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 『記者として2』

2011/02/09(Wed)

とにかくドタバタしている佐藤です。

トオカマチ☆ウェッブORADOKOの取材で、
様々な現場に行きます。
皆さんは新聞記者やテレビの取材記者に、
会ったことはありますか?
会った方の記者への印象は、

『物腰は柔かだが、押しが強く、個性的で、何処か胡散臭い』

といったところではないでしょうか!?
テレビドラマに出てくるような、
一見何を考えているかわからない、
胡散臭い新聞記者…。
そんな記者も実際にいます。
しかし、取材をしていく上で、

『物腰は柔かだが、押しが強く、個性的で、何処か胡散臭い』

と言うのは必要なことなのです。
ある意味、取材する上でのテクニックなのです。
僕の知っている新潟県内の記者の皆さんは、
皆、非常に個性的です。
最初はあまりに個性的過ぎて、
かなり戸惑いました。
ある意味"胡散臭い人"が多い。
(知り合いの記者の皆さん、ごめんなさい)
しかし、こうでなければ、
緊迫した現場での取材はできないのです。

緊迫した現場では、
冷静な行動が要求されます。
取材記者自身が危険に曝されることもあるので、
冷静かつ迅速に行動することが大切です。
冷静で迅速に行動するには、
どの人に話しを聞けば良いかを、
現場で判断し取材をする必要があるのです。
取材対象となる人物は、
様々な人がいます。
時には警察官や関係者が対象となる人物に、
記者が近づくことを、
制止する場面もあるのです。
こういった場面では、
警察官や関係者の制止を振り切るなんてことはしません。
そんなことをすれば現場は混乱し、
取材できなくなるどころか、
危険を増すばかりです。
かと言って、
まともに警察官や関係者と話しても、
警察官も関係者の方も職務ですから、
職務に忠実に行動します。
そこで『物腰は柔かだが、押しが強く、個性的で、何処か胡散臭い』が役立つのです。
物腰柔らかく近づき、
かと言って引く気配はなく。
何処か胡散臭い感じで、
取材の趣旨や目的を明確に話す。
大抵はこの交渉で取材はOKになります。
"胡散臭い"は、取材記者のテクニックなのです。
最近の記者・佐藤広樹は、
取材現場ではかなり胡散臭いです。

ちなみに誤解のないように書いておきますが、
新聞・テレビの記者すべてが胡散臭いわけではありません。
あしからず…。

では…。


佐藤広樹



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