労してここまで上げたトイレの横で僕は、
写真を一枚撮ってもらいました。
夕日に照らされた僕と天空のトイレ・・・。
数時間前の参加者の皆さんの笑い声は、もはや無く・・・。
静かに秋の虫が鳴いて、
さわやかな秋の風が僕と天空のトイレを包んでいました・・・。
あぁ〜トイレとロマンチックな時間を過ごす、
42歳独身のオッサン・・・。

そんな馬鹿話しはさておき、
松之山街道頂上から、
今度は井口君と2人、
空き缶回収に、再度犬伏城址へ登頂することにしました。
夕日の中、2人で犬伏城址へ辿り着くと、
そこには1人のバックパックを背負った男性がいました。
歳は30代半ばに見えるその男性は、
山頂のベンチに座り、
夕日を眺めていました。
話しをするとその男性は、
プロのカメラマンで、
仕事で天地人関係の場所を訪ねては写真を撮影しているとのことでした。
仕事で登った安塚の直峰城で、
犬伏城はあっち・・・。みたいな表示を見つけ、
ここまで辿り着いたとのことでした。
余ったペットボトルのお茶を彼に1本あげて、
僕と井口君は、下山を始めました。

松之山街道の頂上まで来ると、
井口君が会社の車、
僕がトイレを乗せた軽トラックを運転し、
汚れたトラックを洗う為に、
旧十日町市内の井口君の家まで行き、
お世話になった軽トラックを洗いました。
そのまま、軽トラックとトイレをレンタル店に返却しに行き、
会社に着いたのは、午後6時30分頃でした。

僕自身、今年の7月までは、
山歩きなどしたこともなく、
体力的な自信もなかったのですが、
それでもコースの下見や、コースの草刈りで、
合計10回以上このコースを含めた様々なコースを歩き、
今や、一日山歩きをしても、
最初の頃のような筋肉痛も出なくなるほど体力がつきましたが、
さすがに82名を動かすとなると、
本当に神経が疲れました。
あの日は、家に帰ってビールを飲み、
夕飯を食べた直後に居間で倒れて寝ていました。

それでも、参加したみなさんの笑顔や、
その後いただいた感想や感謝の言葉で、

『やって良かったなぁ。』

と心から思えました。
参加してくださった皆さんや、
お手伝いいただいた皆さん、
そしてウチの素敵なスタッフ達から本当にエネルギーをいただきました。

また来年、天地人ウォークはやる予定です。
来年また天地人ウォークで皆さんに会える事を楽しみにしています。

ちなみに、11月2日の越後まつだい歩こう会さん主催の、
松之山街道のウォークイベントには、
衆議院選挙と、十日町市の防災訓練の予定が外れて、
スケジュールが空いたら、参加したいと思っていますし、
10月13日のエフエム上越さんの天地人ウォークには、
佐藤広樹は参加します。

これで天地人ウォークに関するレポートは終わりです。

では・・・。





 『20世紀少年』 - 2008/09/23(Tue)

この土日雨が降り、

『天地人ウォークが今週じゃなくて良かった。』

と、心の底から思っている佐藤です。


さて、このところ佐藤は漫画『20世紀少年』にハマッています。
映画を観て面白かったので、
井口君に漫画本を借りて読み始めました。
これがなかなか面白いのです。
ウチの妹や井口君からは、

『話しが難しくて、1回読んだだけだけとわかりずらい。』

と言われたのですが、
"過去、現在、未来"が交錯する物語構成は、
小演劇の世界ではよくある手法で、
僕にとっては、とても演劇的で、
わかりやすかったです。
きっと、映画(前編)を先に観たせいもあるのでしょう。
漫画の中では、
T・REXを始め、70年代のROCKが沢山出てきます。
それも馴染みやすかった要因だと思います。
あと、主人公のケンヂ達は、
僕より3歳か4歳くらい上だと思うのですが、
なんとなく彼らの子供の頃のことはわかり、
それも理解し易かった要因だと思います。
僕が漫画にハマルのは久々で、
たまには漫画も面白いと思っています。

『世界制服を目論む悪と闘う!!』

このテーマは、ウルトラマンや仮面ライダーを始め、
ヒーローモノのテーマとして、
ある意味『今更どーよ・・・』的にテーマですが、
その『今更どーよ』のテーマを、
20世紀少年の登場人物達が『今更どーよ』とか『なんだよそれ』
と思いながら闘いに巻き込まれていく過程が、
とても新しいのでした。

漫画だけに突飛な部分もありますが、
まだ読んでいない方にはオススメです。

まぁ、もう連載が終わってから何年も経つので、

『佐藤、遅いよ』

と言う人もいるとは思いますが、
42歳ともなると、
なかなか漫画に手が伸びないのです。
そう言う意味では、
昨日、自民党総裁となった麻生太郎さんは、
週に何冊も読んでいるらしい。
とても凄いことですね。

では・・・。




 『王選手はヒーロー』 - 2008/09/25(Thu)

昨夜、福岡ソフトバンクホークスの王監督が、
Yahoo!domeでの今シーズン最終試合を終え、
地元福岡のファンに別れの挨拶をしました。
僕らが子供の頃、
ジャイアンツの長嶋選手と王選手はスーパーヒーローでした。
特に僕は王選手が大好きで、
王選手がホームランの世界新記録756号を打った時の興奮は、
今でも忘れられません。
そんな王監督…。
いや、あえて王選手と言わせていただきますが、
王選手、50年間と言う長い間、
僕達ファンに夢を見せてくれてありがとうございました。
ユニフォームは脱がれますが、
これからも王選手の生き方で、
僕らファンに人生を教えてください。
僕らは何処までも王選手についていきます。
本当にありがとうございました。



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